最後に上げた勝ち星は新潟で行われた関屋記念だったマルカシェンク。昨年のマイルＣＳや今年の京都金杯の好走が示す通り、直線の長いコースで終いの決め手が目立っている。

　ただ、これらはギリギリまで脚をためた結果で、持続力という点ではそれほど強調できるものではない。一瞬の決め手を生かせる条件を考えると、直線の長いコースよりは案外小回り向きに映る。ゲートと開幕週の速い時計への対応さえクリアできれば。

　新潟記念で１番人気で敗れたアルコセニョーラも、勝ち時計からコンマ１秒差。昨年優勝時よりもスローに落ち着いた流れも不利で、勝ち馬とは遜色のない内容だった。小回りの芝2000は福島記念、七夕賞の好走からベストに近い条件。坂越えも紫苑Ｓ勝ちから問題ないとみる。

　長欠明けのキャプテントゥーレは前走復帰戦としては上々の滑り出し。マイルよりも2000がベターだが、不安があるとすればペースが落ち着いて正味上がり３ハロンの勝負になった場合。反対に正攻法で押し切る競馬ならアッサリ勝っても。
09/12 10:47

KUROSHIMA 予想歴14年 回収率134％	自身が勝手に師と仰いだ某予想家の影響で、◎は原則として穴馬に置くのがモットー。 予想の軸は、展開と馬場状態、各馬の馬場適性およびコース適性と対戦比較、機動力の有無に重点を置く。もしくは人気馬の弱点を狙い撃ち予想を組み立てる。最後の仕上げは直感と当日の駆引き。　総拍手獲得数：2459 過去のベスト予想 　北九州記念2011 ◎トウカイミステリー○エーシンヴァーゴウ 27拍手 1,400円