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【予想】
◎8.エアスピネル
〇17.ヤングマンパワー
▲12.ビューティーオンリー
△11.ブラックスピネル
△14.サトノアラジン
△16.ロゴタイプ
△18.ステファノス
消6.レッドファルクス
消15.イスラボニータ
安田記念は
・斤量負担が大きいG1、
・直線部分が長く前半ラップが速くなりやすいコース
から例年ペースが厳しくなってスタミナが問われます。
だから牝馬は
一般にキレに優れるので(0-0-0-8)と来ない。
過去5年の血統傾向を見ると……
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馬名S 種牡馬 父タイプ名
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ロゴタイプ ローエングリン サドラー系
モーリス スクリーンヒーロー ロベルト系
フィエロ ディープインパクト ディープ系
モーリス スクリーンヒーロー ロベルト系
ヴァンセンヌ ディープインパクト ディープ系
クラレント ダンスインザダーク サンデー系
ジャスタウェイ ハーツクライ サンデー系
グランプリボス サクラバクシンオー Pギフト系
ショウナンマイティ マンハッタンカフェ サンデー系
ロードカナロア キングカメハメハ キングマンボ系
ショウナンマイティ マンハッタンカフェ サンデー系
ダノンシャーク ディープインパクト ディープ系
ストロングリターン シンボリクリスエス ロベルト系
グランプリボス サクラバクシンオー Pギフト系
コスモセンサー キングカメハメハ キングマンボ系
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このように、瞬発力を武器とする
父サンデー系は相性が悪く、
5年馬券になった馬のべ15頭中、
半分以上の8頭が父非サンデー系だった。
また、東京マイルを得意とする
フジキセキ産駒は過去20年で
(0-0-0-10)と全然来ない。
このレースだけは非常に相性が悪いことからも、
このレースのスタミナの必要性が分かると思います。
また、過去5年で牝馬を除いても
×馬体重480kg未満(0-0-1-19)
〇馬体重480kg以上(5-5-4-40)
このように
馬体重が軽い=キレに優れるタイプ
にとっては相性が非常に悪く
馬体重が重い=筋力ある=負荷に強くタフさある
が活躍するレースなんです。
このような特殊レースなので
開幕週あたりの軽馬場で
瞬発力勝負で勝ってきたような馬は
安田記念で問われる適性と
真逆の適性で勝ってきた危険な人気馬
になる事が多い。
実際に
×前走重賞1着馬(2-0-0-12)
このように前哨戦は
安田記念と直結しない。
やはり前走の勝ち馬よりも
血統などから
スタミナや持続力といった
適性ある馬を買うべきでしょう。
以上の考察をもとに予想します。
本命は◎エアスピネル。
キンカメ産駒なので
好走血統である父非サンデー系に該当。
母エアメサイアといえば秋華賞を勝利。
秋華賞は小回りコースなので
瞬発力より持続力が問われます。
よって、持続力が必要な
このレースに合う血統だと考えられる。
母母父ノーザンテーストも
古い血統で総合力高いので良い。
実際にこの馬、
神戸新聞杯→ケツから競馬して差せず
京都金杯→ブラックスピネルに詰め寄られる
東京新聞杯→超スローで瞬発力負け
マイラーズC→スローの瞬発力負け
このように、総合力高い持続力タイプにとって
全く合わない展開で負けたりしているわけです。
それでも善戦しているという事は相当
高い能力を備えているのではないでしょうか。
そもそも3歳時はサトノダイヤモンド相手に
接戦してきたわけですしね。
能力も高いし適性合うなら
本命に選ぶ馬としてふさわしい。
対抗は〇ヤングマンパワー。
父デインヒルは
スピード持続力に優れる血統。
ゆえに瞬発力戦ではなく
流れた場合は適性合う。
同じく父デインヒルの系統の
▲ビューティーオンリーが3番手。
あとは父非サンデー系から
△ブラックスピネル
△ロゴタイプ
の2頭。
△ブラックスピネルは
父タニノギムレットは
ロベルト系つまり非サンデー系なので
好走血統に合致します。
父タニノギムレットといえば
ウオッカやスマイルジャックが
このレースを制しているし
母父アグネスデジタルは
このレースを制したから
総じて安田記念に相性がいい血統。
△ロゴタイプは去年本命にした馬。
父サドラー系つまり非サンデー系なので
好走血統に合致します。
近親にパドトロワがいる血統なので
能力の衰えも心配しなくていい。
ただし去年は展開に恵まれたため
今年もうまくいく保証はないし
去年的中したので
去年より人気しているなら妙味少ない。
よって押さえまで。
父サンデー系で買うのは2頭。
サンデー系で買うとしたら
追走力があり持続力型の馬。
△サトノアラジンは
マイル以下で好走歴多数のため
追走力は十分に満たしている。
ディープ産駒ですが
母父ストームキャットの米国血統なので
持続力に優れた配合。
近走負けているものの
瞬発力が問われるレースや
前走は伸びない内を通ったので度外視。
去年のダービー卿CTは
稍重馬場を考慮すれば
時計的にレベルが高いレースだったし
道悪不得意血統ながら4着なら
かなり高評価できる。
ペースが流れて
この馬向きのレースになればチャンス。
あとはもしも
スローペースになったときに備えて
トップスピードに最も優れた
△ステファノス
をおさえ。
マイルでの追走に対応できるか未知数の
アンビシャスよりは
マイル好走歴あるステファノスの方が
無難な選択かなと思いました。
×レッドファルクスは
父スウェプトオーヴァーボードなので
かなりスピードに優れたスプリント血統。
マイルG1では底力不足ですね。
要らないでしょう。
前走も超スローの競馬で
1400mのスタミナすら要らないレース。
前走はまったく再現性がなく
前走重賞勝利馬は期待値低い。
×イスラボニータも
父フジキセキなので
瞬発力に優れる馬。
このレースでフジキセキ産駒は不振なように
適性合わないと思います。
前走重賞勝利馬も期待値低い。
しかも前走は
前後半の差が大きい瞬発力戦。
しかも外を回ったエアスピネルと比べて
この馬は内を回ったのでロスも少なかった。
ということで展開にも馬場にも
この馬は恵まれたので
全く上積みは見込めない。
【買い目】
単勝 ◎
馬連 ◎-〇▲△
ワイド ◎-〇▲△
-------------------------------------- 06/04 01:09
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