雨龍泥舟 2009年12月02日14時07分
以前、ここで、菊花賞とステイヤーズＳはレースの質が違うという理論がありましたが、もう一度聞いてみたい、と誘い水。

一般論としては、ステイヤーというのは、最初は後ろのほうを走っていて、徐々に前に進出していく馬というイメージですが。

スナフキン 2009年12月02日16時09分
誘いに乗りましょう。
長い距離を走るには、人も馬も乳酸と心肺機能がカギになります。
ある一定のスピードで長い距離を走れるかは、筋肉に乳酸が溜まるか溜まらないかが重要です。
そのぎりぎりの線が長く走れるポイントで、終いに上げて来る馬より先行して速く走っても乳酸が溜まりにくい馬の方がステイヤーと言えるでしょう。（気性や出の悪さは別として）

長い距離への適性を把握するため試験的にハートレートモニターが装着されていますが、データを得る意味で期待したいところです。
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ハートレートモニター

　ＧＰＳ付きの心拍数を計る機器で、追い切りの時に鞍に装着して競走馬の心肺機能や心臓の強さを計ることができる。ＪＲＡの説明では、数値は主にスタミナの指標になるが、馬の能力全てを表すものではないという。数値は関係者に伝えられ、公表はされていない。将来的には馬のコンディションがより正確に把握できるようになり、調教やレースなどに対して的確なアドバイスができるようになると考えられている。

　今回はＪＲＡ側が長距離適性の高い馬の数値を計りたいとの趣旨で、アサクサキングスに同モニターの使用を希望し、厩舎側が承諾。現在栗東所属馬では１０頭前後の馬に使用されている。過去にはテイエムオペラオーやディープインパクトにも使用されていた。ちなみにオペラオーは００年、０１年、ディープは０６年の天皇賞・春を優勝している。（サンスポ記事より）
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遺伝子にも乳酸値や心肺機能の良し悪しが伝わりますから、ダービー馬はダービー馬からというのもそんな体質が遺伝するものなのでしょうね。

編集長おくりばんと 2009年12月03日11時22分
コメントありがとうございます。
中山３６００と京都３０００とでは、馬場もコーナーの回数も全然違いますものね・・
予想家の腕の見せ所ですね

ステイヤーの定義は色々あってよいと思うのですが、
フォゲッタブルとザサンデーフサイチは、
前半ゆったり走れると脚がたまるというかエンジンをかけられるという意味での
長距離タイプなのかなという印象を持っています

雨龍泥舟 2009年12月03日11時49分
ステイヤーというのは「耐える者」という意味だそうですから、速いペースで長く走れる、最後までバテない馬というイメージでしょうか。

一方、前半速くは走れないが、徐々に加速して、最後に伸びてくるという馬というイメージもありますね。３０００ｍのうち最初の１０００ｍは後ろの方をボトボトと、中間の１０００ｍで中段辺りに取り付き、最後の１０００ｍで上位に進出するというレース運びのできる馬。

一方、日本でよく見られるレースとして、出走馬の大半がマイラー～中距離馬で、長い距離に自信がないというような場合に、前半はただただスロー。そこで力をためて、実質後半１６００ｍのレースにするというケース。

今年のステイヤーズＳがどのタイプのレースになるのか、読みが試されるレースということでしょうか。

僕は、自信がないので、三連複Boxで行こうかと考えていますが（笑）。

スナフキン 2009年12月03日14時36分
菊花賞とステイヤーズＳの違いには制した馬のその後の活躍でしょうし、距離への未知数な
部分はあります。

コース的にも外回りと内回りの8回コーナーを曲がる違い、主戦と乗り替わりもね。
似ている点は脚質かな、上位陣には逃げと追い込みには不向きな結果が多いですから、好位あるいは中団の差し馬なのである程度イケる脚は必要でしょうか。
長い距離を得意とする馬にはトビの小さいタイプは少ないですが、中山の舞台においては大トビ有利とも言えないのが思案のしどころ。
この時期外国人騎手の起用も無い頭を悩ますひとつ。