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★傾向分析★
2017年 タイム 2’02”5 (良) 1FAve=12.25 3FAve=36.75
テン36.9-中盤49.3(3F換算36.98)-上がり36.3 『加速・一貫』
1着コマノインパルス・・・バゴ×フジキセキ=レッドゴッド×サンデーサイレンス 〔7-d〕 10-7
2着ガンサリュート・・・ダノンシャンティ×クロフネ=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔10-d〕 11-11
3着マイネルスフェーン・・・ステイゴールド×ジェイドロバリー=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔A29〕 11-11
2018年 タイム 2’01”2 (良) 1FAve=12.12 3FAve=36.36
テン35.4-中盤48.8(3F換算36.60)-上がり37.0 『前傾』
1着ジェネラーレウーノ・・・スクリーンヒーロー×ロックオブジブラルタル=ロベルト×ダンチヒ 〔2-f〕 2-2
2着コズミックフォース・・・キングカメハメハ×ネオユニヴァース=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔4-g〕 12-11
3着イェッツト・・・カンパニー×キングカメハメハ=グレイソヴリン×キングマンボ 〔7-f〕 9-8
2019年 タイム 2’01”2 (良) 1FAve=12.12 3FAve=36.36
テン36.2-中盤49.7(3F換算37.28)-上がり35.3 『加速・中弛み』
1着ラストドラフト・・・ノヴェリスト×ディープインパクト=スターリング×ディープインパクト 〔9-f〕 2-1
2着ランフォザローゼス・・・キングカメハメハ×ディープインパクト=キングマンボ×ディープインパクト 〔8-f〕 2-2
3着ヒンドゥタイムズ・・・ハービンジャー×ディープインパクト=ダンチヒ×ディープインパクト 〔2-s〕 5-4
2020年 タイム 2’02”1 (稍重) 1FAve=12.21 3FAve=36.63
テン37.0-中盤48.9(3F換算36.68)-上がり36.2 『加速』
1着クリスタルブラック・・・キズナ×タイキシャトル=ディープインパクト×ヘイロー 〔1-s〕 10-10
2着スカイグルーヴ・・・エピファネイア×キングカメハメハ=ロベルト×キングマンボ 〔8-f〕 2-1
3着ディアスティマ・・・ディープインパクト×ストリートセンス=ディープインパクト×ミスプロ 〔5-h〕 4-4
2021年 タイム 2’03”1 (良) 1FAve=12.31 3FAve=36.93
テン37.5-中盤50.4(3F換算37.80)-上がり35.2 『加速・中弛み』
1着グラティアス・・・ハーツクライ×Lizard Island=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔9-g〕 3-2
2着タイムトゥヘヴン=ロードカナロア×アドマイヤベガ=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔2-r〕 1-1
3着テンバガー・・・モーリス×スペシャルウィーク=ロベルト×サンデーサイレンス 〔1-o〕 5-5
馬場状態も流れも様々だが、連対馬の多くは4コーナーで5番手前後の位置取りが多い傾向。最近は4コーナー10番手前後の差し馬の好走も増えてはいるが、追込に位置しては届かずの結果が多いように感じます。これは中山芝2000mのコース形態に起因するもので、直線が短いため溜めてキレるタイプ寄りも早めに仕掛けて押し切るタイプに向く流れになりやすいのが原因と思います。『加速』や『中弛み』は逃げに有利な展開だし、『一貫』なら先行が有利なことから、コース形態も相まって好走しやすいのだと考える。
血統の傾向は、サンデーサイレンス系×スピード持続型血統(=ダンチヒ系・リファール系・ニジンスキー系などの大系統ノーザンダンサー系)の配合がよく好走しているように思います。またサンデーサイレンス系は、スタミナ型のサンデーサイレンス系(=ステイゴールド、アグネスタキオン、ディープインパクト、ゼンノロブロイなど)の好走が多く、スタミナが問われやすい適性と感じます。また地味目の渋いサンデーサイレンス系(=エイシシンサンディ、バブルガムフェロー、ニューイングランドなど)も好走していて、パワータイプのサンデーサイレンス系も侮れず。
