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シリウスステークスはコース形状などから前傾かつ中弛み風味の一貫ラップになりやすそうで、激しい起伏でも徐々に加速して末脚を伸ばせる馬の期待値がやや高くなりそうな重賞。
父:米国型が苦戦傾向にあること(2・3勝クラス)...などに注意。(枠順確定前・木曜現在の予想)
◎ アルドーレ
○ サクラアリュール
単勝:◎○(+馬連:◎-○)
◎ アルドーレ(56.0kg)
短評:(阿蘇ステークス2020 回顧+一部修正)
前後・内外とも不利、展開と適性(能力-距離)がやや一致? 今回のレースレベル自体はクラス平均を少し下回る印象ですが、アルドーレ(=ダ1700m以下は過去2戦が二桁着順。 過去4勝はダ1800m~2100m、2着2回もダ1800m)がダ1700mの前傾ラップに対応できるようになったのは成長の証かもしれません。血統(父:オルフェーヴル×母父:French Deputy(米)×母母父:Crafty Prospector)+レース内容からギアの重さが感じられますが、エンジンが掛かれば高速ロングスパートが可能?
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'阿蘇S 56.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的なダートの1900m前後◎? 先行力:F? 底力(=ハイペース耐性):E(甘め)? キレ:E-(甘め)~F? 持続力:E-? 総合力:E(甘め)?相当 急坂:▲+?(やや大跳び)
母:ティックルピンク(半兄:アキトクレッセント、半姉:アンジュデジール)。 おじ:オールブラッシュ
スレイプニルステークス2020(44.3(38.0)-37.6-24.2(36.3)-23.8(35.7) =2'09"9早?) 前半スローからのロングスパート勝負(=この条件としては非常に緩いペース)で、前・内に付けた&やや持続力優位の総合力上位馬が極めて有利。 レースレベルはクラス平均を少し上回る印象。
レース後のコメント(ラジオNIKKEI)http://keiba.radionikkei.jp/keiba/post_20944.html
○ サクラアリュール(54.0kg)
短評:(シリウスステークス2020 予想メモ)
血統(父:ゴールドアリュール×母父:Gulch×母母父:Nureyev。 5代内クロスにNureyev 3x3)は欧州芝&ダートの二刀流種牡馬であるNureyevの強い影響を受ける。 前半スローからの額面の上がりが掛かるロングスパートに高い適性を示していて、先行力やキレ(=トップスピードと急加速力)は裏付けが弱い。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'三宮S 54.0kg)
(ツナギチェックなし) 血統は中距離向き(?)で、標準的なダートの1900m前後◎? 先行力:G+? 底力(=ハイペース耐性):E-? キレ:F-? 持続力:E-? 総合力:E-?相当
ジャパンダートダービー2020(35.9-37.7-25.4(38.1)-26.9(40.4) =2'05"9重) 極端な前傾ラップ。例年と比較すると、テン早く、2ブロック非常に早く、3ブロック平均的、上がりが極めて掛かる。例年なら緩む2ブロックが全く緩まず、むしろテンから早いラップが続くという米国型向きの前傾ラップに。
上がりが割合・額面の両面で掛かり過ぎ、中央のダートでは再現が困難に思える。
レース後のコメント(ラジオNIKKEI)http://keiba.radionikkei.jp/keiba/3_42.html
---------- 以下、プレ予想 ----------
シリウスステークスはコース形状などから前傾かつ中弛み風味の一貫ラップになりやすそうで、激しい起伏でも徐々に加速して末脚を伸ばせる馬の期待値がやや高くなりそうな重賞。
シリウスステークス2020・中京ダ1900mの傾向と対策、出走予定登録馬を見ていきたいと思います。
カフェファラオまで追加(9/25 22:15)
中京ダ1900mは坂下からのスタート。中京ダ1800mよりスタミナ色が強まりそう(類例:東京芝2400m→2500m)。
2・3勝クラスでは父:欧州指向の期待値が高く、カフェファラオのような米国型はイマイチ。
結果から考える狙い方「シリウスステークス2020・中京ダ1900m」
[期待値:F-??]=概算中
▲:激しい起伏でも徐々に加速して末脚を伸ばせる馬
→ 先行力:F-? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F? 持続力:E-?
(期待値は「持続力 ≧ 先行力 ≧~> キレ」
注目血統:父:欧州指向。 SS系スタミナ型、Kingmambo系、Roberto系
中京ダ1800mよりマイル・スピード色が弱まり、父:米国型は苦戦傾向)
注:枠順の影響=未調査
(-)
注:斤量差の影響=やや大きい~普通?
(ダートとしては牝馬や小柄な馬の好走例がやや多い。
【!】上級条件になるほど、緩急が小さく=斤量差の影響が小さくなりやすい可能性に注意)
コース形状(テン2.5Fは急坂の始点付近から急坂を上り、1角中間まで。 2ブロック3Fは1角中間から向正面にかけて上り、向正面・残り1000mから下り坂。 3ブロック2Fは長い下り坂のままスパイラルカーブの3・4角。 上がり2Fは直線入口から短い助走区間で急坂を上り、急坂を上りきった残り200mからゴールまでは緩い上り坂)などから前傾かつ中弛み風味の一貫ラップになりやすそうで、激しい起伏でも徐々に加速して末脚を伸ばせる馬の期待値がやや高くなりそうな重賞。
父:米国型が苦戦傾向にあること(2・3勝クラス)...などに注意。
カフェファラオ
短評:(シリウスステークス2020 予想)
米国型らしいスピードに秀でるマイラー?
ここでの不安は、距離の長さ+末脚不足。
米国3冠馬×米国芝マイル血統の組み合わせ通り、東京ダ1600mの高速決着で秀でたパフォーマンスを発揮。テンから飛ばして踏ん張る競馬に非常に高い適性を示しています。その裏返しで、前半のスピードの重要度が下がること、道中でペースが緩むこと、終いの末脚の重要度が高まること...の全てが持ち味を削ぐ条件悪化だと思われます。中京ダ1800mならマイル指向のスピードで押し切れそうですが、中京ダ1900m(=坂下からのスタートで急坂を2度越えることになる)ではスタミナ指向の末脚不足からパフォーマンスが伸び悩む~低下する心配があるのでは。逆転候補を探したいです。
適性チェック:(誤差&プラス修正に注意。 最終更新:20'JDD 56.0kg)
(誤差注)ツナギは長さ普通(胴は少し短い?)、やや太い(蹄は大きい)、やや立ち。標準飛節。 やや力の要るダートのマイル~中距離向き、血統はマイル~中距離向き(?)で、標準的なダートのマイル◎?(砂質不問? 中距離▲?) 先行力:E(甘め。 芝スタート時:E-)? 底力(=ハイペース耐性):E? キレ:F~F(甘め)? 持続力:E-? 総合力:E↑?相当
母:Mary's Follies(半兄:Night Prowler、半姉:Regal Glory) 10/01 17:39
あみー
予想歴12年 回収率114% | 総拍手獲得数:742 | |
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