レベル３(平均的)＝高松宮記念のサブトライアル重賞だけに本番でも通用するかはまだ未定。
それでも人気馬がキチンと人気に応える結果を出している事から平均並みのレベルはあると評価。

狙い＝メラグラーナ(池添学・戸崎)
チューリップ賞ではなくこちらに乗ってきた戸崎の実力がキチンと発揮出来たのが人気に応えた最大の勝因。
現状のスプリント戦線は混戦模様なだけに鞍上がこのまま騎乗してくれば高松宮記念でも十分期待できるハズ。
不安があるとすればまだ若い調教師である点で、この点を補うには馬主さんの格に期待する所。

危険＝ナックビーナス(杉浦・石川)
ウインムート(加用・松山)たちが飛ばした事で前騎乗者の横山典弘(ブレイブスマッシュ)をマークした競馬が見事にハマった。
接戦となった２～４着が全て内枠馬だった事からも展開と好枠に恵まれた好走と評価できるため、次走は逆に危険と判断出来る。

※戸崎が実力通りに乗った結果。
リスグラシューを降ろされたのでどうなるかと見ていたが、こちらをキチンと乗って結果出したのは幸いだった。
やはり実力のあるジョッキーはやるべき時にキチンと結果が出せると言う良い証拠になった。
惜しかったのはブレイブスマッシュで、横山典弘はほぼ万全な騎乗をしているのだが、僅かに早い仕掛けになった事で後輩たちの差しの的になってしまった。
ただそれでも、自身が騎乗していた２着馬に差された点は技量面での物足りなさを表しているので、やはり縁故力しかない者は不甲斐ないと言う良い証拠と言えるだろう。
『若手に乗り変わった馬に差されるなよ！』と大いにガッカリさせられた。

03/04 16:58　回顧アクセス：3262