ロベルト系(=ブライアンズタイム、マヤノトップガンなど)やノーザンダンサー系はもちろん好走多く、欧州型スタミナ血統は要注目。
ミスプロ系も好走していますが、エンドスウィープやエルコンドルパサーなど中長距離の持続型の流れに強いミスプロ系からもスタミナが重要と考えます。
ステップの傾向は、前走ホープフルS好走馬や葉牡丹賞好走馬。中山芝コース経験している強みとさらに同距離ということで、好走が多いと思われます(=07年1着サンツェッペリン、08年1着マイネルチャールズ、11年1着フェイトフルウォー、12年3着アドマイヤブルー、14年2着キングズオブザサン、15年2着ブラックバゴ、16年3着メートルダール、17年1着コマノインパルス、17年3着マイネルスフェーン、18年1着ジェネラーレウーノ、19年2着ランフォザローゼスなど)。
★予想★
京成杯のポイントは、
①小回りコースの中山芝コースのため、基本は内枠の先行馬。
②スタミナ型サンデーサイレンスの好走が多い。血統的にはやや欧州型の要素が必要。
③葉牡丹賞好走馬は信頼性が高い。
④ホープフルS好走馬も好走しやすく、軸に向く。
⑤前走芝2000mで、上がり2位以内の末脚を繰り出している馬は好走が多い。
◎ヴェールランス・・・キタサンブラック×ヴィクトワールピサ=サンデーサイレンス×サンデーサイレンス 〔1-n〕
前走エリカ賞2着(=阪神芝2000m:0.0秒差)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(1-1-0-0)。
キタサンブラック産駒はサンデーサイレンス系で、まだ産駒がデビューして好走馬が少なく、未知数の種牡馬。父ブラックタイドの特徴としては、ブラックタイド産駒はサンデーサイレンス系で、ディープインパクトの全兄でもあり同配合。現役時代もディープインパクトと比較して馬格で上回り、その傾向は産駒にも現れているようで本馬も馬体重は480kg前後。ディープインパクト産駒のイメージだと芝でキレる脚を使う中距離型のタイプなのだが、本産駒の傾向としては逃げ・先行の粘り込みだが、それほど器用とは思えない様子で、ゆったり流れる展開を前々で押し切るか、ハイペースを大外から差し切る競馬が合う。適距離は芝1600m~2200mで直線の長いコース向きだが、もっさりした馬はダートが主戦場になる可能性も高い。母父ヴィクトワールピサはサンデーサイレンス系で、ネオユニヴァース産駒同様にややパワー寄りの中長距離型で、速い上がりも繰り出せるタイプ。ベストは芝1800m。ネオユニヴァース産駒は「レースにに使えば使うほど気性が難しくなる」と言われ、活躍時期の早さも特徴。同じような傾向が出ていて、キャリアを重ねるほど気性の難しさが出て伸び悩む。ダートも走り、時計のかかる馬場は合うはず。ローテーションにも注目すべき点があり、レース間隔が詰まった時の好走りつがたか、「中2週」が優秀。休み明け初戦より、叩き2、3戦目で着順を上げやすい。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋~4歳前半は充実期で、古馬になると緩やかに成長する。分枝記号nは、仕上がり早で素軽いスピードと立ち回りの上手さが持ち味。底力には欠けるが器用さでカバーする。
◯アライバル・・・ハービンジャー×ディープインパクト=ダンチヒ×ディープインパクト 〔不明〕
前走新潟2歳S2着(=新潟芝1600m:0.2秒差)。中山芝コースは初で、芝2000m戦も初。
ハービンジャー産駒はダンチヒ系で、得意コースに特徴が出ていて、洋芝の札幌芝1800m、内回り急坂の中山芝2000mや阪神芝2000mと、欧州血統らしく切れ味勝負になりにくい舞台が並ぶ。上がり33〜34秒台の鋭い脚を使う馬も珍しくないため、凡庸な欧州ジリ脚血統とは違う様子。スローの新馬をあっさり勝ち上がった後、格上げ戦のペースアップや距離短縮に適応出来ず、不発に終わる馬も多数。1番人気では、芝1800m以上なら抜群に安定するが、1600m以下なら危ない。前半ゆっくりなら大丈夫、前半速いと危ないという言い方も可能。距離延長は歓迎で、多分ベストはスローの長距離。母父ディープインパクトはディープインパクト系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。
