先週の阪神ＪＦはメジャーエンブレムが優勝。
２番手から勝負所で早くも先頭に立ちそのまま押し切り危なげない勝利となった。
メジャーエンブレムは体力的な完成度が非常に高い馬で、この馬が体力ゴリ押し戦法で勝利したという事はスタミナ色の強い馬場であった公算が高い。
私はキレ重視でヤマを張りアットザシーサイドに注目していたが、最後追い込んでは来たものの、キレ味が削がれていた印象も持った。

この事から、今回はレース適性を体力寄りにシフトさせて予想を立ててみたい。
体力的補完が見込める距離短縮ステップや、体力を伝えるような血統背景に注目だ。

◎⑥ユウチェンジ
距離短縮馬。
頭数が増えた２戦目に初勝利。
格上げ初戦の野路菊Ｓでも好走。
更に、寄られる不利を受けたアイビーＳで更にパフォーマンスアップ。
状況が厳しくなってパフォーマンスしている点は、集中力の高さの裏付けになるだろう。
今回はチャンピオン戦で更なるきびしい戦いとなる。
持ち前の集中力が存分に生かされる事に期待したい。
キタサンブラックやブレイブスマッシュなど、ちょっと馴染みのないサンデー系の血が密かに活躍し出している事からも、スウィフトカレント産駒のこの馬にも注目してみたい。

○⑮リオンディーズ
距離短縮ステップ。
母シーザリオ自身体力豊富なオークス馬だが、その体力は兄エピファネイアにも見事に受け継がれているように、この馬にも体力供給がされている公算は高い。
京都内回りコースを大外枠を克服して人気に応えているように、良い内容の競馬も見せている。

▲⑬シャドウアプローチ
父ジャングルポケットは豊富な体力を供給するタイプの種牡馬で、産駒は距離延長などの体力が問われるステップでパフォーマンスアップする傾向が強い。
体力色の強いレースになり、ジャングルポケット産駒本来の適性を発揮される事に期待。

△⑦イモータル
気の良いタイプだが、体力も豊富なタイプ。
前走脚を余して惜しい競馬になっている事からも、気持ち仕掛けを早めて体力寄りの競馬をしてくる可能性も高い。
積極性のある内容の競馬に期待。

エアスピネルはマイル２連勝も、高速馬場だった秋の阪神、京都での超どスロー競馬となったデイリー杯と、軽さの問われる条件下でのもの。
タフさの問われる馬場になり、レースそのものもタフさが求められるようになって、同じパフォーマンスを見せるかには疑問が残る。
『×』とはしないが、取り立てて重い印をつける気持ちにはなれない。
12/20 01:03

夏影 予想歴32年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1263 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円