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★傾向分析★
2019年 タイム 1’59”5 (良) 1FAve=11.95 3FAve=35.85
テン35.9-中盤49.4(3F換算37.05)-上がり34.2 『加速・中弛み』
1着ウィクトーリア・・・ヴィクトワールピサ×ウォーエンブレム=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔3-c〕 12-11
2着シャドウディーヴァ・・・ハーツクライ×Dansili=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔19〕 8-7
3着ジョディー・・・ダイワメジャー×Monsun=サンデーサイレンス×スターリング 〔1-s〕 1-1
2020年 タイム 1’58”7 (良) 1FAve=11.87 3FAve=35.61
テン35.1-中盤47.9(3F換算35.93)-上がり35.7 『前傾・一貫』
1着ウインマリリン・・・スクリーンヒーロー×Fusaichi Pegasus=ロベルト×ミスプロ 〔不明〕 4-5
2着ホウオウピースフル・・・オルフェーヴル×キングカメハメハ=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔9-c〕 4-5
3着フアナ・・・ルーラーシップ×ディープインパクト=キングマンボ×ディープインパクト 〔1-l〕 9-8
2021年 タイム 1’59”4 (良) 1FAve=11.94 3FAve=35.82
テン35.2-中盤50.4(3F換算37.80)-上がり33.8 『加速・中弛み』
1着クールキャット・・・スクリーンヒーロー×ダンスインザダーク=ロベルト×サンデーサイレンス 〔7-c〕4-4
2着スライリー・・・オルフェーヴル×ディープインパクト=サンデーサイレンス×ディープインパクト 〔1-u〕 2-2
3着ユーバーレーベン・・・ゴールドシップ×ロージズインメイ=サンデーサイレンス×ヘイロー 〔6-b〕 8-10
2022年 タイム 2’00”4 (良) 1FAve=12.04 3FAve=36.12
テン35.9-中盤49.7(3F換算37.28)-上がり34.8 『加速・中弛み』
1着エリカヴィータ・・・キングカメハメハ×フジキセキ=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔14〕 4-4
2着パーソナルハイ・・・ディープインパクト×City Zip=ディープインパクト×ミスプロ 〔1-l〕 1-1
3着シンシアウィッシュ・・・キズナ×Galileo=ディープインパクト×サドラーズウェルズ 〔1-u〕 2-2
2023年 タイム 1’58”9 (良) 1FAve=11.89 3FAve=35.67
テン36.1-中盤48.7(3F換算36.53)-上がり34.1 『加速・中弛み』
1着ゴールデンハインド・・・ゴールドシップ×Shamardar=サンデーサイレンス×ストームバード 〔1-x〕1-1
2着ソーダズリング・・・ハーツクライ×シンボリクリスエス=サンデーサイレンス×ロベルト 〔16-f〕 4-4
3着ブライトジュエリー・・・エピファネイア×ウォーエンブレム=ロベルト×ミスプロ 〔9-f〕 7-7
流れの基本は『加速』や『中弛み』。そのため前に位置する先行馬に有利な展開と考える。
『加速』・・・逃げ◎ 先行○ 差し△ 追込×
『中弛み』・・・逃げ◎ 先行△ 差し× 追込○
ただ東京コースは直線が長いので、逃げ馬が押し切ることは少ない傾向だが、2・3着にはよく残る。
血統の傾向は、ブライアンズタイム、タニノギムレット、シンボリクリスエスなどが好走しているのでロベルト系が強く、またマンハッタンカフェ、ステイゴールド、スペシャルウィーク、ディープインパクトなど菊花賞連対馬をだした事のあるサンデーサイレンス系もよく好走。スタミナが問われやすい適性と考えます。
サンデーサイレンス系は、特に母父が欧州スタミナ型のタイプの好走が多い傾向。ディープインパクトやゼンノロブロイ、マンハッタンカフェやステイゴールド、スペシャルウィークなど東京芝2400mにも対応できるサンデーサイレンス系は特注。
また非サンデーサイレンス系の配合馬でも好走が可能な重賞でもあり、欧州スタミナ型血統配合でも前に位置できるなら好走可能。
牝系の傾向は、No.〔1〕〔3〕〔5〕〔8〕〔9〕〔13〕の牝系が好走馬多し。
No.〔1〕の牝系は、この時期の成長力でアドバンテージがある牝系。完成度の高さには期待できるので、距離延長に向くかがポイント。
No.〔3〕の牝系は、クラシック春シーズンからよく好走し距離延長でも好走が多い。また東京コースでの好走も多いのが特徴。
No.〔5〕の牝系は、直線の長いコース向きの特徴が活きやすく、やや伏兵の立場だと期待値が上がる。
