13秒台のラップはなく緩みのないレースペース。

先行馬たちには厳しく、追い込みテンシノゴールドの脚が炸裂し、上がり34.5と切れに切れた。

エターナルクラウンは多頭数を捌くのに難があるも、少頭数で広い直線バラけるとあって力を発揮できた。
いつもいい脚を使うのに足りない、この条件では穴的には狙いたい1頭でハマッた感じ。

安定した走りのトウショウデザートはスムーズに運べず3着と苦虫を噛むことに。
狭い内を突くことはなく中目から追い出していれば、勝ち負けしていた。
ですが、1角でのツマリから後方へは不利にも見えるますが、これが好走の要因でもあり前半無駄な脚を使わなくて済んだもの。
次走狙い目に見えるけど展開に助けられていたのは事実ですが、上位2頭よりはこちらかも。

それよりこの展開で前で粘ったマヤノゴクウの方に魅力あり、外枠から先行して前を意識した騎乗、他馬より先行策への脚を使うことに。裏目に出てしまったが、このペースでの粘り強さは今後生かされよう。
後藤Ｊは同日の長距離戦を逃げ切った好感触から、先行策をとった様子で2匹目はいませんね。

先行馬陣にとって雨上がりの良馬場のＭペースに中途な距離、タフな先行力と展開の助けがなければ持ちません。

期待されていたイネオレオは3角からマクり気味に、直線半ばまでで脚の回転にも精彩を欠き、末の甘さが露呈。
長い直線では対応できそうになく1000万下に力負けとなると秋のクラシックには遠いか。
いい馬体の持ち主でいつか本格化すれば・・・ですが。

07/29 16:07　回顧アクセス：1412