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★傾向分析★
2010年 タイム 1'58"5 (良) 1FAve=11.85 3FAve=35.55
テン34.5-中盤48.0(3F換算36.00)-上がり36.0 『前傾・一貫』
1着マイネルスターリー・・・スターオブコジーン×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔11-c〕 4-2
2着ジャミール・・・ステイゴールド×Sadler's Wells=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔3-d〕 8-8
3着ドリームサンデー・・・タイキシャトル×ブライアンズタイム=ヘイロー×ロベルト 〔7-e〕 2-1
2011年 タイム 2'00"3 (良) 1FAve=12.03 3FAve=36.09
テン34.7-中盤49.7(3F換算37.28)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着キングトップガン・・・マヤノトップガン×マルゼンスキー=ロベルト×ニジンスキー 〔12〕 9-8
2着マヤノライジン・・・マヤノトップガン×Danzig=ロベルト×ダンチヒ 〔2〕 4-2
3着アクシオン・・・サンデーサイレンス×Dixieland Band=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔13-c〕 11-12
2012年 タイム 2’00”4 (良) 1FAve=12.04 3FAve=36.12
テン34.9-中盤49.0(3F換算36.75)-上がり36.5 『前傾・中弛み』
1着トランスワープ・・・ファルブラヴ×リアルシャダイ=ノーザンダンサー×ロベルト 〔8-f〕 7-8
2着イケトップガン・・・マヤノトップガン×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1〕 12-9
3着ミッキーパンプキン・・・ダンスインザダーク×Alzao=サンデーサイレンス×リファール 〔8-h〕 2-1
2013年 タイム 1’58”6 (良) 1FAve=11.86 3FAve=35.58
テン34.9-中盤48.0(3F換算36.00)-上がり35.7 『前傾・一貫』
1着トウケイヘイロー・・・ゴールドヘイロー×ミルジョージ=サンデーサイレンス×ネヴァーベンド 〔9-f〕 1-1
2着アンコイルド・・・Giant’s Causeway×Alzao=ストームバード×リファール 〔4-n〕 2-2
3着アスカクリチャン・・・スターリングローズ×ダイナレター=ミスプロ×ノーザンテースト 〔3-n〕 12-6
2014年 タイム 2’00”1 (良) 1FAve=12.01 3FAve=36.03
テン35.8-中盤47.5(3F換算35.63)-上がり36.8 『前傾・一貫』
1着ラブイズブーシェ・・・マンハッタンカフェ×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔1-l〕 11-3
2着ダークシャドウ・・・ダンスインザダーク×Private Account=サンデーサイレンス×ダマスカス 〔A4〕 7-7
3着ステラウインド・・・ゼンノロブロイ×スピニングワールド=サンデーサイレンス×ヌレイエフ 〔4-m〕 7-7
流れは、テンが速く上がりのかかる傾向になりやすく『前傾』になりやすいと考える。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
しかし、小回りローカルコースなので直線が短く基本前が有利ということもあり、「ローカルコースの鉄則」が当てはまり、先行・差しが中心。特に4コーナー2番手以内に位置した馬が、毎年1頭は好走することが多く、逃げ馬の見極めがポイントと思われる。
血統の傾向は、ニジンスキー系・ダンチヒ系・ノーザンダンサー系・ロベルト系・グレイソヴリン系などから欧州スタミナ型が強い傾向。これらの血統は、凱旋門賞でも好走の多い系統。そのため函館芝コースはスタミナがいる馬場と考える。
特にマヤノトップガン産駒は好走が多く(=09年2着・11年2着マヤノライジン、11年1着キングトップガン、12年2着イケトップガンなど)、ロベルト系×レッドゴッド系配合と欧州型の要素が強い配合からも、裏付けになると考える。
牝系の傾向としては、No.〔2〕〔3〕〔4〕〔7〕〔8〕の牝系の好走馬が多いです。これらの牝系は、本来東京コースなどの直線の長いコース向きのはずなのだが、好走している事実から位置取りと分枝記号に着目しようと思います。位置取りは皆先行タイプで、流れが持続型になりやすいことからロングスパートとなることで好走するのでは?と考えます。ただ位置取りが後ろ過ぎると小回りコースの外を通らされることになるので届かずという結果になると考える。
また分枝記号で好走が多いのが、分枝記号f。分枝記号fは休み明けを苦にしないが、叩いて一変も少なく、間隔を詰めて出走したときに好走が多いのが特徴(=特に中一週のローテーションは特注)。この特性が巴賞→函館記念につながるものと考えます。
ステップの傾向は、前走巴賞組の好走が多いです。惨敗でも激走することも多く、巴賞の内容をよく考える必要あり。
またエリモハリアーはそのうち過去3年で連続好走(05年1着・06年1着・07年1着、08年は僅差の4着)していて、函館巧者は要注意。その上で函館芝2000mのコース実績があればなお良いと思います。老馬の法則から考えて着順は良くて前年と同じで、落とす傾向になるのではないかと考えます。
★予想★
函館記念のポイントは、
①『前傾』になりやすく、「ローカルコースの鉄則」が活きやすく、基本前で展開する内枠の馬に注意。
