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★傾向分析★
2019年 タイム 1’32”7 (良) 1FAve=11.59 3FAve=34.76
テン33.7-中盤23.8(3F換算35.70)-上がり35.2 『前傾・中弛み』
1着レシステンシア・・・ダイワメジャー×Lizard Island=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔9-g〕 1-1
2着マルターズディオサ・・・キズナ×Grand Slam=ディープインパクト×ミスプロ 〔23-b〕 3-2
3着クラヴァシュドール・・・ハーツクライ×Giant's Causeway=サンデーサイレンス×ストームバード 〔9-f〕 8-8
2020年 タイム 1’33”1 (良) 1FAve=11.64 3FAve=34.91
テン34.9-中盤23.8(3F換算35.70)-上がり34.4 『加速・中弛み』
1着ソダシ・・・クロフネ×キングカメハメハ=ヴァイスリージェント×キングマンボ 〔2-w〕 5-4
2着サトノレイナス・・・ディープインパクト×Not For Sale=ディープインパクト×グレイソヴリン 〔7〕 9-8
3着ユーバーレーベン・・・ゴールドシップ×ロージズインメイ=サンデーサイレンス×ヘイロー 〔6-b〕 15-14
2021年 タイム 1’33”8 (良) 1FAve=11.73 3FAve35.18
テン34.1-中盤24.9(3F換算37.35)-上がり34.8 『前傾・中弛み』
1着サークルオブライフ・・・エピファネイア×アドマイヤジャパン=ロベルト×サンデーサイレンス 〔22-d〕 11-10
2着ラブリイユアアイズ・・・ロゴタイプ×ヴィクトワールピサ=サドラーズウェルズ×サンデーサイレンス 〔7-f〕 6-6
3着ウォーターナビレラ・・・シルバーステート×キングヘイロー=ディープインパクト×リファール 〔4-n〕 3-3
2022年 タイム 1’33”1 (良) 1FAve=11.64 3FAve=34.91
テン33.7-中盤23.3(3F換算34.95)-上がり36.1 『前傾』
1着リバティアイランド・・・ドゥラメンテ×All American=キングマンボ×ロベルト 〔5-h〕 8-8
2着シンリョクカ・・・サトノダイヤモンド×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔1-u〕 8-8
3着ドゥアイズ・・・ルーラーシップ×ディープインパクト=キングマンボ×ディープインパクト 〔不明〕 12-12
2023年 タイム 1’32”6 (良) 1FAve=11.58 3FAve=34.73
テン34.4-中盤23.8(3F上がり35.70)-34.4 『一貫・中弛み』
1着アスコリピチェーノ・・・ダイワメジャー×Danehill Dancer=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔9-b〕 8-8
2ステレンボッシュ・・・エピファネイア×ルーラーシップ=ロベルト×キングマンボ 〔2-f〕 11-10
3着コラソンビート・・・スワーヴリチャード×オルフェーヴル=サンデーサイレンス×サンデーサイレンス 〔14-e〕 6-5
近5年の流れは、5年とも『中弛み』が複合していて、18年は『一貫』、19年・21年は『前傾』と比較的厳しい流れも内在しているので、底力と完成度の高さを競う流れになると考える。
そのため07年1着トールポピーはオークス1着、08年1着ブエナビスタは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞2着、09年1着アパパネは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞1着とクラシック牝馬3冠達成、09年2着アニメイトバイオは秋華賞2着、10年2着ホエールキャプチャは桜花賞2着・オークス3着・秋華賞3着、11年2着アイムユアーズは桜花賞3着、13年1着レッドリヴェールは桜花賞2着、13年2着ハープスターは桜花賞1着・オークス2着、14年2着レッツゴードンキは桜花賞1着、15年1着メジャーエンブレムはNHKマイルC1着、16年1着ソウルスターリングは桜花賞3着・オークス1着、2着リスグラシューは桜花賞2着・秋華賞2着、3着レーヌミノルは桜花賞1着、17年1着ラッキーライラックは桜花賞2着・オークス3着、17年2着リリーノーブルは桜花賞3着・オークス2着、18年2着クロノジェネシスは桜花賞3着・オークス3着・秋華賞1着、19年1着レシステンシアは桜花賞2着・NHKマイルC2着、20年1着ソダシは桜花賞1着、2着サトノレイナスは桜花賞2着、3着ユーバーレーベンはオークス1着とクラシックで好走できる能力を秘めている証明ができるレースと考える。逆に言えば来年のクラシックで狙いたい馬を素直に評価するレースといえると考える。
