| ワイド 1-18番
1,750円的中 |
★傾向分析★
2019年 タイム 1’06”7 (良) 1FAve=11.12 3FAve=33.35 →阪神芝1200mで施行
テン33.0-上がり33.7 『前傾』
1着タワーオブロンドン・・・レーヴンズパス×Dalakhani=ミスプロ×ネヴァーベンド 〔4-n〕 7-7
2着ファンタジスト・・・ロードカナロア×ディープインパクト=キングマンボ×ディープインパクト 〔16-g〕 3-2
3着イベリス・・・ロードカナロア×ボストンハーバー=キングマンボ×ボールドルーラー 〔3-c〕 4-4
2020年 タイム 1’07”9 (良) 1FAve=11.32 3FAve=33.95 →中京芝1200mで代替
テン33.0-上がり34.9 『前傾』
1着ダノンスマッシュ・・・ロードカナロア×スピニングワイルドキャット=キングマンボ×ストームバード 〔4-r〕 4-4
2着メイショウグロッケ・・・メイショウサムソン×マンハッタンカフェ=サドラーズウェルズ×サンデーサイレンス 〔13-a〕 8-8
3着ミスターメロディ・・・Scat Daddy×Deputy Minister=ストームバード×ヴァイスリージェント 〔8-k〕 5-4
2021年 タイム 1’07”2 (良) 1FAve=11.20 3FAve=33.60 →中京芝1200mで代替
テン32.9-上がり34.3 『前傾』
1着レシステンシア・・・ダイワメジャー×Lizard Island=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔9-g〕 2-2
2着ピクシーナイト・・・モーリス×キングヘイロー=ロベルト×リファール 〔3-d〕 6-6
3着クリノガウディー・・・スクリーンヒーロー×ディアブロ=ロベルト×ヘイロー 〔7-c〕 4-4
2022年 タイム 1’06”2 (良) 1FAve=11.03 3FAve=33.10 →中京芝1200mで代替
テン32.5-上がり33.7 『前傾』
1着メイケイエール・・・ミッキーアイル×ハービンジャー=ディープインパクト×ダンチヒ 〔2-w〕 5-5
2着ファストフォース・・・ロードカナロア×サクラバクシンオー=キングマンボ×プリンスリーギフト 〔9-e〕 2-2
3着サンライズオネスト・・・ダイワメジャー×ジャングルポケット=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔A1〕 6-8
2023年 タイム 1’07”2 (良) 1FAve=11.20 3FAve=33.60 →阪神芝1200mで施行
テン33.5-上がり33.7 『一貫』
1着テイエムスパーダ・・・レッドスパーダ×アドマイヤコジーン=ヘイロー×グレイソヴリン 〔7〕 1-1
2着アグリ・・・Caravaggio×War Front=ストームバード×ダンチヒ 〔9-f〕 11-12
3着スマートクラージュ・・・ディープインパクト×キングヘイロー=ディープインパクト×リファール 〔5-j〕 8-9
流れは、テン-上がりのラップ差がほとんど変わらない『一貫』の流れや、テンが速い『前傾』になりやすい。
『一貫』・・・逃げ△ 先行○ 差し◎ 追込△
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
展開的には差しが最も恵まれるのだが、開幕週ということもあり好走馬のほとんどが4コーナー5番手以内の逃げ・先行馬が好走多し。
血統の傾向は、サクラバクシンオー産駒が得意とする重賞(=07年2着→08年1着カノヤザクラ、08年3着スプリングソング、10年1着・11年3着ダッシャーゴーゴー、13年1着→14年2着ハクサンムーンは母父サクラバクシンオー、16年1着ビッグアーサー、18年3着グレイトチャーターなど)で、好走馬も多いです。
ヴァイスリージェント系やストームバード系、フォーティナイナー系なども好走していて、スプリント~マイル重賞で強い血統がそのまま好走しやすいと考えます。
また近年母父トニービンが好走していて、欧州スタミナ血統を有することでスピード持続能力が高まるような配合馬が狙い目と考えます。
