近年の好走馬のの傾向から、先行馬なら体力でゴリ押しするタイプ、差しなら消耗戦向きタイプか？
意外とハードが求められるのか？、トニービンを主とした欧州向けの血の活躍が目立つ。

ファルコニア、ダーリントンホール、クリノプレミアム…今年の有力馬を見る限り、マイルというよりは小回り1800㍍っぽい競馬をどうしてもイメージしてしまうメンバー構成。
なら、体力ゴリ押し系が直線で叩き合いを演じる中、マイラーらしい差し馬がスパッと差して来るシーンに期待してみたい。

◎コムストックロード

父シルバーステート、母父ダイシス

生涯初の古馬混合重賞、多頭数内枠、「1200→1600㍍」距離延長、軽斤量。

体力ゴリ押し系主体のメンバー構成だけに、この馬の異端性に注目してみたい。
マイルよりもスプリント向きだが、直線の短いコースの開幕馬場だけに、極端に遅くはならないだろう。
体力的には不利も、馬群の中に入れて自分の走りに集中させれば、終いにスプリントのスピードが生かせる。
イメージ的には、2008年の毎日王冠でスーパーホーネットがウォッカを差し切った時のような競馬。
スプリント向きスピードは、1600〜1800㍍の開幕馬場に向く。

◯ファルコニア

父ディープインパクト、母父ホークウィング

「1800→1600㍍」距離短縮、「捲り→差し」位置取りショック。

休養明けの前走の馬体は４kg減。
疲労は抜けたが、休養前に比べ体力は落ちていた状態。
そんな状態で捲り競馬をすれば、当然体力切れを起こす。
今回は軽く馬体を増えている事が理想だろう。
その状態で差しに回れば、体力的にかなり楽だと思えるはず。

血統的面では、アイルランド産馬の母からタフな競馬に向くタイプだろう。

もともと中距離路線で走っていた馬で、今年から本格的にマイルを使われるようになった。
マイルの重賞はまだ２戦しか経験しておらず、この路線に対するフレッシュさもまだ残っている。

▲ダーリントンホール

父ニューアプローチ、母父ピヴォタル

休み明け

力勝負向き。

☆レインボーフラッグ

父ジャングルポケット、母父ダンスインザダーク

「1200→1800→1600㍍」バウンド距離短縮、「捲り→差し」位置取りショック。

２走前のＣＢＣ賞で、超激ペースの流れを５番手追走した内容には正直驚いた。
結果は惨敗だったが気持ちは活性化出来ており、前走でもしっかり捲る競馬を見せている。
母父の気難しさがあり距離延長は向かず、前走の惨敗も想定通り。
しかし、今回は距離短縮で精神コントロールの利くタイミングで非常に不気味。
少なくとも複勝馬券は押さえておきたい。

✕クリノプレミアム

牡馬相手の力勝負では体力的に分が悪い、牝馬限定戦で。

✕ベレヌス

前走は上手く後傾ラップのスローに持ち込んでの勝利、展開が嵌った感が強い。
今回は直線の短いコースに変わり、流石に前走のようなスローに持ち込むのは難しい。
増しては、距離短縮というペース激化ステップ。
09/10 22:20

夏影 予想歴39年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1260 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円