２番人気メインストリームはこちらの予想通り、断然人気のヤマニンウイスカーを前に見ながらの追走。直線では少し前が窮屈なシーンもあったが、特にラスト100Ｍを過ぎてからの末脚が際立っていた。２着との１馬身以上の差はその場面だけで作ったようなもの。予想では書きそびれたが、過去に雨の残るタフな馬場もこなした実績もあり、直前の降雨もこの馬にとっては恵みの雨だったかもしれない。
　
　これで特別２連勝、陣営が主張する本格化もここは信じて良さそうだ。オープンでも長距離路線は得てして層が薄くなりやすい現状。スピード勝負になるとまだ厳しいかもしれないが、直線の追い比べに持ち込めるようならいきなり通用するかもしれない。間隔は詰まるが、個人的にはダイヤモンドＳを是非使ってみてほしい。

　断然人気に１着で応えられなかったヤマニンウイスカーは、勝ち馬にマークされる展開がきつかった。また、直前の雨もどうやらプラスには働かなかった様子で、それらを除けば２着をキープしており、際立って良くない競馬でもなかった。ただ、強いて言えば３着のタガノファントムとのクビ差には不満が残る。直線の長いコースの追い比べでは案外甘いのかも。

02/02 18:13　回顧アクセス：3857