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★傾向分析
2020年 タイム 1’49”3 (良) 1FAve=12.14 3FAve=36.43
テン36.5-中盤35.8-上がり37.0 『裏「へ」』
1着チュウワウィザード・・・キングカメハメハ×デュランダル=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔9-f〕 5-4
2着ゴールドドリーム・・・ゴールドアリュール×フレンチデピュティ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔5-h〕 8-7
3着インティ・・・ケイムホーム×Northern Afreet=ミスプロ×ミスプロ 〔4-m〕 1-2
2021年 タイム 1’49”7 (良) 1FAve=12.19 3FAve36.57
テン36.5-中盤37.2-上がり36.0 『加速・中弛み』
1着テーオーケインズ・・・シニスターミニスター×マンハッタンカフェ=エーピーインディ×サンデーサイレンス 〔1-l〕 6-6
2着チュウワウィザード・・・キングカメハメハ×デュランダル=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔9-f〕 11-11
3着アナザートゥルース・・・アイルハヴアナザー×フジキセキ=フォーティナイナー×サンデーサイレンス 〔22-b〕 3-3
2022年 タイム 1’51”9 (良) 1FAve=12.43 3FAve=37.30
テン37.0-中盤38.0-上がり36.9 『一貫・中弛み』
1着ジュンライトボルト・・・キングカメハメハ×スペシャルウィーク=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔8-f〕 8-10
2着クラウンプライド・・・リーチザクラウン×キングカメハメハ=サンデーサイレンス×キングマンボ 〔5-g〕 2-2
3着ハピ・・・キズナ×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔4-d〕 4-4
2023年 タイム 1’50”6 (良) 1FAve=12.29 3FAve=36.87
テン36.4-中盤36.9-上がり37.3 『前傾』
1着レモンポップ・・・Lemon Drop Kid×Giant's Causeway=キングマンボ×ストームバード 〔2-d〕 1-1
2着ウィルソンテソーロ・・・キタサンブラック×Uncle Mo=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔4-n〕 13-13
3着ドゥラエレーデ・・・ドゥラメンテ×オルフェーヴル=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔1-w〕 2-2
2024年 タイム 1’50”1 (良) 1FAve=12.23 3FAve=36.70
テン36.0-中盤37.2-上がり36.9 『前傾・中弛み』
1着レモンポップ・・・Lemon Drop Kid×Giant's Causeway=キングマンボ×ストームバード 〔2-d〕 1-1
2着ウィルソンテソーロ・・・キタサンブラック×Uncle Mo=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔4-n〕 11-10
3着ドゥラエレーデ・・・ドゥラメンテ×オルフェーヴル=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔1-w〕 13-10
中京D1800mのコース形態は、スタンド前の直線から発走して、グルッと1周してくるコース形態。急坂の途中あたりからスタートし、坂を上った後は、向正面までほぼ平坦で、そこから緩い坂をちょっと上り、向正面半ばから4コーナーにかけて下ってくるコース。同コースで行われる東海Sの流れも参考にすると、テンは36秒台前半、中盤も締まった流れで、上りは37秒前後と『前傾』になりやすいコース形態と思われる。
『前傾』の流れだと展開的には、
『前傾』・・・逃げ× 先行△ 差し○ 追込◎
しかし、好走している馬は4コーナーで10番手よりも前に位置した馬が多い。追込馬は割り引く必要があると思われる。また逃げ粘った馬も少なく、逃げも割引が必要と思われ、先行・差しが中心とみるべきと考える。
血統の傾向としては、中京D1800mの種牡馬ランキング上位は、1位シンボリクリスエス、2位マンハッタンカフェ、3位クロフネ、4位スペシャルウィーク、5位キングカメハメハ、6位フジキセキ、7位アグネスタキオン、8位スズカマンボ、9位ブライアンズタイム、10位ゴールドアリュール。
スタミナが問われるコースのようで、ロベルト系やスタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多い傾向。
またキングカメハメハ産駒は好走は多いが、2・3着が多い傾向。母父キングカメハメハも近年好走が多く、キングマンボ系は相性が抜群に良いと考える。
芝でも好走の多い種牡馬が上位にランクインしていて、チャンピオンズCの好走血統も同様の傾向。ダートのパワー型だけの要素では、適性はやや異なると思われ、芝も走れるスピードも必要で、バランスの取れたタイプ向きと考える。
◎ナルカミ・・・サンダースノー×ディープインパクト=ダンチヒ×ディープインパクト 〔3-d〕
前走JDクラシック1着(=大井D2000m)。中京Dコースは(0-0-0-1)、D1800m戦は(2-0-0-1)。
