ここ3年を見てみると、主流からズレたタイプの激走が目立つ。
毎年少頭数の開催で、ペースが緩んでの力勝負にってしまうところに原因がある。

昨年の勝馬タイトルホルダーは後に菊花賞を制し、２年前の勝馬サトノフラッグは菊花賞３着、３年前の勝馬メイショウテンゲンはダイヤモンドＳ２着…といった感じだ。

今年も結局頭数揃わず同じ傾向か続くと考える。
マイラーや強烈な差し脚を見せる馬ではなく、先行策や捲りといった戦法で中距離戦を力でねじ伏せて勝つタイプに注目したい。

◎ロジハービン

父ハービンジャー、母父ジャングルポケット

「Ｇ３→Ｇ２」格上げステップ。

体力と精神力のバランスが高いレベルで備わったタイプ。
前走は外から捲る競馬を見せて体力的な高さの裏付けが取れたレースだった…
が、同時に気持ち良く捲り切ったものの、オニャンコポンに差されてしまうあたり、やはり精神依存度が高いタイプだろう。
２走前のように、馬混みに入れて多少不利を受けるような競馬の方が走りに真剣味が増す。
少頭数外枠は向かないが体力があり、鞍上はその体力を生かす競馬を得意とするジョッキー。
ジャスティンロックを意識した競馬が理想だろう。
血統的には非主流色が強いが、走りの本質からして主流的な競馬の方が向きそうなタイプ。
天皇賞(秋)くらいのバランスが一番合いそうだ。

父ハービンジャーは母の特徴を引き出すタイプ。
ブラストワンピースは、母(キンカメ✕フジキセキ)の影響強く距離短縮(3000→2500㍍)に反応を示し有馬記念を制した。
ノームコアは、母父クロフネの影響強く高速マイラー。
ディアドラは、母(スペシャルウィーク✕マキアヴェリアン)の影響強く捲る競馬を得意とした。
モズカッチャンは、母父キンカメの影響強く集中力の高いタイプだった。
同馬は母父がジャンポケ、ボトムはヒシ軍団の華麗なる母ケイティズで、ヒシアマゾン、ヒシピナクル、ヒシナイルを輩出。
母の底力溢れる資質を受け継いだ馬だと考えている。

ダメージの少ない内容で権利が取れるようなら、皐月賞はおそらくこの馬が手中に収める事になるだろう。
かなり能力のある馬だ。

○ジャスティンロック

父リオンディーズ、母父アッミラーレ

母系を見て見るとダート馬っぽいイメージもあるが、バネの利いた走り方を見る限り、父母シーザリオの影響の強い馬だろう。
前走豪快に捲る競馬で勝っているように、体力に依存したタイプで今回の競馬はピッタリ。
母母タケノファルコンは、ホクトベガの母。
03/06 12:35

夏影 予想歴39年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1260 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円