No.〔8〕の牝系は、オークスヤダービーと距離が延びて好走が多い牝系。東京芝コースには向く。
No.〔9〕の牝系は、人気でやや詰め甘な点は注意が必要ではあるが、広いコース向きの特性が活きる。
No.〔13〕の牝系は、クラスの壁をキャリアを積みながら超えていくタイプが多い牝系。叩き良化型でもあるので、ステイヤー気質があり、距離延長に対応しやすい。
ステップの傾向は、フラワーC好走馬が好走しやすい傾向(=フラワーC→フローラS:08年2着→1着レッドアゲート、09年2着→1着ディアジーナ、10年3着→1着サンテミリオン、13年2着→2着エバーブロッサム、15年2着→2着ディアマイダーリン、18年3着→3着ノームコアなど)。
またここで差し位置から好走した馬は、不利な展開でのスタミナを示したことによりオークスでも好走する可能性ありと考えます。
近年は君子蘭賞1着馬も好走が多い傾向(=12年1着ミッドサマーフェア、14年2着ブランネージュ、15年1着シングウイズジョイなど)。
それから桜花賞まではマイルを中心にスピードが問われやすい適性でしたが、オークストライアルだけあって距離が芝2000mになることで、このレースはスタミナが問われやすい適性となることで浮上する馬を狙うのもあり。
★予想★
フローラSのポイントは、
①流れは『加速』や『中弛み』といった流れになりやすく、また開催前半の馬場のため、逃げ・先行馬の好走が多い。しかし逃げ馬が1着に残るのは稀で、基本的には良くて2・3着と考えるべし。
②東京芝2400mGⅠ好走血統or菊花賞好走血統に注目。スタミナが問われるということ。ステイゴールド産駒に注意。
③No.〔1〕〔3〕〔5〕〔8〕〔9〕〔13〕の牝系が好走馬多し。
④フラワーC好走馬が好走しやすく(=0.5秒差以内)、軸に向いている。差しての好走馬は要注目。
⑤桜花賞までのスピード適性から、オークスに向けてのスタミナ適性に問われる適性が変わることを重視すること。
⑥前走上がり上位馬を基本的には重視すること。
⑦やや内枠有利。
◎バロネッサ・・・ロードカナロア×オルフェーヴル=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔1-w〕
前走未勝利戦1着(=東京芝1800m)。東京芝コースは(1-0-1-0)、芝2000m戦は初。
ロードカナロア産駒はキングマンボ系で、スピードと仕上がりの早さを有している。意外と短距離では勝ち馬は出ず、芝1600mで好調。ストームキャット系も内包しているため、高速タイムやハイペースも苦にしない。ダイワメジャー産駒のように、スピード持続型とスロー瞬発型の見分けが馬券のカギを握りそうで、得意とするペース、得意とする上がりを個々の馬で見つけたい。ダートも走り、脚抜きのいい馬場はプラス。母父オルフェーヴルはサンデーサイレンス系で、ステイゴールド産駒よりもより長めの中長距離向きで、やや奥手な印象。なのでまだ特徴が少ないので、ステイゴールドの特性を参考に、ステイゴールドは母父ディクタスの特性がでていて、サンデーサイレンスというよりはサッカーボーイに近い特徴があり、夏~秋にかけてよく軌道に乗ることが多い。ディクタスのスタミナ型の特性とまた強敵相手に食い下がる勝負根性は、ステイゴールド産駒の持ち味。1戦燃焼型のタイプも多く、惨敗後から涼しく巻き返す能力も高い。断然人気よりも穴で狙いたいタイプで、人気馬よりもその人気馬をマークする立場の方が好走しやすい。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。2歳から3歳前半の時期は成長力で他の牝系よりも完成度は高い。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。
◯アドマイヤベル・・・スワーヴリチャード×Numerous=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔22-a〕
前走フリージア賞2着(=東京芝2000m:0.0秒差)。東京芝コースは(0-1-1-0)、芝2000m戦は(0-1-1-0)。
スワーヴリチャード産駒はサンデーサイレンス系で、2歳の夏から走り勝ち馬が続出し、新馬戦2着〜4着馬の次走は高確率で走るので要注目。ハーツクライ産駒との違いは、軽快な先行馬 多さと操縦性の高さ。すっと好位を取って折り合い、ロスのないコース取りで伸びてくる。そのため安定感が高く、新馬戦で上位に来た馬はすぐ未勝利戦を勝ち上がる。前走の着順が良い馬を素直に買うべき血統。唯一、福島コースは不振だが、函館や札幌の好成績はむしろ小回り向きの馬も多くなりそうな気配を感じさせる。レース上手。ダートもハーツクライ産駒と同程度には走るだろう。母父Numerousはミスプロ系で、詳細は不明だが、Numerousの父Mr. Prospectorはミスプロ系で、完成度の高さと直線的なスピードに優れている反面、勝負強さに欠ける点がある。母父としては、マイラー種牡馬との配合ではより切れを増し、ステイヤー種牡馬との配合では速い時計の競馬にも対応できるスピードを伝えている。
