ローラー掛けによって先週とは異なる馬場状態に・・・。
スピードが削がれる３～４角をこなせるパワー型が有利と思われる。
追い込みは厳しく、前がかなり速くないと差し切るにはむずかしいでしょう。
３着争いまで・・・。前に行くと思われるヘッドライナーとショウナンカザン、エーシンエフダンスにアイルラヴァゲイン、セブンシークィーンにはダート実績がある。この５頭は少なくても内を気にせず行くはず、アルティマトゥーレも４８０キロある牝馬でタフさを兼ね備えている。上がりがかかる馬場と内を突ける展開にロスなく回れる先行陣のいずれかが止まらない場合が考えられる。
連続開催の痛手がここに来て表われていて、過去の傾向は当てはまらない。
タフな内枠の先行馬に賭けてみたい。こんな馬場なので馬連と三連複にする。

先行馬から差し馬サンカルロ、好位エーシンフォワード、エイシンタイガー辺りに持って行く。

結論

◎アルティマトゥーレ
〇ショウナンカザン
▲サンカルロ
△エーシンフォワード
△エイシンタイガー
注アイルラヴァゲイン


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アルティマトゥーレ
逃げる馬がいるので好位からの追走が有利に思えます。
３～４角の悪いところを前の馬たちに通らせて３頭分外辺りにつけられればいいはず。
スピードが身上だった馬体を昨年と比較すると全体に筋肉量が増え、ひと回り大きくなりました。好位から抜け出す脚は上体の強化の表われでしょう。
気になる点は腹回りのラインがやや丸く、当日の馬体重のチェックは必要かと。

キンシャサノキセキ
折り合いに問題のあった頃とは違い、スムーズになった点は１４でも好位から進められずいぶん乗りやすくなりました。
爪の形状から道悪はこなせますし、２着だったこのレースでも直前の雨で芝は濡れていましたから重い芝でもいいでしょう。
昨年との馬体の変化には、背のラインの違いがあります。
背が少し下がって腹回りの角度が上がって見えますが、
腰の高さは変わってないんです。
キ甲が上がったせいでしょう、７歳にしてまだ成長を続けているひとつの要因かと思います。
逆らわずに行きます。

サンカルロ
馬体は父シンボリクリスエス似ではなく、胴が詰まりすらっとした脚から短距離馬だった母の方が強く出ているのではないでしょうか。まだシンがしっかりとしてないですが、詰めのあまさもその辺からでしょう。体型を見ても短いところに適性があるようですし、今回は吉田騎手も折り合いを気にせずソロっと出ずに前走のようなスタートが可能になります。
スピードがありますから中団前につけキンシャサ＝アルティマを見ながらの展開と読みました。



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サンカルロ
前走５８キロで粒揃いのメンバーに肉薄、休み明けで行きたがった分と近走外枠発走の多いなか内枠からに収穫のあるもの。
１キロ減で休み明け２戦目に有利な立場と上積みが見込める。
今回は初の１２００ｍ戦だが１４００ｍ（１-１-１-０）の成績から不安要素は少ない。１４００ｍで行きたがるなら１２００ｍの方に適性を感じる。
これは宮記念２着以前のキンシャサノキセキも１４００ｍで追い合いがつかない馬だったのに似ている。
近走外からの差し脚で前走は狭いところを割って来た、小回りを勝つには割れる脚は必要。
阪神Ｃではプレミアムボックスを凌ぐかの末脚。
マイルＣＳでは前残りの展開を外からしっかり追い込んで来ているし、１２着でも０．６差の内容は評価できる。
不良馬場のクロッカスは直線持ったままで抜け出せるぐらい、道悪に適性があり渋ってもイケる点がある。

古馬Ｇ１挑戦１２着や休み明け１１着、８着降着の３戦を含めても１２戦して（３-１-４-４）と安定した成績。それも１６００ｍ以下の舞台が主でスピードの裏付けによるもの。
ここ２走の躍進はすでにマイルＣＳの直線に光るものを見せていたと言っていい。
あとはスタートが何とかなればスプリント戦が一番の適性と思えるサンカルロを本命にする。
古豪には厳しい傾向のこの舞台、４～５歳馬中心に考えたい。
03/28 03:18

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