レースレベル４･･･
休み明けのロゴタイプが逃げ粘れるレースではマイラー頂上戦とは言えないため一つ割引。

狙い＝グレーターロンドン
今回の臨戦状況と鞍上の実力で掲示板を得るのだから余程馬に能力がある証拠。
脚元次第だろうが、内枠が災いしても後方から追い上げたレッドファルクスと共に今後のマイル古馬戦線を牽引できる素材と言えるので狙い馬筆頭とする。

狙い＝レッドファルクス
ミルコの実力もあっただろうが、それでもロゴタイプが逃げ残るペースを不利な位置取りになっても唯一追い込んで来たのは馬も能力ある証拠。

危険＝イスラボニータ
やはり、厩舎格から古馬Ｇ１を勝てる存在でない事を示したのは残念。
皐月賞馬なので弱い訳ではないのだろうが、ここまで好条件が揃っても勝てないのは、元の主戦に蛯名正義を乗せるしかなかった事から鑑みても、古馬になってＧ１を勝つ立場にない(馬の能力ではなく調教師の格付け)と捉えるしかないだろう。
左回りが適わない面もあるかも知れないが、人気を背負ってここまで負けてしまっては、今後勝てる見込みは置けない。
今後は、元の主戦と相まって引退前に人気薄での一発好走か、そのまま勝てずに衰退の一途のいずれかになるだろう。
これが年間１０勝以下しか出来ない厩舎の置かれている立場で、昔の徒弟制度時代なら師匠厩舎に転厩させられてもっとＧ１を勝たせて貰っていたかも知れない。
非情な言い方と思われるだろうが、時代は変わっても大きなレースを勝てる馬は限られているだけに、そんな良血馬を任される厩舎も否応なく限られる。
今回も人気薄でも池江厩舎の馬が勝ってしまったのも、それを証明していると言えるだろう。

騎手最低＝アンビシャス
横山典弘の「ふざけるなマジック＝これが真の実力」が発動して得意のスタート出遅れ。
同厩舎のブラックスピネル(松山)の方がたとえ着順は悪くても横山典弘よりも数倍マシな果敢な競馬をしており、如何にこれまでの活躍が胡散臭いモノであるかを如実に現した。
所詮は親父のお陰で関東上位に置かれている東の縁故騎手など「好走は全て仕込み」と言われても仕方なく、馬を潰した今回最低の騎手である。

鞍上衰え＝エアスピネル
笹田厩舎はすぐにでも鞍上を変えた方が良い。
敗戦は仕方ない状況だったとしても、あきらかに鞍上の判断力の低下は顕著で、マイル戦に方向転換した掛かり気味になる馬の特徴をただ殺すだけで終わらせている。
ミルコとルメールが来る前とは雲泥の差で、今回のようにライバル(イスラボニータ)が不発になると共にコケてしまうのは鞍上の判断力が落ちているか、これが真の実力だからである。

ロゴタイプ逃げ残りで･･･
逃げ馬を追走した馬たちが軒並み潰れてしまい、危うく連覇されるところを枠が幸いした追い込み馬と枠が災いした追い込み馬がワンスリーになると言う読み難い決着。
根本的に香港馬に期待した予想が誤りだったが、それでもマイラーズＣ組も大阪杯組も人気馬も含めて全滅なのでは完敗としか言えないため、却ってサバサバした気分になった。
レース実績馬を消した時にやられる時は本当によく消し馬が来るので、もしも私の予想を参考にされてる方が居たら私の消し馬から買ってみて下さい。結構美味しい結果になっているので！(苦笑)

06/05 08:19　回顧アクセス：4178