②4コーナー2番手以内の逃げ馬の好走が多く、逃げ馬を中心に据えるべし。
③欧州型スタミナ型血統中心。特に凱旋門賞好走血統。ニジンスキー系・トニービン系は特注、リボー系要注意。基本的にトニービン重賞。
④函館巧者は特注、2000m巧者に要注意。特に夏のローカル重賞好走歴のある季節労働馬にも注目。
⑤巴賞からのステップ馬は注目。巻き返しが可能なタイプは、巴賞を後方から外を回して届かずのタイプ。位置取りショックが期待できるなら狙うべし。先行していたタイプは連続好走が可能なタイプかを吟味すること。特に高齢馬の連続好走は多くない(=函館記念は4・5歳馬が強い傾向もあり)。
⑥近走好調な重賞好走馬(=目黒記念や鳴尾記念好走馬)にも注目。
◎デウスウルト・・・キングカメハメハ×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔4-c〕
前走新潟大賞典13着(=新潟芝2000m:0.6秒差)。函館芝コースは初で、芝2000m戦は(1-1-1-2)。近2走は凡走しているが、その前は重賞でも好走していた馬で今回ハンデ55kgも恵まれたと思うし、GⅢ戦なら能力上位と考えて、好走に期待して評価する。前々で立ち回ることもできる馬にて、先行しての好走に期待する。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
○エアソミュール・・・ジャングルポケット×サンデーサイレンス=グレイソヴリン×サンデーサイレンス 〔4-r〕
前走鳴尾記念4着(=阪神芝2000m:0.5秒差)。函館芝コースは(1-0-0-2)、芝2000m戦は(2-0-2-8)。近走重賞で崩れず好走している馬で、6歳にして本格化モードの馬。先行出来る馬だし、血統的にも洋芝が合う馬と思うので、好走に期待して評価する。
ジャングルポケット産駒はグレイソヴリン系で、小回りコースが得意なタイプと広いコースで末脚を繰り出すタイプとがいる。本馬は京都芝コースで好走が多いが、阪神芝コースや函館芝コースでも好走していて、本質は小回りの持続型タイプと思うが、速い上がりも繰り出せるので広いコースで末脚を活かすことも可能なタイプ。緩い流れで瞬発力勝負より、持続した流れでスタミナを活かす方が強さを発揮しやすい。ジャングルポケット産駒は菊花賞でも好走しているし、スタミナの豊富な馬が多くステイヤータイプも輩出する。母父サンデーサイレンスは、前走の勢いをそのまま活かして好走することの多い特性がある。瞬発力を武器に上がり特化のレースで強く、勢いのあるときには重賞挑戦はプラス要因。
No.〔4〕の牝系は、3歳春から力をつけてクラシックで好走するような成長力もあるが、さらに3歳秋から古馬にかけて成長力が著しい。またスタミナを活かしての好走が得意。分枝記号rは、あらゆる条件を平均的にこなすタイプ。様々な経験が活きやすいタイプでもある。
▲マイネルミラノ・・・ステイゴールド×Polish Precedent=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔4-c〕
前走巴賞1着(=函館芝1800m)。函館芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(3-0-1-4)。巴賞好走馬は函館記念では苦戦しやすいが、前走は逃げて圧勝した馬でもあり、展開的にも今回も好走は十分あると考えて、好走に期待して評価する。大外枠の分は割引。
ステイゴールド産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系。ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。母父Polish Precedentはダンチヒ系で、力任せに短距離を走る産駒も出るが、基本は晩成の芝向き中長距離血統。短距離で頭打ちとなった馬が中距離を使ってきたときこそ注意が必要。1800mや2200mといった半端な距離も得意。パンパンの馬場よりも時計のかかる馬場に向き、ダートはこなす程度。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
△ラブイズブーシェ・・・マンハッタンカフェ×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔1-l〕
前走福島民報杯12着(=福島芝2000m:1.6秒差)。函館芝コースは(3-0-1-1)、芝2000m戦は(5-4-2-7)。14年函館記念1着馬でもあり、近走2桁着順続きで凡走中の馬だが、コース巧者としてリピーターとしての好走に期待して評価する。夏に好走が多い馬でもあるし、今回約3ヶ月半の休み明けだが、休み明けは(0-1-2-0)と好走が多い馬でもあるし、好走に期待して評価する。
マンハッタンカフェ産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で、前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。母父メジロマックイーンは晩成型の成長力があり、古馬で本格化するステイヤー血統だが、2歳~3歳時にも第1次の成長段階がある。叩き良化型で、中長距離での好走が多い。古馬での成長能力にも期待できる。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号lは、クラシックで特注の記号で、能力が高くトップクラスのポテンシャルを秘めていて、成長力も豊富。 07/19 00:43
軍神マルス
予想歴17年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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