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★傾向分析★
2014年 タイム1’51”0 (良) 1FAve=12.33 3FAve=37.00
テン37.5-中盤37.0-上がり36.5 『加速』
1着ホッコータルマエ・・・キングカメハメハ×Cherokee Run=キングマンボ×レッドゴッド 〔9-e〕 2ー2
2着ナムラビクター・・・ゼンノロブロイ×エンドスウィープ=サンデーサイレンス×フォーティナイナー 〔7-c〕 4ー4
3着ローマンレジェンド・・・スペシャルウィーク×Awesome Again=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔20〕 2ー2
14年から阪神D1800m→中京D1800mへとコースが変わり、JCD→チャンピオンズCと名称も変更になったレース。
中京D1800mでの開催ということで、コースの傾向をまとめてみました。
コース形態は、スタンド前の直線から発走して、グルッと1周してくるコース形態。急坂の途中あたりからスタートし、坂を上った後は、向正面までほぼ平坦で、そこから緩い坂をちょっと上り、向正面半ばから4コーナーにかけて下ってくるコース。
このコースは東海Sで使用しているが、13年・14年・15年の結果は、下記の通り。
2013年 タイム 1’51”0 (良) 1FAve=12.33 3FAve=37.00
テン36.0-中盤36.8-上がり38.2 『前傾』
1着グレープブランデー・・・マンハッタンカフェ×ジャッジアンジェルーチ=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔3-n〕 8-7
2着ナムラタイタン・・・サウスヴィグラス×Afleet=フォーティナイナー×ミスプロ 〔1-e〕 2-2
3着ホッコータルマエ・・・キングカメハメハ×Cherokee Run=キングマンボ×レッドゴッド 〔9-e〕 5-4
2014年 タイム 1’50”4 (良) 1FAve=12.27 3FAve=36.80
テン36.2-中盤36.3-上がり37.9 『前傾・ハイレベル』
1着ニホンピロアワーズ・・・ホワイトマズル×アドマイヤベガ=リファール×サンデーサイレンス 〔22-d〕 4-4
2着グランドシチー・・・キングカメハメハ×ブライアンズタイム=キングマンボ×ロベルト 〔12〕 9-6
3着マイネルバイカ・・・ロージズインメイ×フォーティナイナー=ヘイロー×フォーティナイナー 〔4-p〕 8-9
2015年 タイム 1’50”9 (良) 1FAve=12.32 3FAve=36.97
テン36.8-中盤36.7-上がり37.5 『前傾・一貫』
1着コパノリッキー・・・ゴールドアリュール×ティンバーカントリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-o〕 2-1
2着グランドシチー・・・キングカメハメハ×ブライアンズタイム=キングマンボ×ロベルト 〔12〕 10ー8
3着インカンテーション・・・シニスターミニスター×Machiavellian=エーピーインディ×ミスプロ 〔22-a〕 14ー13
テンは36秒台前半、中盤も締まった流れで、上りは37秒前後と『前傾』になりやすいコース形態と思われる。
『前傾』の流れだと展開的には、
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
しかし、13年・14年・15年の東海Sの結果をみると、好走している馬は4コーナーで10番手よりも前に位置した馬が多い。追込馬は割り引く必要があると思われる。また逃げ粘った馬も少なく、逃げも割引が必要と思われ、先行・差しが中心とみるべきと考える。
血統の傾向としては、中京D1800mの種牡馬ランキング上位は、1位シンボリクリスエス、2位マンハッタンカフェ、3位クロフネ、4位スペシャルウィーク、5位キングカメハメハ、6位フジキセキ、7位アグネスタキオン、8位スズカマンボ、9位ブライアンズタイム、10位ゴールドアリュール。
スタミナが問われるコースのようで、ロベルト系やスタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多い傾向。
またキングカメハメハ産駒は好走は多いが、2・3着が多い傾向。
★予想★
◎ホッコータルマエ・・・キングカメハメハ×Cherokee Run=キングマンボ×レッドゴッド 〔9-e〕
前走JBC3着(=大井D2000m:0.6秒差)。中京Dコースは(1-0-1-1)、D1800m戦は(4-1-5-2)。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父Cherokee Runはレッドゴッド系で、仕上がりが早く早熟傾向ではあるが、成長力もあり活躍期間は長い。ダートの短距離が狙い目だが、折り合いさえつけば中距離もこなす。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなる。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すしたが、と復活が難しく、調子のピークが短い。
◯コパノリッキー・・・ゴールドアリュール×ティンバーカントリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-o〕
前走JBC1着(=大井D2000m)。中京Dコースは(1-0-0-1)、D1800m戦は(3-0-1-3)。
ゴールドアリュール産駒はサンデーサイレンス系で、芝なみのハイペースで飛ばしてもバテず、スピード化の進むダートに向く“芝も走れるダート血統”。ダートで人気の場合の信頼性も高く、軸馬としても安定している。どちらかといえば叩き良化型で、淀みないペースに向き、パワーとスタミナに富む。弱点は小刻みなギアチェンジが苦手なこと。母父ティンバーカントリーはミスプロ系で、軽いスピードのウッドマン系だが、パワーとスタミナを備えたステイヤーを多く輩出するタイプ。早めに先頭に立っての押し切りや、3~4コーナーからのマクる競馬を得意としていて、コーナーが4つある中山、阪神、ローカル小回りコースが合う。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号oは、時計のかかる馬場や上がりのかかる展開で能力を発揮するが、急坂に弱い。シーズンオフも得意。
▲ノンコノユメ・・・トワイニング×アグネスタキオン=フォーティナイナー×サンデーサイレンス 〔6-a〕
前走武蔵野S1着(=東京D1600m)。中京Dコースは初で、D1800m戦は(1-1-0-1)。
トワイニング産駒はフォーティナイナー系で、短距離から中距離まで幅広くこなし、東京D1600mも得意コースの一つで、中央、新潟で勝ち鞍を稼ぐ一方、小回りローカルは差し・追込の不発が目立つ。1000万までなら、昇級の壁を感じさせない。軽いスピードを活かせる、ほどよい湿り具合の馬場は買い。母父アグネスタキオンは、スピード型サンデーサイレンス系で、前走0.5秒差以内で5着以内だと好走しやすい特性を持ち、サンデーサイレンスの瞬発力を最も活かしやすい。基本的に人気馬や好調馬を素直に評価すべき順張り血統。高速馬場や瞬発力が得意で、スタミナ豊富とは言えないが芝2200mや2500mの重賞成績も悪くなく、華やかで完成の高いクラシック型。
No.〔6〕の牝系は、直線の長いコース向きで、ハイペースの消耗戦に強い牝系。厳冬期や真夏などシーズンオフに強い特性をもつ。成長能力は早い時期から走るのだが、詰め甘にて人気を背負うと脆い傾向がある。3歳クラシックでは脇役の方が良い仕事をし、古馬になり本格化する。分枝記号aは、気性的には素直な産駒が多いが父親よりはスケールが小さくなる傾向。
△ダノンリバティ・・・キングカメハメハ×エリシオ=キングマンボ×ノーザンダンサー 〔4-d〕
前走みやこS6着(=京都D1800m:0.6秒差)。中京Dコースは初で、D1800m戦は(1-1-0-1)。
キングカメハメハ産駒はキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。母父エリシオはノーザンダンサー系で、2~3歳の早い時期に好走する仕上がりの早い馬もいるが、総じて本格化するなら古馬で、中距離以上で活躍するスタミナを秘めている。芝は軽い馬場のスピード勝負より、時計のかかる馬場での消耗戦で能力を発揮する。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。 12/06 14:16
軍神マルス
予想歴17年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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