|
最終決定:好枠を引いたビッグアーサーの戴冠がこれで更に揺るぎないものになったと判断し、またダンスディレクターを筆頭に2番手以下の逆転が更に遠のいた。そして穴らしき穴馬も見当たらず、ほぼ上位人気で収まった。
===========================
ダッシュ速いシュウジの先手を前提に二通り。一つは傾向通り前傾ならダンス・サクラ、フラットから後傾ならネロ・ミッキー・シュウジ。いずれもビッグアーサーの連対は外せないし馬番の影響は大きいと考える。
===========================
セントウル組5勝10連対・北九州組2勝3連対・キーンランド組1勝3連対、他では安田・宮杯・マイルのGⅠ組の明け直行組が目立つ。
道楽仮説 : 実績と調子を前提に展開嵌れば上位に!
【実績】 ビッグアーサーは過去10年の戴冠馬と比べて格において遜色なく、出走馬対比でも群を抜いていることは明らかである。また距離も然り、しかし中山未経験がどう出るか若干の不安を感じる。 2番手候補がおらず、3番手は重賞と近走の比較で上げ幅の大きいソルヴェイグ。この馬は1400mに良績も2走前に函館SSをレコードで勝っており守備範囲。ただ前出馬同様に中山は未経験。 次いで4番手は3番手と差が無く、昨年のスプリンターズ4着馬でもあるミッキーアイル。 注目馬は近走上げ幅の大きい順にダンスディレクターとネロ。前者は休養前の重賞勝ち、後者は3連続2着も中山に良績ある。近走上げ幅小さいがベルカントでこの馬は千直に良績がある。中山経験済みも?。その他辛うじてクリアした馬はサクラゴスペル・レッドファルクス・ブランボヌール・サトノルパン・シュウジ。
以下、優劣値。(左から単勝率評価と重賞勝ち鞍・重賞の出走対比とV馬比較・近走の出走対比とV馬比較・1000m-1200m-1400m-1600mの距離対比・馬場実績と良績馬場・馬場状況(良想定)対比
2.5-2 2.2-1.1 3.6-1.1 0.0-0.0 2.6-1.6 0.2-0.2 0.0-0.0 0.0-hs B ビッグアーサー
1.9-2 1.3-0.7 2.1-0.6 0.0-0.0 0.8-0.5 2.2-2.2 0.4-0.4 0.0-hd ソルヴェイグ
1.2-5 1.7-0.9 1.9-0.6 0.0-0.0 0.4-0.3 2.5-2.5 0.7-0.7 0.1-ck D ミッキーアイル
0.7-1 0.9-0.5 1.6-0.5 0.0-0.0 1.5-0.9 1.9-1.9 0.0-0.0 0.0-kt S ダンスディレクター
0.6-0 0.6-0.3 1.1-0.4 2.9-2.9 1.4-0.9 0.0-0.0 0.0-0.0 2.7-ny D ネロ
1.2-3 1.3-0.7 0.9-0.3 0.0-0.0 1.0-0.6 1.4-1.4 0.4-0.4 2.8-ny A サクラゴスペル
1.0-1 1.4-0.8 0.8-0.3 0.0-0.0 1.7-1.1 1.6-1.6 0.4-0.4 0.0-ck レッドファルクス
1.0-2 1.1-0.6 0.8-0.3 0.0-0.0 1.9-1.3 0.2-0.2 0.9-0.9 0.0-sp A ブランボヌール
0.9-1 0.5-0.3 0.8-0.3 0.0-0.0 1.1-0.7 1.4-1.4 1.4-1.4 0.0-hs サトノルパン
0.8-1 1.0-0.5 0.7-0.2 0.0-0.0 1.2-0.8 1.5-1.5 3.3-3.3 0.0-kk S シュウジ
【調子】 連戦組はネロ・ソルヴェイグの2頭、一叩き組はビッグアーサー・ブランボヌール・ティーハーフの3頭。直行組はミッキーアイル・レッドファルクスの2頭の3パターン。
ビッグアーサーの前走は休養明けながら基準持ちタイム比較でハイレベルもやや余裕残し、今回のリズム&パターンは昇山。ミッキーアイルは休養明け初戦、逃げ脚質だが今回のリズム&パターンは順昇。ネロは明け初戦の韋駄天から徐々に間隔を詰めて賞金加算もでき、今回のリズム&パターンは順昇。レッドファルクスはCBC賞勝ち後、3ヵ月の休養を挟んでぶっつけ本番となる。今回のリズム&パターンは順昇。 ブランボヌールは休養明け後、キーンCGⅢを勝ちここが2走目で、今回のリズム&パターンは昇山。
