知らぬ間に先週の天皇賞の予想が拍手ランキング2位になっていました。

複勝勝負でウォッカが1着になっても良いような予想で配当も大したことがありませんが、拍手を下さった方々、まことにありがとうございます。

気を良くして今週の競馬予想ですが、そんな風に書くと往々にしてダメなもんですが。

明日は1日の馬場状態を確認しながら予想することが出来ませんので、天気で良馬場前提で書いておきます。

このレースは1,2番人気になりそうな6枠2頭が自分自身としては信頼度が低そうだなと感じたことが予想のアプローチとなっています。

まず前走エルムＳを勝ったマチカネニホンバレですが、この馬は斤量57キロ以上を背負うとパフォーマンスが下がるという実績になっています。というわけで、前々走のしらかばＨでは人気ほどの信頼は無いと判断し買わずに前走のエルムＳではこの馬の複勝を買ったという経緯があります。ここは57キロで、前走は56キロで尚且つ内枠からのスローというかなり物理的有利を生かしての勝利ですから、斤量に加えてペースアップするような展開だと馬券圏外の可能性も高いのかなという気はします。

続いてサクセスブロッケンですが、単純に人気馬で59キロというだけでも疑ってかかりたい条件になっています。そしてフェブラリーＳでは同レースにしては超スローというべき展開を前で競馬出来たという有利さが多分に働いての勝利で、恐らくペースアップする展開の方が得意と思われるエスポワールシチーに、恐らくはそこそこに速いペースであったであろう前走はちぎり捨てられてしまっています。というわけでマチカネニホンバレ同様にペースアップすると斤量と合わせて更に苦しい条件になるかもしれません。

次に人気になりそうなテスタマッタですが、この馬は上記2頭に比べると特にマイナス材料は無いように思います。しかしながら、やはり58キロの初斤量というのは疑いたい要素です。斤量の影響で驚異の末脚が不発…という方に鞍上からも過剰に人気になると見込んで疑いたい1頭です。カネヒキリですら3歳の時のこのレースは57キロを背負って、54キロで出走出来たサンライズバッカスに遅れをとったという歴史もあります。

上位3番人気以内になりそうな馬に不安材料が多分にありますので、馬券的は購入したいレースということで本命にしたトランセンドですが、マチカネニホンバレとは逆に前走は大外枠からスローの展開を外外を回る競馬を強いられました。物理的に非常に不利な競馬で着差もちょうどコーナー4つ分を外を回らされた程度で発生しそうな差だったと思います。寧ろハイペースが得意な馬で、そのハイペース経験直後のスローのレースで折り合って崩れなかったというところを評価したいです。今回については短距離から出走してきた馬が内枠に入っていたり、逃げる展開を打つような馬、そして人気馬もソコソコに前に行くタイプが揃っていますので、上がりは前走より掛かる競馬になるのではないかと思います。今回も8枠ですが東京ダート1600mですから、明らかに受けそうな不利は前走より少ないと考えられ、56キロの斤量の時に最高のパフォーマンスを示していますから今回の斤量は全く問題無いでしょう。血統的にもワイルドラッシュ×トニービンで東京ダート1600mというコースがパフォーマンスを下げるような要因にはならないかと思います。新潟で見せたパフォーマンス並みに走ることが出来れば馬券圏内は充分と考えます。

馬券は⑮の複勝を。
11/06 23:47

影虎 予想歴15年 回収率80％	予想スタイルは馬場＞血統≒能力の人気薄重視。馬連を基本に、複勝、ワイドでフォロー。3連単はあまり買わない。結論は当日午後。　総拍手獲得数：800 過去のベスト予想 　中山記念2010 ◎テイエムアンコール○トーセンクラウン 46拍手 18,080円