No.〔22〕の牝系は、タフでスピードとスタミナに優れた牝系。消耗戦を前々にて踏ん張るタイプが多く、ペースが上がる締まった流れに向く。分枝記号aは、気性的に素直なタイプが多く、また父親よりもスケールが小さくなる傾向。
▲カニキュル・・・エピファネイア×ゼンノロブロイ=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1-p〕
前走フラワーC6着(=中山芝1800m:0.3秒差)。東京芝コースは(1-0-0-0)、芝2000m戦は(1-1-0-0)。
エピファネイア産駒はロベルト系で、父のシンボリクリスエス産駒も一流マイラーが出たように、1600m型と2400m型の代表馬を排出するのがこの父系の特徴。3歳春には上昇し始めるロベルト系の特性を有している。古馬よりも2歳、3歳の成績が良く、素早い反応で大舞台に強い適性がある。前走の着順が良い馬を素直に狙うべき“順張り血統”。2歳から走るマイラーも多いが、菊花賞でも好走馬が出たように、牡馬も牝馬も芝2200m以上の勝率が高く、長距離戦に旨味あり。近走不振馬の変わり身を狙うなら、距離変化や、叩き良化、ハンデ戦の斤量減が良い。ダートは不振で、勝ち鞍は2勝クラスまででダート1800mの勝ち鞍が中心。ダート1400以下の忙しい距離は、2、3着が多い。芝の重・不良もとくいといえず、良と稍重が良い。母父ゼンノロブロイはスタミナ型サンデーサイレンス系で、脚を溜めて鋭くキレるタイプが多いサンデーサイレンス系の中で、速いペースを追いかけて前で展開し踏ん張る競馬もこなせる適性の広さが持ち味。フジキセキ+マンハッタンカフェ的な特徴を有し、万能型のイメージ。人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴で、コーナーワークが上手いということで小回りのローカルコースにも向くと考える。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=やや重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有している。体力は豊富で、リフレッシュ効果が大きく、鮮度の活かせる休み明けで立ち直る馬が多い傾向もある。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋~4歳前半は充実期で、古馬になると緩やかに成長する。分枝記号pは、時計のかかる馬場に強く、急坂も苦にせず安定性はある。ただしここ一番の大舞台に弱いところがあり、伏兵の立場だと好走しやすく狙いたい。断然人気では過信禁物。またスローの上がり勝負には強いが、時計の速い決着は苦手な傾向。
△クリスマスパレード・・・キタサンブラック×Blame=サンデーサイレンス×ロベルト 〔2-n〕
前走水仙賞1着(=中山芝2200m)。東京芝コースは初で、芝2000m戦は(1-0-0-0)。
キタサンブラック産駒はサンデーサイレンス系で、重賞好走馬がまだ少なめで、未知数の種牡馬。父ブラックタイドの特徴としては、ブラックタイド産駒はサンデーサイレンス系で、ディープインパクトの全兄でもあり同配合。現役時代もディープインパクトと比較して馬格で上回り、その傾向は産駒にも現れているようで本馬も馬体重は480kg前後。ディープインパクト産駒のイメージだと芝でキレる脚を使う中距離型のタイプなのだが、本産駒の傾向としては逃げ・先行の粘り込みだが、それほど器用とは思えない様子で、ゆったり流れる展開を前々で押し切るか、ハイペースを大外から差し切る競馬が合う。適距離は芝1600m~2200mで直線の長いコース向きだが、もっさりした馬はダートが主戦場になる可能性も高い。母父Blameはロベルト系で詳細は不明。Blameの父Archはロベルト系で、同父系のシンボリクリスエスのように完全本格化を果たすと、とことん強くなるのが最大の売り。その産駒も走る確実性こそないが、忘れた頃に大物を出す。上がりだけの競馬より厳しい流れの方が向くだろう。ロベルト系×ダンチヒ系の配合はグラスワンダーと同じで、中距離を中心にマイルから2400mを守備範囲とし、グラスワンダー同様に1800mや2200mや2500mの半端な距離も得意なはず。ただグラスワンダーが持つリボーの替わりにアリダーが入るだけにやや淡白だが、小回りをまくらせたら強い。。芝、ダートともどんとこい。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。 04/21 08:08
軍神マルス
予想歴26年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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