| ワイド 2-16番
370円的中 |
【結論】
◎16.アドマイヤミヤビ
〇2.ソウルスターリング
▲3.フローレスマジック
☆7.ディアドラ
△14.リスグラシュー
消13.レーヌミノル
【データ分析】
まずオークスのデータ分析からやっていきます。
(データは過去5年)
まず10番人気以下(0-0-0-44)
これらの無駄な馬を省くため
データから除外した上で話を進めます。
なお
(1着-2着-3着-4着以下)は着別度数、
率=複勝率(3着内率)、
期=期待値(複勝回収率)
を表します。
・前走上がり3位以内かつ
〇当日5番人気以内(4-2-2-4)、率66%、期115。
△当日6番人気以下(0-0-1-6)、率14%、期42。
×前走4角3番手以内(0-0-1-9)、率10%、期56。
→これには1~3番人気馬3頭含まれる(0-0-0-3)
・ノーザンファーム生産馬
〇当日5番人気以内(3-4-3-2)、率83%、期150。
△当日6番人気以下(0-0-1-6)、率14%、期42。
〇前走と同騎手(4-4-4-17)、率41%、期108。
△前走と異騎手(1-1-1-13)、率19%、期40。
△1~4枠(2-0-3-19)、率21%、期75。
〇5~8枠(3-5-2-11)、率48%、期94。
△キャリア7戦以上(0-0-1-9)、率10%、期56。
オークスで求められるのは末脚です。
脚質別の成績を見ると…….
◆脚質上り別集計
--------------------------------------------------------------
脚質上り 着別度数 勝率 連対率 複勝率 単回値 複回値
--------------------------------------------------------------
平地・逃げ 0- 0- 0- 1/ 1 0.0% 0.0% 0.0% 0 0
平地・先行 0- 1- 0- 7/ 8 0.0% 12.5% 12.5% 0 20
平地・中団 3- 2- 5-16/26 11.5% 19.2% 38.5% 173 118
平地・後方 2- 2- 0- 6/10 20.0% 40.0% 40.0% 76 55
--------------------------------------------------------------
このように逃げ・先行馬には苦しい競馬。
さすがに牝馬にとって2400mは長いので
脚を温存するような競馬でないとダメなんですね。
東京2400mは3角手前に坂があるので
かならず中盤が緩むので中団から競馬しても
先行集団と勝手に差が縮まってくれるのも
原因として多いと考えられます。
あとやっぱり末脚が大事なレースなので
前走で上がり3位以内の脚を使っている馬は評価できる。
とくに人気馬に関してはG1などハイレベルレースで
速い上がりを繰り出しているということなので
馬券的にも信頼性は高い。
逆に前走で前向きな経験をした馬は
成績が悪いので軽視したいですね。
さらにノーザンファーム生産馬もいい。
ノーザンファームはJRAの中距離G1に
焦点を当てて強い馬づくりをしているわけです。
理由としては
・賞金が高いから
・直線スピードが求められるレースを勝った馬は、将来種牡馬や繁殖牝馬としての価値が上昇し、ビジネスになるから
なんですが
JRAの中距離G1といえば……
阪神JF、朝日杯FS、桜花賞(←若駒にとっては中距離)、オークス、ダービー、天皇賞秋、エリザベス女王杯、ジャパンカップ
などが挙げられますが、こういったレースに共通するのが
「直線が長い」という事なんです。
こういったレース設定なのでノーザンファームでは
これらのレースを制すために
直線スピードを上げる育成をしている。
だからトップスピードが要求されるレースで
ノーザンファーム生産馬は強いわけです。
実際にこのオークスでも
ノーザンファーム生産馬の人気馬は
好走率・期待値が高い。
あと、重要度は落ちますが
・乗り慣れた騎手が騎乗したほうがいい
・ごちゃつく内枠より外枠有利
・キャリア過多は余力ないので軽視
くらいのデータはおさえておきたいですね。
【血統傾向】
やはり直線スピード比べに強いディープ産駒が
(3-3-3-4)、率70%、期110 と強い。
しかしこんな血統傾向は素人でも分かる。
もっと注目したいのが
「スピード型ノーザンダンサー系」の血です。
スピード型ノーザンダンサー系とは……
・ヌレイエフ系
・ダンチヒ系
・ヴァイスリージェント系
・ストームキャット系
のことを指すんですが
これらの血が母方に入ることで
直線スピードが強化された配合の馬は強い。
好走例を見てみると……
アイスフォーリス(母父クロフネ→ヴァイスリージェント系)