サンダースノー産駒はダンチヒ系で、中央競馬では下級条件の活躍が中心で、枠と展開によって激走する大穴血統。勝ち鞍が多いのは断然D1800。ダート1枠と中京ダートは苦手気味。買いの材料は、外枠、単騎逃げ、滞在競馬、休養明けの初戦か2戦目、減量騎手。先手を取れば、少々のハイペースでも粘るしぶとさがあり、脚を溜めない方が走る。二番が利かないモロさもあり、1番人気の信頼度は低め。「前走2着だから今度は勝つ番」と安易に思わないこと。外しか回れない差し馬もいるから、人気馬の扱いは慎重に。母父ディープインパクトはディープインパクト系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。
No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。
◯ウィルソンテソーロ・・・キタサンブラック×Uncle Mo=サンデーサイレンス×グレイソヴリン 〔4-n〕
前走JBCクラシック5着(=船橋D1800m:2.2秒差)。中京Dコースは(0-2-0-1)、D1800m戦は(2-3-0-3)。
キタサンブラック産駒はサンデーサイレンス系で、重賞好走馬がまだ少なめで、未知数の種牡馬。父ブラックタイドの特徴としては、ブラックタイド産駒はサンデーサイレンス系で、ディープインパクトの全兄でもあり同配合。現役時代もディープインパクトと比較して馬格で上回り、その傾向は産駒にも現れているようで本馬も馬体重は480kg前後。ディープインパクト産駒のイメージだと芝でキレる脚を使う中距離型のタイプなのだが、本産駒の傾向としては逃げ・先行の粘り込みだが、それほど器用とは思えない様子で、ゆったり流れる展開を前々で押し切るか、ハイペースを大外から差し切る競馬が合う。適距離は芝1600m~2200mで直線の長いコース向きだが、もっさりした馬はダートが主戦場になる可能性も高い。母父Uncle Moはグレイソヴリン系で、2歳から3歳夏にかけて勝ち鞍を量産し、その後は3勝クラスの突破に苦労しているのが現状。ダートの短、中距離血統とし、1400m型と1800m型に分かれ、1200m以下、1600mは冴えない。芝もこなすが、芝からダート替わり狙いに妙味あり。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。また短距離向きの馬が多く、中距離馬は洋芝開催向き。
▲ルクソールカフェ・・・American Pharoah×More Than Ready=ミスプロ×ヘイロー 〔1-k〕
前走武蔵野S1着(=東京D1600m)。中京Dコースは初で、D1800m戦は(2-0-0-0)。
American Pharoah産駒はミスプロ系で、距離を問わずダートで勝ち鞍を量産。中央開催は東京、ローカルは中京が勝利数上位を占め、その中でも東京D1600mは得意コースだが、頭あってもヒモなし。殆どのレースが勝つか着外という両極端の結果で、すんなり先行させると強く逃げでの戦法が向くが、それでも失速する馬がいる。内枠で揉まれたり、先手を取れないと諦める精神的弱さがあり、近走の着順より、枠順や展開を重視して臨むのが肝要。条件さえ合えば昇級初戦だろうと格上げ挑戦だろうと通用する怖さがある。持てる素質は高いのだが、同時に危うさも秘めている難儀な血統。適距離は個々に異なるが、精神的には規格外と考えるべき。母父More Than Readyはヘイロー系で、本領を発揮するのはスピードの活きる短距離〜マイル。芝は平坦、ダートは脚抜きの良い馬場に向く。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号kは、かなり時計の掛かる馬場でのみ力を発揮する。冬場のダートや最終週の重馬場等が合う。気性が激しく、時計のかかる消耗戦に活路がある。
△アウトレンジ・・・レガーロ×キングカメハメハ=エーピーインディ×キングマンボ 〔4-d〕
前走みやこS7着(=京都D1800m:1.8秒差)。中京Dコースは初で、D1800m戦は(5-1-1-4)。
レガーロ産駒はエーピーインディ系で、勝つ時の強さと負ける時の脆さが特徴。揉まれない展開で狙い。母父キングカメハメハはキングマンボ系で、格の高いレースで究極のスピード競馬(=レコード決着)になるほど凄味をきかす血統。厳しい展開ほど持ち前の底力が活き、2歳から走れる完成度の高さと成長力がある。軽い先行力、瞬発力勝負の切れ味、指示通りに動く反応の速さが武器で、芝1600m・2000m・2400mと根幹距離の重賞で特に強く、人気馬なら堅実。本格化前は詰め甘な点があることには注意が必要だが、ダービーの時期からは実が入り、成長力も豊富。距離延長を不安視されることも多いが、折り合いさえつけば距離はこなし、むしろ1400mや1600mなどの忙しい流れで末脚を溜められなかった時に不発が目立つ。中長距離型が安定しているのは、スローの良馬場で、ハイペースや力のいる馬場は凡走もある。マイラー型は高速馬場の内枠を活かしての先行粘り込みが得意。また馬場悪化時にも好走が多く、これはキングマンボ系特有の道悪の上手さに起因するものと考える。
No.〔4〕の牝系は、2歳時にも好走可能だが、3歳春から力をつけてクラシックでも好走することの多い牝系。成長能力に優れ、スタミナも豊富。2歳時はもともとの素質で走る感じだが、3歳春シーズンになると実が入り始め、秋シーズン以降は成長力も豊富で本格化する。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。 12/07 13:26
軍神マルス

予想歴27年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3847 | |
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