【展望】
・人気は前走ド派手な勝ち方をしたサウンドトゥルーか、東京に替わって末脚活きると評価されそうなピンポンか。その辺りだろう。このコースで重賞3着のあるサウンドトゥルーの方が売れそうな要素はある。
・ただ今回のメンツで準OPを勝った馬はいない。（G1、2着馬はいるが…）それほど抜けた馬はいない印象のあるレース。ならば穴馬から入りたい。

本命はシンゼンレンジャー。

　関西馬で馬柱には着外の数字が並ぶ。関東のファンからすれば即切りの馬だろう。このクラスでは昇級初戦の5着がある程度で、お世辞にも走っているとは言えない。ずっと中長距離を走らせていたが結果が出なかった。そのために、前回はテコ入ればかりと言わんばかりに1400m戦へ出走。

　このレースで、ゲートは出たが道中は全く付いて行けずに、馬群から5馬身と大きく離された最後方を追走。直線入口でも最後方。ただ直線入ってからはかなりいい伸びを見せていた。坂上で詰まらなければあと2馬身は迫れた。着順で言えばは5着はあった競馬。着順はどうあれ、テコ入れした意味は伺えたレース。

　今回のレースで前走に阪神を使って人気しているのがピンポン。この馬に対して当馬は上がりや全体時計も上回っている。2つのレースに出走して共に3着だったワンダーコロアールを物差しすると、ピンポンが0.7秒差で当馬が0.5秒差。ここでも当馬が優位となる。時計差は馬場に寄るものだけとは言えない。（もちろん、ピンポンにも躓いたというエクスキューズはあるのだが。それを言うと当馬も詰まっている）それに加えて今回は斤量でも1キロ優位に立つ。
　
　今回見落とせないのが、東京マイルというコース。このコースはケイムホームの得意コースで勝率約10%,連率20%,複勝率30%!（出走42R）という決して少ない出走回数の中、安定した成績を残している。

　相変わらず調教は動くし、東京マイルの外枠もいい。関西のトラックマンがそこそこ重たい印が入れているというのも、実力が認められている証拠。陣営も一度除外された後はこのレースだけに絞って、調整してきた。

　どうせ道中は付いて行けず、最後方から大外をぶん回すだけ。余計なことをしないでそれで良い。レースが流れなさそうなメンバーは気にはなるが…。

　来るか来ないのか正直分からないが、買う時としては間違いなく今回だと思っている。
02/07 02:38

尾張のうつけ 予想歴19年 回収率124％	過去のレース内容を重視。そこに血統（馬場に合う、レース条件に合うetc.）・騎手（コース成績）を加味して、馬券の対象馬を絞り込みます。　少点数で的中させることに美学を持っているので、3頭ボックスが基本馬券戦術です。関西中心。スランプが長引く傾向があるのが玉にキズ。　総拍手獲得数：1865 過去のベスト予想 　安田記念2013 ◎ダノンシャーク○ショウナンマイティ 41拍手 18,160円