◎リエノテソーロ
VMはG1というだけあってトライアルの牝馬限定重賞より流れる傾向で、適性はNHKマイルCに近い。
NHKマイルでフレンチやストームキャットの米国系内包血統がよく来ているように、VMでもフレンチデピュティやエーピーインディ内包血統のケイアイエレガントやブラボーデイジー、ショウナンラノビアが穴をあけている。タフな流れになっても押し切れるパワーがあれば上位争い可能。
リエノテソーロはそのNHKマイル2着馬で、持ち時計もそのレースの勝ち馬アエロリットに次ぐ2位。スピードとパワーを併せ持つ。父はミスプロxストームキャット、母はダンジグ系と理想的。
近走はスプリント戦にダートと使われて戦績は汚れているが、NHKマイル後、唯一芝マイルを使ったターコイズSは逃げて前崩れの展開の中0.2差6着とふんばっていた。上位ワンツーのミスパンテールらが53キロで、ハンデ頭55を背負った上でのパフォーマンスなので評価できる内容。適性はやはりマイル向き？そして中山より東京のパワーが問われる展開でこそ持ち味が活かせるかもしれない。馬場は芝では量しか実績がないが、血統的には多少悪くてもこなせるはず。

○アエロリット
中山記念では枯れていないことを証明。上記理由なら父クロフネでNHKマイルを高いパフォーマンスで勝った当馬は外せないところ。

▲レッドアヴァンセ
NHKマイル3着レッドヴェイロン、クラレントの半妹でピクシーっ仔は東京得意。

△デンコウアンジュ
昨年2着で東京で一発のあるオペラハウス。昨年同様福島牝馬を積極策でちょい負けの好内容。ただリピーターレースといえど、結局は実績馬が人気を落としても来るというもの。人気薄のリピートはそうないので若干の罠臭がする。
05/13 15:23

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