牝系については不明。
▲テンダンス・・・ジャスタウェイ×French Deputy=サンデーサイレンス×ヴァイスリージェント 〔16-h〕
前走東京スポーツ杯2歳S3着(=東京芝1800m:0.5秒差)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(0-1-0-0)。
ジャスタウェイ産駒はサンデーサイレンス系で、父ハーツクライと比較すると、ハーツクライ産駒は加速に時間がかかり長い直線を得意としているのに対し、ジャスタウェイ産駒はさっと動けて、内回りや短い直線の良績が多め。そのため人気馬の難儀な凡走や、展開がハマった時だけ激走するような“波”はハーツクライ産駒よりも小さい。なかでも芝2000mと1800mの1番人気は信頼度が高く、連軸向き。左回りの中京や新潟の成績が良く、ハーツクライや内包しているトニービン譲りの特性も有している。米国のダート血統ワイルドアゲインの血を持つせいか、東京D1400m、D1600mが合うようで、ダートも走れる産駒もでている。ダート寄りの適性を持つ分、力のいる馬場の方が向く芝馬も多くなりそうで、芝の重馬場には高い適性を示している。母父フレンチデピュティはヴァイスリージェント系で、セカンドステージが存在する芝・ダート兼用タイプ。鮮度や勢いが好走に重要なポイントで、好走中なら馬体重がポイントになる。使い詰めると馬体重が減りやすい傾向があり、パフォーマンスが低下する。距離の守備範囲は広いが、牡馬は1600m以上、牝馬は1600m以下の勝ち鞍が中心。芝・ダート兼用型のため、“時計のかかる芝”や“時計の速いダート”が得意で、芝もダートも重馬場を得意とする。
No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳秋以降に本格化する成長力があり、また叩き良化型のステイヤー特性がある。そのため距離延長で本領発揮のタイプが多い牝系。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベストで、器用さには欠けるが、広いコースでの持久戦は得意。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。
△ホウオウプレミア・・・ロードカナロア×クロフネ=キングマンボ×ヴァイスリージェント 〔8-f〕
前走百日草特別2着(=東京芝2000m:0.0秒差)。中山芝コースは初で、芝2000m戦は(1-1-0-0)。
ロードカナロア産駒はキングマンボ系で、スピードと仕上がりの早さを有している。意外と短距離では勝ち馬は出ず、芝1600mで好調。ストームキャット系も内包しているため、高速タイムやハイペースも苦にしない。ダイワメジャー産駒のように、スピード持続型とスロー瞬発型の見分けが馬券のカギを握りそうで、得意とするペース、得意とする上がりを個々の馬で見つけたい。ダートも走り、脚抜きのいい馬場はプラス。母父クロフネはヴァイスリージェント系で、鮮度と勢いが好走に非常に重要なポイントとなる。芝もダートも走れる兼用型だが、同系のフレンチデピュティと比べるとややパワー型で、持久力も豊富。勢いがある時には連勝も多く、上昇馬はクラスの壁を突き抜けて短期間にまとめて稼ぐ特性を持つ。“ダートから芝に転じて急上昇”や“詰めの甘かったマイラーが地力先行勝負で本格化”という成長パターンを示す。充実期は連勝が多く、積極的に狙える。重不良の成績も抜群で、“雨のダートのクロフネ”には要注意。
No.〔8〕の牝系は、2歳~3歳春シーズンも好走は可能だが人気の時には詰めが甘い特性があり、本領発揮は3歳秋以降で、古馬で真価を発揮するタイプが多い。叩き良化型で、高速時計にも強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。 01/16 12:34
軍神マルス
予想歴24年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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