血統の傾向は、スタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多く、ステイゴールド、ハーツクライ、ディープインパクトと東京芝2400m好走血統が好走しています。またタニノギムレットやジャングルポケット、キングカメハメハなどの好走からも、東京芝2400m好走血統は要注目と思います。
サンデーサイレンス系は、ダイワメジャー産駒も好走馬を複数輩出していて相性は良いです(=15年1着メジャーエンブレム、16年3着レーヌミノル、19年1着レシステンシア)。
それからグレイソヴリン系やニジンスキー系などスタミナ型血統も好走が多く、持続型の流れに強い特性があり、厳しい流れに向いています。特に母父として存在感が大きく、好走馬の血統ポイントとして重要です。またファルブラヴ産駒(=07年2着レーヴダムール、11年2着アイムユアーズ)も好走馬を輩出していて、相性は良いと思います。
09年はヴァイスリージェント系を父や母父に持つ馬が1~3着独占。10年・12年・17年・18年・20年もヴァイスリージェント系を持つ馬が好走。ヴァイスリージェント系は、仕上がりが早いので2歳戦では完成度が高く、鮮度や勢いを活かせる状態なら要注目。
ステップの傾向は、アルテミスS好走馬を中心視すべき(=アルテミスS→阪神JF:14年2着→2着レッツゴードンキ、14年1着→3着ココロノアイ、15年2着→1着メジャーエンブレム、16年1着→2着リスグラシュー、17年1着→1着ラッキーライラック、18年2着→3着ビーチサンバ、20年1着→1着ソダシ、21年1着→1着サークルオブライフ、22年2着→1着リバティアイランド)。
またファンタジーS好走馬は、好走馬も多いが2・3着になりやすい傾向(=06年2着アストンマーチャン、07年3着エイムアットビップ、09年3着ベストクルーズ、10年2着ホエールキャプチャ、11年2着アイムユアーズ、12年1着ローブティサージュ、15年3着ブランボヌール、18年1着ダノンファンタジー、19年1着レシステンシア、21年3着ウォーターナビレラなど)。
★予想★
阪神JFのポイントは、
①『中弛み』が基本の流れになりやすく、オプションとして『前傾』『加速』『一貫』などの流れが付加される。そのため求められるのは瞬発力と完成度の高さ。
②瞬発力勝負のため、器用なサンデーサイレンス系向きのレース。母父サンデーサイレンスも要注意。
③グレイソヴリン系の好走も多く、父や母父にグレイソヴリン系が入っているとなお良い。父系にトニービン系の要素の入っているハーツクライ産駒やタニノギムレット産駒もあうが、中心よりはヒモに一考とすべし。
④ヴァイスリージェント系も好相性。
⑤ここ数年好走馬がクラシック(=特に東京芝2400m)で好走していて、東京芝2400mGⅠ好走血統は特注。
⑥芝1400m~1800mの牡馬混合戦での重賞やオープン実績がある馬で、瞬発力勝負に強い上がりの速い馬は特注。
⑦ファンタジーS好走馬は好走するが、2・3着になりやすい。その中でも上がり上位馬を狙うべし。
今年は阪神芝1600mではなく、京都芝1600mで行われる阪神JF。大きな傾向変化は無いと考えて予想する。
◎コートアリシアン・・・サートゥルナーリア×ハーツクライ=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔A13〕
前走新潟2歳S2着(=新潟芝1600m:0.1秒差)。京都芝コースは初で、芝1600m戦は(1-1-0-0)。