ステップの傾向は、近2走内にアイビスサマーDを好走している馬との相性が良い傾向。適性が似ていると思われます(=07年1着サンアディユ、08年1着カノヤザクラ、09年1着アルティマトゥーレ、11年1着エーシンヴァーゴウ、13年1着ハクサンムーン、16年2着ネロ、17年2着ラインミーティア、18年2着ラブカンプーなど)。
前走北九州記念組は、好走馬も大敗馬も好走馬がいるのだが、差し馬の好走が多い傾向。前走小回りの小倉芝コースで外を回して届かなかったようなタイプは反撃可能。また北九州記念5着以内か3番人気以内の場合に好走している傾向。
またサマースプリントシリーズで好走しているような牝馬は、斤量でアドバンテージがあり好走しやすいようです。
★予想★
セントウルSのポイントは、
①開幕週なので、逃げ・先行に位置できそうな馬を上位に。内枠ならばなお良し。基本的には4コーナー5番手以内に位置しそうな馬を。
②サクラバクシンオー産駒は特注。
③テンのダッシュ力(=パワー型)に優れ、スピードの持続性能型をもつ馬(=血統ならばダンチヒ系、ストームバード系、ヘイロー系、ヴァイスリージェント系、フォーティナイナー系)。ミスプロ系もダート質な流れに有効。さらに欧州型の要素が隠し味になっているようなタイプが◎。
④軽量馬(=特に55キロ以下の牝馬)にも注意。
⑤サマースプリントシリーズ好走馬。特注はアイビスサマーD好走馬。
⑥北九州記念組は内容を良く検討する必要あり(=着順の逆転がありうる)。差し上位の場合は、好走しやすいのは先行してちょい負けした馬。前残りの結果なら、前に展開しての好走馬がそのまま好走しやすい。
今年は阪神コース改修のため、例年開幕週で行われるセントウルSが、すでに開催している中京芝1200mで行われるため、例年と傾向は変わると考えて予想。中京芝1200mで開催された20年〜22年の血統傾向は参考に、先行馬よりも差し馬を中心に考えたいと思います。
◎モズメイメイ・・・リアルインパクト×Frankel=ディープインパクト×サドラーズウェルズ 〔3-o〕
前走アイビスサマーD1着(=新潟芝1000m)。中京芝コースは(0-0-1-1)、芝1200m戦は((1-0-1-4)。
リアルインパクト産駒はディープインパクト系で、適応力の高い産駒が多く、脚質も逃げ、先行ばかりではなく、差して味のあるところを披露する。芝の道悪もこなす。短距離〜マイルで本領発揮する。人気馬が順当に走り、3着、2着と着順を上げてきた馬の勝利が多い。母父Frankelはサドラーズウェルズ系で、ガリレオ×ディンヒルの現在進行形の欧州黄金配合。父ガリレオは、条件戦よりも重賞で狙ってこその血統。欧州では盤石の強さを誇るが、日本では歯がゆい産駒が多い。ピリッとした脚を欠き、勝ち味に遅いが、厳しい流れでは真価を発揮する。牡馬はいかにもガリレオ系といったジリっぽく締まったペースの中距離向きで、時計のかかる馬場や北の洋芝が合う。牝馬はガリレオよりダンチヒの影響が強いのか、仕上がり早く2歳から走り、ワンターンのコースで勝負できる切れる脚を持つ。昇級戦を苦にしないのは牡馬・牝馬とも共通。懸念は古馬になっての成長力。牝馬は早熟っぽさと天才少女の危うさが窺える。
No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号oは、時計のかかる馬場や上がりのかかる展開で能力を発揮するが、急坂に弱い。シーズンオフも得意。
◯ヨシノイースター・・・ルーラーシップ×ゼンノロブロイ=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔8-h〕
前走北九州記念2着(=小倉芝1200m:0.1秒差)。中京芝コースは(0-1-0-2)、芝1200m戦は(4-4-1-5)。
ルーラーシップ産駒はキングマンボ系で、距離適性はキングカメハメハ産駒よりは適距離はやや長めで、芝1800m以上で本領を発揮し、ステイヤー型。忙しい距離には向かず、芝1400~1600mの1番人気は大不振で、消しどころ。牝馬ならそのうち上級マイラーも出るだろうが、基本的に忙しい競馬や、高速馬場の人気馬はアテにならない。逆に言えば、芝1600mで強い勝ち方のできる馬は注目の価値あり。父キングカメハメハよりも母父トニービンの影響を強く感じさせ、いい脚を長く使えるのが最大の長所。ロングスパート勝負に強い反面、一瞬の脚の勝負には脆い。重賞の3着の多さも特徴で、末脚の鋭さはいまいち。相手が強くても弱くても3着という、長所なのか、短所なのか。