| 馬連 8-11番
2,580円的中 |
土曜は想定よりも一段階時計が掛かっていたのかなという感じはある。それと、前残りのイメージもあるけど3~4角は少し外目の馬が良い感じかな。予想としてはその辺を少し意識して入っていきたい。
展開予想だが蛯名のアダムバローズがカギを握る。陣営はリズムよく、ハナには拘らない、というコメントなのだけどひとまずハナを主張しては行くだろう。ただ蛯名自体レースを支配するのは得意でない印象で無意味にペースを下げてくる可能性もある。内からサーベラージュ、イブキといったところもそれなりに先行するだろうが流石に逃げの手は打ちたくないだろう。他に行く可能性があるとすればジュニエーブル、内田のサンティールが積極策をしてくればというところでこの辺はちょっと読みにくいかな。ただひとまず蛯名が逃げる可能性が高い、そうであれば展開に幅を持たせた方が良いだろうということで、アダムバローズでも溜め逃げしちゃえばペースも少し落ち着く可能性が出てくると。ただ馬場が思った以上には重い。この面子でも恐らく平均ペースでも61-60.5ぐらいの感覚にはなるかもしれない。スローに持ち込むとして62で入っても後半59秒台に入れられるかどうかぐらいとみて、2秒程度のスロー~平均ぐらいまで、極端なトップスピード戦にはならないというのが一つ。
◎ガンサリュート
色々な要素がこの馬にとって追い風に働いているなと。まずは馬場が重くなっていたので少なくとも余程ドスローにならない限りトップスピード戦にはならん。まあなったとしても未知数でこなしてくるという可能性はあるけど、個人的にはカデナ戦2着を最大限に評価している以上少し渋って中間少し息が入ってもやれるという点を重視したいし、その点では時計が出ない馬場は良い材料。中間はしがらきにて調整放牧で、ノーザンF生産じゃない馬にしては珍しくという感じ。そして逃げ馬のすぐ外で番手をすぐに確保しながら競馬ができるので出していく必要がないし、そうなれば折り合い面も幾らか楽になるだろうと。この馬はU字の方が合うかもしれないけど、それでも2走前の内容から2000自体はかなり楽しみ。阪神芝外1800m戦で稍重、時計も結構掛かっていた中で48.4-48.3と平均ペースだが12.3 - 12.4 - 12.7 - 12.0 - 11.8 - 11.8と中弛み、息を入れながら仕掛けを待っての3F勝負に近いところでL1の上り坂で手応え以上に踏ん張って3着のゴットルンタを突き放すことができた。まあカデナには食われたんだけど、このゴットルンタが結構ハイレベル戦だったと思っているメリオラ戦での3着馬。その時の2着がスワーヴリチャード、という点で見てもそれを楽にポテンシャル戦で突き放し底を見せなかった。カデナが最終的にどこまで行けるかにもよるけど、京都2歳Sも圧倒的だったわけで現時点ではクラシック有力候補相手にパワー型基礎スピードとポテンシャル戦で強い競馬ができているのは大きい。それと緩めて息を入れながら後半のポテンシャル面を引きだせているわけで距離延長でペースをコントロールしながらという競馬も当然狙いやすいし2000は対応できるはず。小器用な馬という印象だったが、息を入れてのポテンシャル戦で高いパフォーマンスを引き出してきた、前走も悪くないが基礎スピード勝負の要素が強くなると少し落としている感なので距離はもう少しあっても良いぐらいかも。この一戦でどこまでやれるか楽しみ。2000ならスローよりは適度に流れてほしいが、この面子でポテンシャルで底を見せていないというのもあるのでスローからの4F戦ぐらいならこの面子だし対応してくれると思う。コマノインパルスも軸としては良いのでこの2頭で悩んだのはあるが、パフォーマンスも高い、適性面、馬場の面で上積みを狙えそうだと思っているので予想的にはここは思い切る。
〇コマノインパルス
まあレイデオロ比較で、としたときには素直にこの馬が一番。葉牡丹賞では61.0-60.0と1秒程度のややスローで最低限基礎スピードも要求されたという中で後方から進めつつ12.5 - 12.4 - 11.7 - 11.9 - 12.1 - 11.9と3~4角が速いラップを踏んでいるという中で外から勝負に行ってレイデオロより先に動いた。レイデオロはその後ろから少し序盤でもたついたもののL1では差し込まれたという形。ただ3~4角のロスはそれなりには響いている展開ではあるし、そこでロスなく立ち回ってこれも少し馬群を捌くのに手間取ったとはいえ3着のアサギリジョーにL1ほとんど食い込ませていないという点でもポテンシャルで1枚上。また新馬ではドスローから13.6 - 13.4 - 11.6 - 11.1 - 11.4と極端なギアチェンジ戦で内からスッと動いて完勝しているように器用。コーナーで速いラップを問われても動いていけるしレイデオロ比較でちょっと見劣ったがという内容ならここなら素直に信頼して良さそうなところ。本命かどうかで悩んだレベルで、ガンサリュートの期待の方を上に取ったというところかな。読みにくい展開で流れた時の不安も全くなくはないからね。ただまあ軸としては信頼していいタイプだと思うし、コーナーで動いていける、後半要素はトップスピード戦でもポテンシャル戦でもやれるからね。これぐらいのレベルなら勝負になってほしい。
▲メリオラ
この馬はここで一気に評価を下げてしまったなあという感じで予想的にはシメシメ。前走のホープフルSがそんなに悪いか?と言われるとそんなに悪くないと思う。そもそも60.3-61.0と平均ではあるが0.7でほぼややハイ。その中で好位に取り付いていって脚を使ってという競馬で一瞬は反応できていた。ただ多分ペース的に少し早かったかなという感じ。もちろん馬場も新馬戦の場合は高速馬場ではあったので何ともだが、それでもドスローの流れから12.9 - 13.2 - 12.6 - 11.3 - 11.3 - 11.7とL3最速、4角の段階でトップスピードに乗ってという競馬の中で2列目の外目から勝負に行く形でしっかりとL1でゴットルンタを捕えてスワーヴリチャードの強襲を防いでいる。このTS持続は高速馬場ではあったにせよ結構高いレベルにあるとみて良いはずで後半要素はここでも通用すると思う。後は馬場が重い中ポテンシャル戦でもやれるかどうかだが、ジャイアンツコーズウェイの子なわけでエイシンアポロンにしてもアンコイルドにしてもある程度時計が掛かる馬場に対しての適性が高い馬は本来多い。前走は少しオーバーペースだったかなというところだし、それでもベストディール辺りにはL1で食い込まれたけどレースの内容的にもかなり頑張っている。スローで好位外、3~4角でガンサリュートを目標にしながら動いてという競馬なら頭まであっても驚けんかなと。一発期待したい条件。 01/15 15:24
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