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★傾向分析★
2004年 タイム 1'58"5 (良) 1FAve=11.85 3FAve=35.55
テン34.5-中盤48.3(3F換算36.23)-上がり35.7 『前傾・中弛み』
1着メイショウカイドウ・・・スキャン×ヒッタイトグローリー=ミスプロ×ハビタット 〔1〕 3-2
2着メイショウバトラー・・・メイショウホムラ×ダイナガリバー=ネヴァーベンド×ノーザンテースト 〔12〕 1-1
3着オースミステイヤー・・・ブライアンズタイム×Wild Again=ロベルト×ニアークティック 〔1-x〕 6-5
2005年 タイム 1'58"0 (良) 1FAve=11.80 3FAve=35.40
テン34.3-中盤47.8(3F換算35.85)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着メイショウカイドウ・・・・スキャン×ヒッタイトグローリー=ミスプロ×ハビタット 〔1〕 12-11
2着ワンモアチャッター・・・ペンタイア×パドスール=ノーザンダンサー×ネヴァーベンド 〔19〕 14-13
3着ツルマルヨカニセ・・・ダンスインザダーク×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔2-f〕 8-2
2006年 タイム 1'57"8 (良) 1FAve=11.78 3FAve=35.34
テン34.7-中盤47.8(3F換算35.85)-上がり35.3 『前傾・中弛み』
1着スウィフトカレント・・・サンデーサイレンス×Machiavellian=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔8-d〕 12-8
2着ヴィータローザ・・・サンデーサイレンス×Lyphard=サンデーサイレンス×リファール 〔1-w〕 6-2
3着ニホンピロキース・・・タマモクロス×ニホンピロウイナー=グレイソヴリン×ハビタット 〔7〕 12-8
2007年 タイム 1'58"7 (良) 1FAve=11.87 3FAve=35.61
テン34.9-中盤48.5(3F換算36.38)-上がり35.3 『前傾・中弛み』
1着サンレイジャスパー・・・ミスズシャルダン×Cozzene=グレイソヴリン×グレイソヴリン 〔3-h〕 6-7
2着ニホンピロキース・・・・タマモクロス×ニホンピロウイナー=グレイソヴリン×ハビタット 〔7〕 4-3
3着アラタマサモンズ・・・タバスコキャット×Fappiano=ストームバード×ミスプロ 〔2-d〕 2-2
2008年 タイム 1'57"9 (良) 1FAve=11.79 3FAve=35.37
テン34.8-中盤48.1(3F換算36.08)-上がり35.0 『中弛み』
1着ドリームジャーニー・・・ステイゴールド×メジロマックイーン=サンデーサイレンス×マイバブー 〔8-c〕 12-3
2着ダイシングロウ・・・ダンスインザダーク×ジェイドロバリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1〕 5-1
3着ケンブリッジレーザ・・・タイキシャトル×タマモクロス=ヘイロー×グレイソヴリン 〔5-h〕 15-11
流れは、テン-上がりのラップ差から『前傾』が基本。中盤弛むことが多く、『中弛み』の複合ラップになることが多い傾向。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○
小倉記念も小回りのローカルコースのため「ローカルコースの鉄則」が当てはまるためか、展開的には先行・差しにはきついはずだが好走馬の多くは先行・差しが多い。
血統の傾向は、グレイソヴリン系やネヴァーベンド系の大系統ナスルーラ系の好走が多いように思います。サンデーサイレンス系は、スタミナ型サンデーサイレンス系のステイゴールドやダンスインザダークなどが好走しています。ミスプロ系も好走しているので、『前傾』の流れがダート質な流れに近いことが好走要因と考えます。
牝系の傾向は、No.〔1〕の牝系の好走馬が多い傾向。No.〔1〕の牝系は、クラシックの時期に成長し完成することが多く、古馬は相手との力関係で好走が決まることの多いタイプ。そのNo.〔1〕の牝系は6歳や7歳の高齢馬(=もう成長はないはずなのに)が好走しているので、コースとの相性が良いのでは?と思います。
