菊を目指す３歳馬トウカイメロディは準オープンの身である。よってオープン戦のここはハンデも軽くならなければいけない。そして登録馬に全体的に実績の上下がありすぎるため、ものすごく軽いハンデで出走することになった。

菊の新星誕生を願いたい心情としては当然「トウカイメロディ軽すぎワロタ！」である。しかしそこまで強いのか？と。対するメンバーがそこまで弱いのか？と。
トウカイメロディが売れるのは明白。ただ距離実績があるからといってここで大丈夫という保証はない。時計が速くなった青葉賞では何もできなかった。前走勝ちはレース前に大雨が降っていて時計がかかった。今年の函館は速さも必要です。まだ３歳でこの距離のオープンは厳しい。そう考えると５０キロでも妥当な気はしてくる。


◎マンハッタンスカイ
函館記念の回顧でも書いたとおり、パドックで大暴れ。よくあれで正攻法の競馬をして高速の６着に粘ったものだ。落ち着いていればまだやれたはず。距離は伸びても問題なし。相手弱化のここは当然上位。

○エアジパング
函館記念はマンハッタンスカイよりも先着をしているが、後ろから前の馬を捌いただけという印象。よってマンハッタンよりも下の評価に。距離が伸びることで負けられないところ。去年はクイーンスプマンテの大逃げで競馬がしづらかった。札幌日経ＯＰを５９キロで勝っているように洋芝のこの距離は適性が高い。その５９キロを考えれば５６キロは軽くすら映る。

▲デストラメンテ
いまいちよくわからない馬だし、父アドマイヤコジーンということで距離をこなしてくれる下地がないのですが、洋芝は合うと踏んでいる。前走は超スローで前に行って粘っただけという評価を皆がしてくれれば御の字。
自厩舎の馬ということで丹内は手の内に入れている。丹内はここにも出走しているグラスゴッドで２６００ｍ戦を１着で単勝万馬券。日曜日に出走するコスモエンペラーで３着。コスモエンペラーの時は勝負どころで前が詰まってしまったが、どちらも内を突くという勝負騎乗だった。余程力が足りない馬ならどうしようもないところだが、今の函館芝２６００ｍを実は熟知していると思いたい。


距離さえこなせばルールプロスパーやマイネルキーロフにもチャンスはあるだろうし、グランドオープン記念や巴賞で着差ほど負けていないキングブレーヴやレッドアゲートは再びハンデが軽くなるし、相手は難解ですね。何が来ても驚けない。
08/05 01:31

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