| 馬単 4-14番
750円的中 |
開幕2週目で、まだまだ馬場状態が良好な中山コース。前向きさは必須。
人気のソールオリエンスにしても、皐月賞は後方からの競馬ではあったが、本来は体力豊富でパワーもスピードもあるタイプ。今回は無難な位置取りで競馬をし、きっちり力通りの競馬みせるはずだ。
穴は、アメリカ色の入った前向きなタイプが面白い。
昨年は、母父にクロフネの血を持つガイアフォース、2020年はタイキシャトルの血を持つバビット、2019年の勝馬リオンリオンもクロフネの血を持つ先行馬だ。
◎レーベンスティール
(血統)
父リアルスティール
母父トウカイテイオー
(オプション)
「G3→G2」格上げ、多頭数内枠、「1800→2200㍍」距離延長、「先行→差し→先行」位置取りショック。
物理面では父、精神的には母父の影響強く、スピードがあり、集中力と闘う意欲が非常に強いタイプ。
不利を克服しに掛かるしたたかさ、強い相手に食らい付くガッツがあり、チャンピオン戦で本領を発揮するタイプ。今後中距離G1での活躍に期待が持てる1頭だ。
前走は後方に回る競馬、前残りの競馬になりながらも、最後馬場の内目から馬群を捌きながら着差詰め、かなり際どく勝馬に迫り、逆に勝利に対する執着心の凄まじさを見せつけた。
高い精神力に依存して走るタイプで、弱い相手や少頭数では、逆に気持ちが切れるリスクが出てくる。
今回は多頭数、「ローカルG3→中山G2」と厳しい条件が強化される一戦で、この馬の精神力を生かしやすい環境下。特にG1馬ソールオリエンスが相手となれば、そう簡単に気持ちが切れる事も無かろう。
おそらく、ソールオリエンスは比較的前目の位置取りに付けて、無難な競馬に持ち込むはずなので、マークも容易で競馬もしやすくなるはず。
一騎討ちから、気力で競り落としに掛かると見る。
極端な距離延長は、精神依存タイプのこの馬にはプラスにはならない。
賞金的に微妙ではあるが、菊花賞ではなく、天皇賞(秋)への出走を目指してほしいところ。
○ソールオリエンス
(血統)
父キタサンブラック
母父モティヴェーター
(オプション)
休み明け、「57→56kg」斤量減、「G1→G2」格下げ、外枠。
力量上位。
今回も、ダービー同様中段よりやや前目から、体力を生かした競馬に持ち込み、無難にまとめてくるはず。休み明けで、体力充填後のレースで、自慢の体力を生かしやすい環境下。ここでは崩れようもなく。
菊花賞の期待値が非常に高いだけに、前哨戦での無理は控えたいところ。
▲コレオグラファー
(血統)
父モーリス
母父アグネスデジタル
(オプション)
「逃げ→差し→逃げ・捲り」バウンド位置取りショック、生涯初重賞。
闘志のコントロールが非常に難しいそうな血統背景を持つだけに、逆に位置取りショックに魅力を感じるタイミングだし、嵌った時の爆発力にも魅力を感じる。
闘志を煽ってなんぼの馬なので、中途半端な騎乗や無難な乗り方では結果は出ないと考えてほしい。
豪快に捲るか、外連味無い逃げで勝負してほしい。この面子捲りは、正直難しいと考えているので、出ムチを入れてでもハナを奪ってほしいところだ。
父と母父だけを見れば、距離に壁がありそうなイメージも、ボトムはメジロ血統に繋がっており、実はパワー&スタミナ寄りなタイプ。中長距離の非根幹距離がベストだ。
△シルバープリペット
(血統)
父レッドファルクス
母父エイシンフラッシュ
(オプション)
「2000→2400→2200」バウンド距離短縮、「差し→先行→差し」バウンド位置取りショック、生涯初重賞。
レッドファルクス自身は、スプリンターズSを制したスプリンターだったが、ダマスカスやアファームドといった中長距離向きの体力色を持つ血を内包しているところがミソだ。牡馬産駒はおそらく、父の印象とは逆に、芝の中長距離の非根幹距離で活躍するタイプも多く出て来るだろう。
活躍馬の少ない産駒の中から、早速この馬が中長距離路線の重賞に駒を進めて来た。
実は牝系はかなり優秀で、母母オーバーザウォールは福島記念の勝馬であり、半弟にダービー2着馬のインティライミがいる。
流石に現状では、ソールオリエンス相手に力勝負では辛いが、他の重賞勝馬は不振。3着くらいは十分にありえるメンバー構成。
父はアメリカ色強く、前向きさがあって、今の中山とは相性が良い。
プラス、バウンド距離短縮の体力補完あり。
デビュー当時は、体力不足で未勝利戦でも競馬にならなかった馬だが、ここに来てしっかり体力がつき前目のポジションで競馬が出来るようになり2連勝。奥手のステイヤーらしい成長力を見せている。
パワーとスタミナ溢れる血統背景あり、今後は3000㍍以上の長距離レースや道悪でのレースで注目したい。
✕シャザーン
前向きさなく、新鮮味も無い状態で。
✕キングズレイン
ホープフルSは、外差し馬場の外枠によるもの。
むしろ、先行して勝ち負けした1、2着馬との力量差を感じる一戦。
逆に開幕馬場で行われた毎日杯で内枠に入り、後方に置かれて惨敗するあたり、今の中山に必要な前向きさに欠ける印象。
前走は600㍍の距離延長に加え、8頭立ての少頭数に格下げステップ。
極端にペースが落ち、且つメンバー弱化したタイミングで、揉まれ類事も無く位置取りを上げる事が出来た。
距離短縮、格上げ、多頭数内枠。ペース激化、メンバー強化に加え、揉まれやすい環下。かなり精神的に淡白な印象で、前走とは全く間逆の環境で前走のようなパフォーマンスに期待を掛けるのも無理がある。 09/17 21:29
夏影 予想歴40年 回収率% | 予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Mの法則』。 総拍手獲得数:1260 | |
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