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本命は、ホッコーブレーヴ
前走は、後方2番手から追走して、残り1000mから少しずつ動いて行って、直線でスペースのできた最内をついて3着まで持ってきた。
一頓挫あった後のレースで、順調さを欠いていたので軽視したが、文句なしの走り。
テン速く、中盤3Fだけで少し緩んだだけで、残り1000から11.8-11.7-11.7-11.6-11.8のロングスパート勝負。
レースレベルはかなり高いと評価しています。
中山でも走れるが、東京・京都の軽い馬場の方がいい馬で、ここは順調に調整されてのレース。
この条件も、去年3着で、枠も内に入り、文句なし。
騎手は、幸騎手に替わりましたが、一度騎乗があり、とりあえずある程度前に出して行く騎手なので、崩れる可能性は上がる代わりに、頭の可能性は上がると思います。
有力馬が、外枠に入ったことでかなり面白くなった。
対抗は、ウインバリアシオン
前走は内枠だったので無理せず5番手が取れて、そこでじっとして追走。
3角から進出して、直線で外に出すと、外からスピードに乗っていた、アドマイヤデウスに差を広げられたが、スピードに乗ってからは差を広げられずに2着。
休み明けで、ここに向けての叩きで、福永騎手のテン乗りだったことを考えると文句なしの内容。
距離延長は歓迎、福永騎手は2回目の騎乗で、外枠ではあるが過去2年も11番、12番なので大きなマイナスではない。
アドマイヤデウスは強いが、58kgの経験と前走からの上昇度を考えて、こちらを上に。
単穴は、アドマイヤデウス
前走は、3角を外から進出して、直線に入ってもそのままの勢いで突き抜けて完勝。
この馬の良さは、ラスト1F相手が止まるところを粘って差を広げる持続力。
若葉Sも、瞬発力とトップスピードもある程度あるが、ラスト1Fで差を広げながらゴールしているような内容で勝っている。
この馬の適正を活かす少し早めの仕掛けで、岩田騎手はこの馬を手の内に入れている。
ただ前走本命で狙ったように、相手の脚が止まりにくい京都より急坂のある中山・阪神向きと考えているので、少し評価を下げました。
4番手は、サウンズオブアース
後方追走から、4角で一度馬群の間を通ろうとしたが、外のステラウインドがかぶせてきて進路がなくなったので、ステラウインドが前に抜けてから、外に切り替えて差してきて4着。
完全に仕掛け遅れで、仕掛け遅れたからあの脚が使えたとも取れるが、最後の脚はかなり良かった。
理想は、菊花賞のように内でじっとする競馬だったが、この枠なら中団やや後ろから、外を回しで差してくる競馬になると思うので、勝ち切るには展開の助けがほしいところ。
早めに内に入れられるようなことができれば、頭の期待は上がる。
5番手は、ラブリーデイ
前走は、重い馬場に全く対応できずに6着。
その前の2戦は、完全に本格化したことを感じさせる走りで、時計が出ていた中山、軽い京都での高速決着。
得意の軽い馬場でも2400〜2500mは案外ではあるが、本格化する前。
適正がない条件での凡走で人気が落ちで、この人気(8番人気)であれば、本格化前の走りに目をつぶって押さえてもいいかと考ええて押さえで。
キズナは、適性的には、日本ダービーのラスト200mまでは周りとほとんど変わりないが、ラスト200m過ぎてから一気に差を縮めて差し切ってしまう走りから、瞬発力はそこそこで、トップスピードになってからの持続力がこの馬の良さで、最後に相手が減速しだした所で一気に差を詰めるタイプ。
※ここで言う瞬発力は上がりが速いことではなく、トップスピードに入るまでの速さ。
ダービーを勝っているので軽い馬場がダメではないのですが、後方から高速馬場で早めに外から進出する必要があり、3~4角でかなりのロスが出てきます。
また早く動かないとオルフェーヴルのように、後方から外回していい脚使っても前まで届かなくなります。
ディープインパクトのように早めに動いて4角先頭のような競馬をするほど、抜けて強い馬ではないので、去年に続いていい脚で追い込むも届かずを想定。
ゴールドシップの消し理由は、先に書いたので、下にあります。
枠的には、最内枠だと最後方に下がるしかない。
