◎ エイシンアポロン
約1年ぶりのレースとなるが、調教の動きは良く休み明けを感じさせない。
弥生賞2着、毎日王冠2着と鉄砲実績もある。
前走は致命的な不利を受けての敗戦で度外視。
昨年の毎日王冠2着は前日の雨が内から乾く東京特有の内伸び馬場の恩恵も大きかったが、
初の古馬相手に僅差の2着に粘った点は評価できる。
(勝ち馬も3歳馬だったが)
土曜のレースを見る限り、開幕週で内を通った馬の方が有利という印象。
最内枠は大歓迎。
道中ラチ沿いの好位でレースを進めて、逃げるシルポートを上手く目標にしたい。
渋った馬場での実績が目立つだけに、開幕週の良馬場での時計勝負への対応がカギ。

○ シルポート
前走は前半33.9と、同馬にして突っ込み過ぎた印象。
それでも勝ち馬から0.4秒差の8着と地力のあるところは見せた。
近走逃げた経験がある馬が何頭かいるが、いずれもハナを主張するタイプではなく、
今回も同馬の単騎逃げは濃厚。
コーナー2回のコースに良績が集中している馬で、
東京芝1800は0-3-0-1と連対率75%の相性の良いコース。
ロス無く向上面に進入できる内の2番枠も好材料。
昨年と違い良馬場でやれそうな点もプラス。
脚質的に目標にされる形になると分が悪いので、
前半ゆっくり入って、道中早めに後続を突き離す競馬ができるかどうかがカギ。

▲ ミッキードリーム
前走はマイペースで2番手からレースを進めたエーシンジーラインを、
直線ハナ差交しての勝利。
レース内容は辛勝といった感じだが、復帰直後のレースを思えば
大分本来の状態に近づいてきた。
故障前まではクラシック上位組と勝ち負けを繰り返してきた馬。
前走は開幕週の馬場での勝利で、今回も再び開幕週。
前で競馬ができる馬で開幕週の馬場はプラスだろう。
前々走で58kgを背負いながら好タイムで勝利しているように、
時計勝負への対応も可能。
復帰後7戦目でこれ以上の上積みを期待するのは酷かもしれないが、
有力馬には休み明けの馬が多く、夏に使って来た強みを活かしたい。
小頭数とはいえ、欲を言えばもう少し内枠が欲しかったか。

△ ダークシャドウ
東京コースは4戦4勝と相性抜群。
大阪杯の内容からも地力はこのメンバーでも最右翼の存在。
一見非の打ちどころが存在だが、休み明けでは取りこぼしのある馬で、
脚質的にも開幕週の馬場はプラスとは言いがたい。
人気のダンスインザダーク産駒は素直に信用したくないという気持ちもあり抑えに。

△ ナリタクリスタル
前走は鞍上の好騎乗もあって57.5kgを背負いながらも勝利。
ただ、前走よりもメンバーが骨っぽくなる点はどうか。
芝1800mは3-2-0-1と好相性。
前で競馬が可能で、速い持ち時計もあるので開幕週の馬場は悪くなさそう。
坂のあるコースよりも平坦コースのほうが良いタイプだけに、
実績の無い東京コース(4着1回)がどうか。

△ ダノンヨーヨー
前走はいかにも距離の長い宝塚記念を使い、大きく崩れることなく7着。
距離適性を考えれば良く走っている部類だろう。
調教は動きはまずまず良かったが、叩き良化型で休み明けは若干減点。
距離もマイルがベストの馬で、今回は1ハロン長い印象。
近走は好位からの競馬もしているが、本来は追い込み馬で、
脚質的に開幕週の馬場での差し損ねも心配。
鞍上の起用から、本気度も今一つ。
ただ、メンバーを考えると複勝圏には抑えておくべきか。

△ シンゲン
東京巧者で、東京芝1800mは3戦3勝と相性抜群の舞台。
長期休養明けからの間隔を空けての叩き2戦目という形。
前走から幾分良化はしているだろうが、状態面にはいまだ不安が残る。
コース相性をだけを頼りに一応の抑えに。

× セイクリッドバレー
脚質的に開幕週の馬場では辛い。
このメンバーに入ると力量的にもやや見劣る。

× アクシオン
近2走の好走は洋芝巧者ゆえ。
特に前走は-14kgの仕上げ、巧く乗っての2着。
ここは割引材料が多すぎる。

× リアルインパクト
前走は鞍上が最高に上手く乗っての勝利という感が強い。
G1勝利で古馬と同一斤量の57kgはいかにも重い。
距離も初経験だが1ハロン長い印象。
ここは静観。

× ビッグウィーク
斤量59kgはやはり重い。
叩き良化型で休み明けも割引。
10/09 03:14

シーバス 予想歴13年 回収率89％	血統、馬場、展開、調教などを総合的に判断して馬券を組み立てます。 ただしパドックは分かりません。　総拍手獲得数：1450 過去のベスト予想 　菊花賞2014 ◎トーホウジャッカル○ショウナンラグーン 51拍手 59,220円