| ◎単勝 13番
1,720円的中 |
(事前記事で日曜は言うほど雨が降らなかった;)
恐らく明日も台風の影響で結構雨が降るだろうと。土曜の段階でもタフな馬場状態にはなっていたが、それでもメインではウムブルフが千切ったとはいえL2で11秒半ばが出ていたし、極悪というところまでは至っていないかな。とはいえ悪化すると思うので、かなりタフな馬場を想定しておきたい。具体的に言うなら59-62ぐらいで2:01.0ぐらい出ればいい方だろうと思う。平均となるにしたって恐らく61-61ぐらいでやっとこさかなと思うし、ペースが読みにくいなあ。
展開だが多分ここでダンツキャンサーがハナを主張する形を取るんじゃないかなと。クイーンSで後ろからではあそこまでなので、距離延長でこの舞台、誰もいないので多分積極策かな。これを見ながらだが無理には行きたくないにせよレッドソロモンやその外からモーリス辺りもある程度ついていく形になるだろうし、内からヌーヴォレコルトはポケットを狙っていくという形になるだろうと。ヤマカツエースの出方が個人的にはカギかなと思っていて、これが逃げないにせよある程度ダンツキャンサー辺りを意識しながら先行策を取ってくると先行勢もそこそこ引き上げていく意識を持つかなと。いずれにせよスローにコントロールしようとしてもスローに持ち込むのは恐らく難しい、後半どれだけ余力を持ったとしても60秒を切るのは難しい馬場になると思っているし、恐らくだが60-61.5ぐらいの感じ、最悪59秒台に入ってくれば3秒近い超ハイバランスになる可能性も高いかなと思う。ハイペースを想定しておくべきだろう。
◎ネオリアリズムはタフな馬場想定ということで2段階評価を押し上げる形にした。枠を見た時嫌だなあとは思ったんだが、ここまで馬場が悪くなると後半勝負に特化はしにくいだろうと。前走の函館記念はちょっと物足りなかったが60-59と絶妙にスローにコントロールされての5Fポテンシャル勝負。3~4角で動くタイミングを逃してしまったし、そこから直線序盤でも進路確保で遅れてしまっていた。L1での弾け方はもうちょっと欲しかったが、後半要素を高いレベルで問われたのもあったと思う。この馬場まで来ると5走前の日高特別の内容は活きてくると思う。59.1-63.1と4秒の超ハイで流れる中で中団馬群の中で我慢しつつ折り合わせる辺りは流石ルメール、少し進路どりが遅れて仕掛けが遅れる致命的な競馬になり、12.0 - 12.4 - 12.4 - 13.0 - 12.6 - 12.7とポテンシャル戦でL1ではマイネグレヴィルの直後、そこからL1半ばからグンと来て突き抜けての完勝と余力を持っていた。恐らく基礎スピードを問われた方が良いのとパワー型、というのを兼備していると思うのでタフな洋芝でペースバランスが上がっても追走で脚を使わされずに前半の振い落しに残りながら、後半ポテンシャルで突っ込んでくるタイプだと思う。堀厩舎2頭出しの人気薄の方、というのも良いし、今回の条件的に見ても前走の負け方、小倉大賞典の内容からも後半本当に良い脚が長くない分だけ前半要素を問われることで持ち味を活かせればと思う。レインボーラインとの比較でちょっと上げ下げした、枠順を見た時はヌーヴォレコルト本命にしようかなと思っていたんだけど、ここまでの馬場なら得意条件だったマイネグレヴィルを1Fだけで楽に差し切ったこの馬から行きたい。ここまでの馬場ならタイトに回ってくれるルメールもいいと思うしね。出来れば内枠が良かったんだけど、それ以外は条件的に完璧に合うと思うしこのメンバー構成ならやれるはず。
〇ヌーヴォレコルトは良馬場、少し渋った程度ならむしろ洋芝でいいかなと思ったんだけど、流石にここまで悪化するとなると要所の反応よりもポテンシャル面をより高く要求されるだろうと。秋華賞では58-59のハイバランスでやれているし、近走はスローからの要所の反応で良さが出てきているとはいえ2000なら基礎スピード的にそこまで苦労はしないと思う。内枠を引けたのも器用なこの馬としてはデメリットは小さい。まあ札幌は器用な馬でも詰まることが多いから難しいけど、それでもこの枠で前目でじわっと自分のリズムで入って行けるというのは良い。ここ2走は物足りないが、結局究極的にはトップスピードの質で勝負するというよりはそこに乗せるまでのギアチェンジの速さが売りだし、大阪杯の場合は物足りないによ案外超高速馬場の3F特化戦が良くなかったかも。前走のQE2世Cは逆にこの馬の良さが出なくてL1ジリジリという感じだったが、馬体重も良いころに比べて二ケタ以上増えていたというのも影響した可能性はあるかもしれない。その点も含めると今回初戦で追い切りもしっかり動けてきているしある程度絞ってここに向かってきそう。エリ女でもマリアライト相手に後ろから要所でいい脚を使いつつもL1でジリッとというのは使える脚の短さの問題だし、ポテンシャル戦となったオールカマーでも強敵ショウナンパンドラはともかくマリアライトやロゴタイプ、ミトラと言った強豪を撃破しているように2000以上の総合力は最上位。極端なTS持続では甘くなる傾向が強いが、バランスが要求されればこの馬の出番だろうと。タフな馬場が合う馬なので総合的に見てこの馬を上位に取りたかった。
▲ハギノハイブリッド
なんでこんなに人気がないんだ?というところから入る。この馬はTS持続戦ではちょっと甘くなる傾向が強くて、ここ3走はその辺が影響しているかなと。それに昨年タフな馬場の2000重賞でペースが上がって台頭してきた。重賞2着時は56kgを背負って58.6-60.5と2秒近いかなりのハイの中で12.0 - 11.9 - 11.8 - 12.1 - 12.1 - 12.6のラップ推移、離れた好位で進めながら3~4角で勝ちに行く形で抜け出したところに勝ち馬に目標にされた。そのうえでL1はもう一度食らいついていて底を見せなかったのは評価したい。それに前半58秒台を時計が掛かる洋芝でやれたというのも大きいし、基礎スピードを問われて良さが出ているのは間違いない。その次走では完敗も直線終始詰まって動けなかったのも大きいし、上位が僅差で団子の状態、スペースがなかった中でなだれ込めていて底は見せていない。休み明けは不安材料も、良い材料がそれ以上に多いし、相手関係を見ても2000でタフな馬場、基礎スピード戦に強い馬ってそこまでいないと思うので。タフな馬場、ハイペースで結果を出してきたということを考えるとさらにその延長線上にあたりそうなここで狙わないと、というところかな。ここまで状況が揃えば狙わないと穴党として後悔する。 08/21 14:35
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