逃げを狙っても、ネオブラックダイヤ、スズカデヴィアスが出してくると、スタート出たとしてもハナは無理なので、馬群の中から追走する最悪のパターンになる可能性が高い。
<予想>
◎6ホッコーブレーヴ
○16ウインバリアシオン
▲17アドマイヤデウス
△15サウンズオブアース
☆10ラブリーデイ
<買い目>
馬連BOX(3点)
6,16,17
3連単フォーメーション(36点)
6,16,17→6,10,15,16,17→6,10,15,16,17
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評価が決まっている馬から。
ゴールドシップ
■ 前走
阪神大賞典(G2)
8枠7番 1番人気1着
12.7-10.5-11.5-12.5-13.2-12.9-13.0-13.6-12.9-12.6-12.2-12.4-12.0-11.7-12.2
スタートは出たが、行き脚がつかないので押して中団やや後ろから追走。
スズカデヴィアス、メイショウカドマツの逃げ争いで、速いペースで前半入り、中盤でペースが緩んで馬群が凝縮されて行き、向正面で少し位置を上げて、外の3番手まで上がります。
その位置で一旦抑えて、4角から仕掛けて行って、直線で先頭に立ったが、外から追いかけてきたデニムアンドルビーに少し迫られます。
でも、急坂に入ると再び差を広げて1.1/4馬身差で勝利。
1000m手前で位置を上げて、一度抑えて、再び4角から仕掛けるのは、乗り方としては危険な乗り方だったが、最後は持続力で押し切った。
位置を上げていった時に、そのまま先頭に出てしまったほうが、緩急がつかないレースになってもっと差を広げて勝っていたはず。
重い馬場・長距離・速いペースとすべての条件が揃っていた勝って当然のレース。
過去2年凡走していますが、適正通りの結果と言えます。
4着以下に負けているのは、ダービー5着、天皇賞・秋5着・7着、京都大賞典5着、ジャパンカップ15着、軽い馬場の京都・東京。あとは、凱旋門賞と2走前のAJCC。
何度も書いていますが、この馬は軽い馬場が苦手。
理由は簡単で、瞬発力がないので後方から早めに動いてスピードに乗らせて長くいい脚を使って勝つ馬なので、早めに動くところの残り1000~600mのラップが軽い馬場だと11.5~11.0秒になるので、それを外から捲るにはかなり速い脚を使わないと無理でその脚がゴールドシップは使えません。
これが重い馬場だと12.0秒ぐらいになるので早めに動いて前に行くことが可能になり、いいパフォーマンスを出せます。
※中山は重い馬場ですが、馬場改修の効果でパンパンの良馬場では時計が出るようになっているので、スローも加わりAJCCは、中山でもダメでした。
また、凡走理由に騎手が上げられていますが、走れる馬場であればしっかり結果が出ているので、騎手は関係ないと考えています。
これをカバーするのは前に行くことですが、これも諸刃の剣で馬群の中に入ってしまうと早く動くことができなくなるので、周りと同じタイミングで仕掛けると瞬発力ないので加速したところで置かれてしまいます。
そもそも前に行くのは、行き脚がつかないので難しく、多少前に行けたとしても、18頭では外枠だと最初のコーナーまで短いので前に行けないし、内枠だと包まれてしまいどちらにしても厳しいです。
軽い馬場で勝つには残り600m地点で好位の外にいないと難しく、菊花賞のようにハイペースで流れてくれないとそれはできません。
現時点の天気予報からは、雨は振りそうになく、先週の高速馬場は継続される可能性が高く、ゴールドシップにはかなり厳しい条件になりそうです。
狙うのは、次走予定の開催最終日で、時期的に雨の振りやすく、時計のかかる馬場になる宝塚記念(本命予定)。
中山も馬場改修の影響で、好走するのに天気の助けが必要になり、難しくなっているから、全力で狙えるGⅠは、阪神コースの宝塚記念しかないと考えています。 05/03 11:03
nige
予想歴22年 回収率110% | 過去好走馬のローテ・血統、馬の得意な馬場・条件、陣営の勝負度など、そのレースで一番当たりそうなものを選択して予想しています。 総拍手獲得数:4183 | |
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