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★傾向分析★
2019年 タイム 1’22”0 (稍重) 1FAve=11.71 3FAve=35.14
テン34.9-11.9-上がり35.2 『一貫』
1着ノーワン・・・ハーツクライ×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔1-l〕 10-10
1着プールヴィル・・・Le Havre×Kendargent=レッドゴッド×グレイソヴリン 〔2-f〕 7-6
3着ジュランビル・・・キンシャサノキセキ×Deputy Minister=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔7〕 3-3
2020年 タイム 1’21”0 (稍重) 1FAve=11.57 3FAve=34.71
テン33.4-11.6-上がり36.0 『前傾』
1着エーポス・・・ジャスタウェイ×Smart Strike=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔11-a〕 10-10
2着ヤマカツマーメイド・・・ロードカナロア×グラスワンダー=キングマンボ×ロベルト 〔2〕 5-3
3着ナイントゥファイブ・・・スクリーンヒーロー×Blu Air Force=ロベルト×ロベルト 〔8-i〕 2-2
2021年 タイム 1’20”7 (良) 1FAve=11.53 3FAve=34.59
テン33.7-11.5-上がり35.5 『前傾』
1着シゲルピンクルビー・・・モーリス×High Chaparral=ロベルト×サドラーズウェルズ 〔8-f〕 6-7
2着ヨカヨカ・・・スクワートルスクワート×Danehill Dancer=ミスプロ×ダンチヒ 〔11〕 5-4
3着ミニーアイル・・・ミッキーアイル×Petionville=ディープインパクト×ミスプロ 〔8-c〕 15-15
2022年 タイム 1’19”9 (良) 1FAve=11.41 3FAve=34.24
テン33.5-11.4-上がり35.0 『前傾』
1着サブライムアンセム・・・ロードカナロア×シンボリクリスエス=キングマンボ×ロベルト 〔4-d〕 11-11
2着ナムラクレア・・・ミッキーアイル×Storm Cat=ディープインパクト×ストームバード 〔2-d〕 9-9
3着アネゴハダ・・・キズナ×ウォーエンブレム=ディープインパクト×ミスプロ 〔14-c〕 3-3
2023年 タイム 1’20"7 (良) 1FAve=11.53 3FAve=34.59
テン33.2-11.7-上がり35.8 『前傾』
1着シングザットソング・・・ドゥラメンテ×My Golden Song=キングマンボ×ミスプロ 〔20〕 6-4
2着ムーンプローブ・・・モーリス×フジキセキ=ロベルト×サンデーサイレンス 〔12-g〕 9-9
3着ジューンオレンジ・・・ジャスタウェイ×シンボリクリスエス=サンデーサイレンス×ロベルト 〔10-e〕 14-13
流れは『前傾』が基本形。
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
逃げには厳しく、先行・差しが好走多く、追込はやや届かないというような傾向あり。
4コーナー5番手以内の先行馬と10番手前後の差し馬というような組み合わせが多い。
血統の傾向は、サンデーサイレンス系の好走が多く(母父サンデーサイレンス含む)、スピード持続型血統(=ダンチヒ系、ノーザンテースト系、プリンスリーギフト系など)との配合が好走している傾向。
また『前傾』のダート型の流れに近いことから、ミスプロ系も好走多し。ダート実績馬も好走が多いです。
牝系の傾向は、No.〔1〕〔2〕〔4〕〔7〕〔9〕が複数好走馬を出しています。
その中でもNo.〔1〕や〔2〕の牝系は完成度が高く、この時期では成長力でアドバンテージがあるため好走しやすいのではないか?と考えます。
ステップの傾向は、ミスプロ系が父か母父の阪神JF好走馬(=03年2着ヤマカツリリー、05年3着ラインクラフト、07年2着アストンマーチャン、12年1着アイムユアーズなど)は崩れず、好走の中心。軸には最適と考えます。
前走ダートの若菜賞(=京都D1400m)勝ち馬が好走(=07年2着アマノチェリーラン、08年2着ベストオブミー)。ダート実績が重要な証明と考えます。ただし近年は、前走ダート組は好走馬は少ないです。しかしダート好走実績がある馬は侮れず注意は必要(=13年3着ティズトレメンダス、14年2着ニホンピロアンバーなど)。
またエルフィンS組は、好走馬も大敗馬も好走していますが、特にサンデーサイレンス系なら要注意と考えます(=05年2着デアリングハート・3着エアメサイア、06年3着エイシンアモーレ、07年3着ハギノルチェーレ、08年1着マイネレーツェル・3着レジネッタ、09年2着アイアムカミノマゴ、20年1着エーポスなど。非サンデーサイレンス系の好走は、04年2着マルターズヒート、10年1着サウンドバリアー)。
★予想★
フィリーズRのポイントは、
①『前傾』が基本の流れ。展開的に追込が有利なのだが、追込はやや届かずが多いので、ヒモ扱いにすべし。
②4コーナー5番手以内の先行馬と10番手前後の差し馬の組み合わせが多い。
③ダート好走実績のある馬もよく好走するので、要注目。
④キングマンボ系、グレイソヴリン系、大系統ノーザンダンサー系など欧州型の要素もポイント。
⑤ミスプロ系を父か母父に持つ阪神JF好走馬は特注。先週のチューリップ賞で阪神JF好走馬が好走していれば、信頼性は高く軸にすべし。
⑥ファンタジーS好走馬も好走しやすく、オープン実績(=芝1400m)も評価すべし。
⑦距離延長馬は軽視。圧倒的に距離短縮馬の好走が多い傾向がある。
◎コラソンビート・・・スワーヴリチャード×オルフェーヴル=サンデーサイレンス×サンデーサイレンス 〔14-e〕