以下、調子度。(左から前走の基持タ比較値と基レタ比較値・2走前・3走前も同様、リ&パ=左から前走・2走前・3走前と総合評価値)
0.993-0.969 1.003-0.979 0.990-0.966 2-3-1 0.989 ビッグアーサー
0.999-0.978 1.008-0.986 0.977-0.955 3-2-1 0.986 ミッキーアイル
0.994-0.964 0.993-0.963 0.986-0.956 3-2-1 0.957 ネロ
1.032-0.972 1.019-0.958 0.980-0.916 3-2-1 0.956 レッドファルクス
1.003-0.954 1.014-0.966 1.008-0.960 2-3-1 0.936 ブランボヌール
0.999-0.955 0.992-0.947 0.993-0.948 1-3-2 0.917 ソルヴェイグ
0.993-0.950 0.999-0.957 1.011-0.969 2-3-1 0.909 サトノルパン
0.991-0.960 0.973-0.941 0.978-0.947 3-2-1 0.905 ティーハーフ
※ 以上の前提2項目からビッグアーサーからブランボヌールの5頭を対象に展開予測で検証する。
【展開】 良馬場を想定とし、過去の流れとラップ(平均ラップは前2F22.2秒・中間3F10.9秒・4F11.2秒・上り5F11.2秒・6F11.9秒、平均走破タイムは1.07.7。 流れは前傾。 脚質は逃2・先1・前差3・後差3・追1)を基にどの馬に適合性が高いかを判断する。
出足の速いシュウジ(発馬2F22.8秒)は中間スローの平均ペースを得意とするも逃げ切るだけの末脚がない。
番手追走のネロも中間まで同様も末脚では勝る。
鉄砲駆けも有りえるミッキーアイルは中間の対応維持も逃げてこそ。
ビッグアーサーは中山未経験と前付けでもスローの場合に僅かな不安があるも能力でカバーする。
レッドファルクスは発馬・中間・上りともども中山に適合するとは思えない。それでもジリ伸びする。
ブランボヌールは発馬の遅さから後差しになると強烈な末脚が無いので届かない。
その他の馬で注目はサクラゴスペルとダンスディレクターの2頭。前者は中山に良績も明けは昨年好結果も本来得意ではない。後者は後方から4コーナーにかけて捲れるかどうか。また短い直線が厳しい。
以下、展開予測(左から明け何走目・良績ペース・発馬タイム-位置・推進評価-中間位置・直線位置-上りタイム・L1F位置と前馬との差・末速型・推定タイム)
2 H 23.5-⑥ H-⑥ ②-18.4 ②-頭 Q 1.06.6 ビッグアーサー
1 S 23.1-③ H-③ ⑧-18.8 ⑦-1/4 N 1.08.4 ミッキーアイル
4 H 23.0-② S-② ⑤-18.0 ④-1/4 Q 1.07.4 ネロ
1 M 24.3-⑮ S-⑮ ⑯-18.4 ⑯-1/4 Q 1.10.4 レッドファルクス
2 H 24.0-⑫ M-⑫ ⑦-19.0 ⑧-頭 Q 1.08.6 ブランボヌール
1 S 23.8-⑪ H-⑪ ①-18.7 ①-先 Q 1.06.5 サクラゴスペル
2 M 23.7-⑨ H-⑨ ③-18.2 ③-1/4 F 1.07.0 ダンスディレクター
【傾向】高確率の順位別。対象項目と確率、具体例。
①斤量=57kg増減無し
②前走=単・連対ともにセントウルS組
③脚質=前差
④前走レース=セントウルS
⑤オッズ=2・3番人気
⑥拡大枠=IN①②③・OC⑪⑫⑬
⑦場体重=480kg台
⑧馬齢=5歳馬
⑨重賞=近5走以内に2勝以上
②③④ ⑥ ⑧⑨ ビッグアーサー
①②③④ スノードラゴン
① ③ ⑧ サトノルパン
① ⑤ ⑧ ミッキーアイル
① ③ サクラゴスペル
②③④ ⑥ ダンスディレクター
②③④ ⑥ ティーハーフ
②③④ レッドアリオン
②③④ ウリウリ
② ④ ⑧ ネロ
③ ⑥ ブランボヌール
③ ⑤⑥ ⑧ レッドファルクス
⑦⑧ ベルカント
⑨ ソルヴェイグ
【馬券】
単勝①1点
馬単①⇒⑪・⑤2点
ワイド①⇒⑤・⑪・⑬3点
3連単①⇒⑪⇒⑤・⑬2点
3連複①・⑪⇒⑤・⑬2点 10/01 20:03
|