No.〔8〕の牝系も近年は好走馬が複数出ていて、06年・08年と1'57秒台での決着での好走から高速馬場に強い特性が活きていると思われる。
分枝記号は、なし・d・hが近年好走馬が多い。
分枝記号なしは、産駒ごとに得手・不得手があるものの平均的に能力を発揮する。やや晩成傾向で、好走馬が5歳・6歳での好走が多いことからもこの特性も活きやすいのだと考える。
分枝記号dは、精神面のタフなタイプが多く、遠征・重馬場も苦にしない。前走好走だと勢いに乗じて好走しやすいのも特徴。
分枝記号hは、もまれ弱く基本的には広いコースがベストだが、小回りコースなら外枠か先行策が必要。
またこのレースは、メイショウカイドウやニホンピロキースなどリピーターがよく好走します。特に前述の2頭は母父ハビタット系。ハビタット系はメジャーな血統ではないのに好走馬をだしていることから、相性が良いと考えます。
★予想★
◎シルバーブレイズ・・・タニノギムレット×サンデーサイレンス=ロベルト×サンデーサイレンス 〔8-c〕
前走七夕賞10着(=福島芝2000m:0.7秒差)。タニノギムレット産駒で、タニノギムレットはロベルト系だが母父グレイソヴリン系の影響が強く、本来は広いコースでの好走が多い。小倉記念はグレイソヴリン系の好走も多く、前走福島コースからのコース替わりはプラス要因なはず。母父サンデーサイレンスは前走の勢いに乗じて好走することが多いし、重賞初挑戦などでよく好走する鮮度が好走に重要なポイントとなることが多い。前走は小回りコースを大外に持ち出して届かずだったが反撃可能と考えて期待する。
No.〔8〕の牝系で、時計の速い決着で好走しやすい特性がある。分枝記号cは、高い心肺機能を有し、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負で力を発揮する。
○エーティーボス・・・ナリタトップロード×コマンダーインチーフ=ファイントップ×リファール 〔8-h〕
前走関ヶ原S1着(=中京芝2000m)。ナリタトップロード産駒は、夏に強いディクタス系のステイヤーで叩き良化型。ディクタス系は夏~秋にかけて調子を上げることが多く、サンデーサイレンス系のステイゴールドなども母父ディクタスのためその特性を有している。ディクタス系は小倉コースとも相性が良く、ロングスパートに強い上、格上挑戦での好走も多い。母父コマンダーインチーフは、小回りコースが得意で小倉コース向き。
No.〔8〕の牝系で、シルバーブレイズと一緒に好走することに期待する。分枝記号hは、このレースで好走馬も複数いて相性は良い。外枠・先行と好走しやすい要因はあるので期待する。
▲チョウサンデイ・・・エイシンサンディ×ラストタイクーン=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔14-c〕
前走博多S7着(=小倉芝1800m:0.6秒差)。エイシンサンディ産駒で、サンデーサイレンス系だが地味なキャラクター。淀みない流れや上がりのかかる中距離での好走が多く、捲ってのロングスパートや小回りコースを前で粘りこむ競馬が合う。母父ラストタイクーンは、平坦なローカルコースの淀みない流れで軽ハンデが得意なセニョールグループ。侮ると地味に力をつけて一発をかますので要注意。
No.〔14〕の牝系で、スピードに優れ小回りコースが得意。成長も2歳で好走もするが総じて晩成型が多く、叩き良化型の産駒が多い。分枝記号cなので、高い心肺機能を有し、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負で力を発揮する。
△アンノルーチェ・・・サッカーボーイ×フジキセキ=ファイントップ×サンデーサイレンス 〔14-c〕
前走1000万下九州スポーツ杯1着(=小倉芝1800m)。サッカーボーイ産駒で、夏に強いディクタス系。ロングスパート勝負に強く、ローカルコースでの好走も多い。もちろん格上げ挑戦にも強く、強敵相手に好走しやすい特性にも期待する。小倉コースとは3戦全連対(2-1-0-0)で好相性からも好走に期待する。
No.〔14〕の牝系で分枝記号cは、チョウサンデイと同じ。好走に期待する。 08/02 13:07
軍神マルス
予想歴11年 回収率200% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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