前走阪神JF3着(=阪神芝1600m:0.2秒差)。阪神芝コースは(0-0-1-0)、芝1400m戦は(2-0-0-0)。
スワーヴリチャード産駒はサンデーサイレンス系で、2歳の夏から走り勝ち馬が続出し、新馬戦2着〜4着馬の次走は高確率で走るので要注目。ハーツクライ産駒との違いは、軽快な先行馬 多さと操縦性の高さ。すっと好位を取って折り合い、ロスのないコース取りで伸びてくる。そのため安定感が高く、新馬戦で上位に来た馬はすぐ未勝利戦を勝ち上がる。前走の着順が良い馬を素直に買うべき血統。唯一、福島コースは不振だが、函館や札幌の好成績はむしろ小回り向きの馬も多くなりそうな気配を感じさせる。レース上手。ダートもハーツクライ産駒と同程度には走るだろう。母父オルフェーヴルはサンデーサイレンス系で、ステイゴールド産駒よりもより長めの中長距離向きで、やや奥手な印象。なのでまだ特徴が少ないので、ステイゴールドの特性を参考に、ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。
No.〔14〕の牝系は、早い時期にも活躍する馬もいるが、総じて晩成型で古馬になって強さを発揮する。分枝記号eは、気性が荒く、平均ペース以上での雪崩れ込みが得意で、上がりのかかる消耗的な流れに強い特性がある。また重馬場やダートなど時計のかかる馬場に強いが、一旦調子を崩すと復活が難しく、調子のピークが短い。
◯ドナベティ・・・リアルスティール×Malibu Moon=ディープインパクト×エーピーインディ 〔21-a〕
前走阪神JF8着(=阪神芝1600m:0.9秒差)。阪神芝コースは(0-0-0-1)、芝1400m戦は(0-1-0-0)。
リアルスティール産駒はディープインパクト系で、上がり33秒台や34秒台の鋭い末脚を繰り出す馬が活躍しているが、軽快なスピードというほど素軽さを見せる馬はまだ多くなく、中距離を主戦場にしそうな気配。良馬場でタイムの速めな中距離が合う。福島の道悪で負け→新潟で一変の穴があり、中山→東京でも同じような大駆けをマークしたい。母父Malibu Moonはエーピーインディ系で、マイルから中距離を守備範囲とし、2歳後半から3歳にかけて頭角を現し、地方の交流重賞でも頼りになる。
No.〔21〕の牝系は、スパルタ型の叩き良化型の牝系。勝ち上がり率は高いが、基本的には晩成傾向。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
▲シカゴスティング・・・ロゴタイプ×スクリーンヒーロー=サドラーズウェルズ×ロベルト 〔9-f〕
阪神JF5着(=阪神芝1600m:0.8秒差)。阪神芝コースは(0-0-0-1)、芝1400m戦は(1-0-1-0)。
ロゴタイプ産駒はサドラーズウェルズ系で、ロゴタイプの現役時代同様に、速めの流れを先行して、スピードを持続させる能力の高さがあり、一流マイラー出現の期待はある。勝ち切る馬が少ないが、2着から5着なら芝もダートも多数あり詰めの甘さがある。ダートは中距離に好走が集中しているのに対して、芝は1000mから2000mまで馬券になっていて、本質はマイルから中距離向きだろう。芝の好走の大部分は、上がり35秒台、36秒台のレースで、切れ味の勝負には向かないが、目先を変えて距離を短くしたら変わり身を見せたり、洋芝で浮上したり。3連複やワイド向き。現状、道悪は不振。母父スクリーンヒーローはロベルト系で、強さと気性の激しさ、融通性のなさが同居し、これはブライアンズタイム系に通じるロベルト系らしさを有している。同じロベルト系のグラスワンダー産駒と同じように、早くから活躍するマイラーと古馬熟成の中長距離馬がいるが、もっと振り幅の大きい重賞大駆けのタイプで、ぬるい競馬は合わない。行きたがるマイラーは速い流れ向きで、スローで流れるより速い流れの方が能力を活かせる。中長距離馬は上がりタイムの上限に注意。中山や札幌など上がりのかかるコースが得意で、東京は勝ちきれなかった馬が、成長すると切れ味を身につけて、速い上がりにも対応する。切れ味がないままなら、小回りを先行策で押し切る競馬に向く。芝の道悪は得意で、馬場が悪化するほど連対率と複勝率が上がる。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
△ロゼフレア・・・Intello×Invincible Sprit=サドラーズウェルズ×ダンチヒ 〔14-c〕
前走紅梅S4着(=京都芝1400m:0.5秒差)。阪神芝コースは(1-2-0-0)、芝1400m戦は(2-3-0-1)。
Intello産駒はサドラーズウェルズ系で、詳細は不明。父Galileoはサドラーズウェルズ系で、欧州のギニー、ダービー、セントレジャー戦線では盤石の強さを誇り、毎年クラシックの有力馬を送り込んでいる。しかし日本になると重厚すぎて、逃げては差され、差しては届かずの歯がゆい競馬ばかり。ピリッとした脚を欠き、勝ち味に遅い。とはいっても同父系のオペラハウス産駒同様に、条件戦より重賞で狙ってこその血統。厳しい展開からの消耗戦や力の要る馬場だと出番がある。母父Invincible Spritはダンチヒ系で、距離を幅広くこなすグリーンデザート系。仕上がりの早さは折り紙付きで、1200〜1400mの2歳戦は得意。母の父シャーペンアップ系であることも加味すると、競り勝つ精神力の強さがある一方、あっさりとあきらめる二面性を持った産駒も多い。
No.〔14〕の牝系は、早い時期にも活躍する馬もいるが、総じて晩成型で古馬になって強さを発揮する。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。 03/10 08:47
軍神マルス
予想歴26年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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