上がりの速くない芝2000m重賞も合う。キングカメハメハ産駒が、芝・ダート問わず、短距離~長距離まで活躍馬を出しているように、同様に万能性があり、バラエティに富む。コースは現状、京都芝、中山芝の連対率が高いが、それより展開を重視するべき。スローで不発だった差し馬を、長い直線替わりや、外伸び馬場で狙い撃ち。母父ゼンノロブロイはスタミナ型サンデーサイレンス系で、脚を溜めて鋭くキレるタイプが多いサンデーサイレンス系の中で、速いペースを追いかけて前で展開し踏ん張る競馬もこなせる適性の広さが持ち味。フジキセキ+マンハッタンカフェ的な特徴を有し、万能型のイメージ。人気馬がしっかり好走する比較的堅実なタイプが多い。産駒は中山芝コースでの好走が多く、東京芝コースでは3着になることが多いのが特徴で、コーナーワークが上手いということで小回りのローカルコースにも向くと考える。また産駒は道悪で馬場が悪くなっても好走可能なタイプが多く、10年オークス(=やや重)などからも馬場が渋って距離延長なら好走しやすい特徴を有している。体力は豊富で、リフレッシュ効果が大きく、鮮度の活かせる休み明けで立ち直る馬が多い傾向もある。
No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で、古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベストで、器用さには欠けるが、広いコースでの持久戦は得意。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。
▲ピューロマジック・・・アジアエクスプレス×ディープインパクト=ストームバード×ディープインパクト 〔20〕
前走北九州記念1着(=小倉芝1200m)。中京芝コースは初で、芝1200m戦は(4-2-0-0)。
アジアエクスプレス産駒はストームバード系で、D1200m、D1400m、D1800mで勝利を稼ぎ、特に中山D1200mでの勝ち鞍が多い。ただしへニーヒューズ産駒ほど圧倒的なスピードや大物感に欠け、へニーヒューズ産駒より中距離馬が多い。勝率が高いのは、中山と阪神と福島のダートで、仕上がり早というほど早熟性は感じられず、3歳春から勝ち星が増えていく。短距離型の割に使われながら良くなるうまがおおく、中1週や中2週の詰まったローテーションはよく走る。特に叩き2戦目に一変した大穴が目立つ。先行して粘る堅実タイプは、2、3着が多く、脚抜きがいいと後ろの馬に差されるため、良のダート向き。D1200m→D1000mや、D1800m→D1700mの距離ちょい短縮も狙い目。母父ディープインパクトはディープインパクト系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。
No.〔20〕の牝系は、2歳戦から走れて仕上がりは早いが、古馬になりもう一皮向ける成長力を有す牝系。人気では詰めが甘く、脇役にての好走が多い牝系でもある。小回りコースは得意だが底力はなく、近年は苦戦傾向にある。分枝記号なしは、分枝記号なしは、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。
△ママコチャ・・・クロフネ×キングカメハメハ=ヴァイスリージェント×キングマンボ 〔2-w〕
高松宮記念8着(=中京芝1200m:1.0秒差)。中京芝コースは(1-1-1-1)、芝1200m戦は(1-1-0-1)。
クロフネ産駒はヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。“ダートから芝に転じて急上昇”や“詰めの甘かったマイラーが地力先行勝負で本格化”という成長パターンを示す。充実期は連勝が多く、積極的に狙える。重不良の成績も抜群で、“雨のダートのクロフネ”には要注意。母父キングカメハメハはキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号wは、典型的なローカル巧者が多いが、中央なら固く時計の速い馬場での好走が多い。 09/08 11:16
軍神マルス
予想歴26年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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