サートゥルナーリア産駒はキングマンボ系で、ロードカナロアのように短距離を勝ちまくるのではなく、中距離を中心にマイラーも出るだろうし、2400mの得意な馬を出るだろうと推測するが、とにかく牡馬は芝2000m、牝馬は芝1600mを基準に、あとは母系の良さを引き出すので母系で調整すれば良い。折り合いに苦労する馬は少なめで、気象の難しさは感じない。きっちり人気に応えるタイプ。母父ハーツクライはサンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合。母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンがかかり加速できる器用さはないが、助走をつけて末脚が全開になりギアが入れば長く良い脚を繰り出す。馬群の外をのびのび走れるコース向き。サンデーサイレンス系としては、ダンスインザダーク産駒に近く、点火しづらい弱点を持ちつつ、嵌れば大仕事という“難儀なステイヤー血統”。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。牡馬は芝1800m~2600m、牝馬は芝1400m~2000mを中心に走る。後方一気型は展開に左右され、直線だけの勝負や、内しか伸びない馬場は不発多数。スローが苦手なわけではなく、前半じっくり追走して、助走付きのロングスパートが出来れば好走可能。長い直線+剛腕騎手はプラス条件になる。
No.〔A13〕の牝系は、米国のファミリーで、高速決着は得意だが、メリハリある流れが苦手。体力はあり、シーズンオフは得意な牝系。
◯ブラウンラチェット・・・キズナ×Congrats=ディープインパクト×エーピーインディ 〔2-b〕
前走アルテミスS1着(=東京芝1600m)。京都芝コースは初で、芝1600m戦は(1-0-0-0)。
キズナ産駒はディープインパクト系で、牝馬は芝1600m、牡馬は芝2000mの勝ち鞍が多く、パワー型血統の兆候がでている産駒が多い。レース間隔は詰めた時に好走が多く、間隔を詰めてガラッと一変するのはキズナの母父ストームキャットの影響が出ているものと思われる。間隔をあけて好走する馬もいるので、産駒の変わり身を狙うなら「叩き2戦目」が買いになる。母父Congratsはエーピーインディ系で、ダート中距離を基本としつつ、芝もこなし、マイル~中距離型。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。
▲ショウナンザナドゥ・・・キズナ×Pulpit=キズナ×エーピーインディ 〔23-b〕
前走アルテミスS3着(=東京芝1600m:0.2秒差)。京都芝コースは(1-1-0-0)、芝1600m戦は(1-1-1-0)。
キズナ産駒はディープインパクト系で、牝馬は芝1600m、牡馬は芝2000mの勝ち鞍が多く、パワー型血統の兆候がでている産駒が多い。レース間隔は詰めた時に好走が多く、間隔を詰めてガラッと一変するのはキズナの母父ストームキャットの影響が出ているものと思われる。間隔をあけて好走する馬もいるので、産駒の変わり身を狙うなら「叩き2戦目」が買いになる。母父Pulpitはエーピーインディ系で、産駒は2歳から走る仕上がりの早さがあり、芝、ダート兼用のマイル、中距離血統。2歳よりも3、4歳で本格化。
No.〔23〕の牝系は、タップダンスシチーやセイウンスカイなどと同系でスタミナとスピードに優れた牝系。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。
△テリオスララ・・・シスキン×マンハッタンカフェ=ミスプロ×サンデーサイレンス 〔12-c〕
前走萩S1着(=京都芝1800m)。京都芝コースは(1-0-0-0)、芝1600m戦は初。
シスキン産駒はミスプロ系で、仕上がりの早さと短距離適性を示すが、3歳以降のマイル、中距離でこそがアンブライドルド系の真骨頂。ダートも悪いわけがなく、アンブライドルド系十八番の東京D1600mやダート3冠が視野に入る。母父マンハッタンカフェはスタミナ型サンデーサイレンス系で、ステイヤータイプだが素軽い先行力を持ち、難儀な不発が少ない堅実さが特徴で、前半に脚を溜めれば鋭い瞬発力も使える。また道悪の成績が良く、パンパンの良馬場よりも多少時計の掛かる馬場向き。丈夫さが取り柄で、詰まったローテーションや高齢馬が穴をあける。
No.〔12〕の牝系は、早い時期から走る馬もいるが、3歳秋から古馬にかけて本格化する馬が多い牝系。また高齢でも衰えが少なくタフな馬が多い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。 12/08 02:41
軍神マルス
予想歴26年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3791 | |
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