◎ダノンプレミアム
ディープインパクト×インディカブ（ロベルト系）×デインヒル（ダンジグ）×ダブルフォーム（サーゲイロード系）でダンジグのクロス5×4有り、母父はロベルト系スピード馬インディカブで欧州マイラー。サイアーとしてはエリザベス女王杯を連覇したスノーフェアリーを出し、BMSとしては凱旋門賞馬ファウンド（マカヒキが参加した年の勝ち馬）がでています。母方全体がスピード、推進力型の配合でディープ産駒ではあるものの一線級相手のトップスピード戦になると分が良くないので脚の使い所が鍵になるかと思います。デビュー以来馬券にならなかったのは、この馬としては距離どうかと言われながら勝ち馬から0.2差6着だったダービー、外から切り込まれて馬が引いてしまった昨年の安田記念、そして馬場の悪い最内枠を走りノメった為に無理をさせなかった（ジョッキー談）今年の安田記念・・と一応それなりの理由があっての馬券外。今回は頭数も少なく乱ペースも考えられず、思い通りのレース運びが出来そうで持ち味のスピードを存分に生かせそう。なんと言っても前でレース出来て尚且つ早い上がりを使えるのが武器なので、状態さえまともなら当馬から。

◯アーモンドアイ
ロードカナロア（キングカメハメハ）×サンデーサイレンス×ヌレイエフ（ND）×バックパサー（トムフール）でヌレイエフのクロス5×3有り、母はエリザベス女王杯、札幌記念を制しているフサイチパンドラで、3代母がエルグランセニョール、トライマイベストの父NDの全兄弟を産んでいる名牝セックスアピールという良血牝系ラインが特徴的。やはりキングマンボのサイアーラインなので高速の方がとも思いますが絶対的な末脚がありますからねぇ。

▲クロノジェネシス
当初は消す予定でしたが本日土曜の府中マイル以上の主要血統を確認すると・・

2R
1着ロベルト×サンデー×ニジンスキー
2着ネオユニ×ターントゥ×ND
3着ミスプロ×ハイペリオン×ヌレイエフ
3R
1着ハーツクライ×トウルビヨン×ロベルト
2着ブランドフォード×ロベルト×サンデー
3着キングマンボ×リファール×ニジンスキー
8R
1着キングマンボ×マンカフェ×グレイソヴリン
2着ディープ×ミスプロ×リファール
3着キングマンボ×ハーツクライ×レッドゴッド
10R
1着ディープ×キングマンボ×ストームキャット
2着ロベルト×プリンスリーギフト×レッドゴッド
3着キングマンボ×ゼンノロブロイ×キングマンボ
11R
1着ヴァイスリージェント×キングマンボ×サンデー
2着キングマンボ×ディープ×レッドゴッド
3着ロベルト×ロベルト×サンデー

という風にキングマンボ、ロベルト、レッドゴッド等主要血統にはスタミナ傾向が見て取れますね。33秒代も出てはいましたが、謂わゆるドスローとなったレースでアルテミスステークスも前半はユルユルのレースでラスト2Fで10秒代がでる程でした。キタサンブラックMは結構流れたレースでタイムも出ましたが中団から後方で進めた馬達で決したレースでした。勿論先週、先々週よりは時計は出ていますが、実測値や血統傾向からも高速と迄は言えないのではという感じ・・ということで、バゴ（レッドゴッド系）×クロフネ（ヴァイスリージェント系）×サンデー×ミスプロという構成は無視出来なくなった為単穴に。母クロノロジストで半姉にノームコアがいる点、府中での好走歴からもコース不安はありませんが、宝塚記念とは真逆の適性を求められるレース質からもこの相手でとこまで・・というところ。

△ダノンキングリー
ディープインパクト×ストームキャット（ND系）×オーナーアンドグローリー（マンノウォー系）×マジェスティックプリンス（レイズアネイティヴ）で半兄にダノンレジェンド、2代母からは米G1を2勝しているウエストコーストがいます。一線級相手でのマイルだとやや底を打った感ありですね。昨年の毎日王冠からも2000m位で末を生かすレースがいいのかもしれませんね。

△ダイワキャグニー
キングカメハメハ×サンデーサイレンス×コースタル（レイズアネイティヴ系）×サーアイヴァー（サーゲイロード）のスピード一辺倒配合タイプ。サクラユタカオー以来永く秋天を見てきた者として、毎日王冠をステップにして好走してきた馬がそのまま結果を出してくる事が多かった事が頭にこびり付いている事もあり、唯一毎日王冠から臨んできた上でここ狙いの当馬が捨て置けず・・という事で。
10/31 22:30

下彦 予想歴34年 回収率％	総拍手獲得数：1600 過去のベスト予想 　マイラーズＣ2017 ◎イスラボニータ○ヤングマンパワー 36拍手 12,430円