ヴィルシーナ(母母父ヌレイエフ)
ジェンティルドンナ(母の祖父ダンチヒ)
デニムアンドルビー(母母父ヌレイエフ)
エバーブロッサム(母の祖父ダンチヒ)
メイショウマンボ(母父の母父ダンチヒ)
ヌーヴォレコルト(母の祖父ヌレイエフ、祖母の祖父ダンチヒ)
ルージュバック(母父オーサムアゲイン→ヴァイスリージェント系)
ミッキークイーン(母父ゴールドアウェイ→ヌレイエフ系)
これだけ該当馬が好走してるんです。
やはり末脚が求められるレースなので
「スピードの血」は重要になるわけです。
以上の分析をもとに予想していきます。
【根拠】
本命は◎アドマイヤミヤビにしました。
アドマイヤミヤビはマイルを中心に使われ
特にクイーンCは時計的に優秀でしたが
ハーツクライ産駒なので
距離が伸びたほうが良さが出る血統。
母父クロフネはヴァイスリージェント系、
母母父デインヒルはダンチヒ系なので
これらはスピード型ノーザンダンサー系。
父に東京2400mGⅠ血統で
母方はスピードを強化した配合なので
好走血統に100%合致します。
しかも近親にディープインパクトがいる血統。
スケール感も十分あるし
ディープインパクトはこのレースの好走血統なので
牝系もものすごく良いですね。
前走は道悪で出遅れて何もできなかったので
度外視できる。
前々走は上がり最速だったように
瞬発力を備えた馬なので
直線スピードも十分。
ノーザンファーム生産馬だし
前走と同騎手だし
外枠にも入ったという事で
好走ファクターに該当しまくるので本命です。
対抗は〇ソウルスターリング。
あまり速い脚が使えず前々で押し切るタイプなので
好走傾向からはズレる脚質の分、評価は下げました。
それでもチューリップ賞の時計は優秀で
いまだに3着以内は確保しているので
この世代なら能力は現状トップクラス。
なにより血統がいい。
完全な欧州配合なので
距離が延びるのは歓迎。
父フランケルはG1を9勝した怪物で
母もG1を6勝した名馬。
このフランケルはダンチヒの血が入っているため
欧州血統ですがそんなに重くない。
もちろん好走血統にも合いますね。
母父モンズーンは
カイザークローネ×カイザーアドラー4×4
で血統的なスケール大きいし
しかもモンズーンといえば
オークス2着のピュアプリーゼの父でもあるので
やはりオークスで相性良い血統だと思います。
3番手は▲フローレスマジック。
このレースで相性がいいディープ産駒。
母父ストームキャットということで
スピード型ノーザンダンサー系なので
好走血統に合致します。
ノーザンファーム生産馬だし
近親にラキシス、サトノアラジンがいる血統で
直線が長いコースは相性いい血統ですね。
もともと強い馬と戦ってきましたが
前走権利取りの無気力駄乗で
駄馬相手に負けてしまったので
まともな状態なら反撃期待。
4番手が☆ディアドラ。
ハービンジャー産駒は去年初めて
オークスに出たんですが4着。
ダンチヒ系でスピードある血統だし
長距離戦なので適性は合うと思いますが
基本的にハービンジャーは晩成血統なので
なかなか完成度高い産駒は
クラシック出てこないんですよね。
ただディアドラは近走力をつけてきて
桜花賞でも6着と好走、
前走は上がり最速で2着に差をつける完勝。
ちなみに桜花賞でも道悪なので
参考以外かもしれないですが
上がり最速でしたからね。
ノーザンファーム生産馬でもあるので
クラシックで戦える育成はされてきたはず。
矢車章はオークスと間隔が短く不振傾向だし
この馬キャリア過多という不安もあるが
この人気なら連下でおさえたい。
ちなみに血統は
母父スペシャルウィークがブエナビスタと同じ父、
近親には道悪だったとはいえ同時期、同舞台の
G1日本ダービーを制したロジユニヴァースがいる一族。
なので、舞台適性も秘めている。
5番手は△リスグラシュー。
好走血統が入っていないので評価は下げました。
ただ、出遅れた阪神JFでも2着、
道悪の桜花賞でも2着と
どんな条件でも走るあたりが
能力の高さを感じる。
近親にG1馬がいる血統で
大舞台でも大丈夫だし
ノーザンファーム生産馬、
前走と同騎手、外枠と
データ的にも嫌う要素がないので4番手。
ちなみに×レーヌミノルは軽視しました。
ダイワメジャー産駒はパワー型なので
直線スピード要求されるコースは合わないし
長距離よりマイル向きの血統だし
そもそも牝馬クラシックで
ほとんど来ない種牡馬なので
さすがに買えない材料ばかり。
【買い目】
(本線)
単勝 ◎
枠連 1-8
馬連 ◎-▲☆△
ワイド ◎-〇▲☆△
(おさえ)
馬連 〇-▲☆
(ボーナス)
3連単 ◎→〇→▲☆
---------------------------------------- 05/21 02:51
|