ハクサンムーンは持ち前のスピードを活かし後続を３馬身ほど引き離しての逃げ。これは楽勝かと思いましたが、ゴー打て前で足が止まり、ツルマルレオン、オーシャンカレントらに差されて４着。

　11.6 - 10.2 - 10.7 - 11.3 - 11.5 - 12.0

　２Ｆ目の１０．２が速すぎますが、ここでの無理がたたったと見るべきか。ハクサンムーンはスタート自体はそれほど良くない馬で、トップスピードの高さで前に進出する馬ですので、どうしてもこの辺りのタイムは速くなると思いますが、３馬身のリードはとりすぎたと言うことでしょうか。

　同タイムで３着のアースソニックが３３．７－３３．７の一貫したペースで走っているのに対してハクサンムーンは３２．５－３４．９（その差２．４秒）、２番手を走っていたティファニーケイスでも前半は３２．９秒である意味自滅したともいえるでしょう。

　とは言え、期待通りのスピードで走り、最後まで持たなかったと言うのが個人的な感想。この馬には後続に影も踏ませないレースをしてほしかった。

　馬体はちょっと立派過ぎたかもしれない。テンの速い馬が揃って、更に下り坂の小倉コースはこの馬に合っているとは言えない。ゲートにはまだ課題が残る。
　それでもここは勝ちきって、今後の躍進に期待していたのですが、いきなり躓いてしまいました。

　とは言え、やはりこの馬が来年のスプリント戦を盛り上げてくれると、変わらず期待はしています。

　次回は今回より人気が下がるかもとすれば、当然買い。応援は続けていきます。

　勝ったツルマルレオンは馬体も充実していた感じ、結局前が崩れたレースですので、アースソニック共々上位入選は自然。ちょっと恵まれたのは確かだと思います。

　２着のオーシャンカレントは、ちょっとびっくり。
実は芝適正が合ったということでしょうが、だとしてももう６歳で、現級を勝ち上がれればいいですが。

09/01 16:43　回顧アクセス：3240