圧倒的一番人気の馬が2頭（レッドディザイア＝トランセンド）とも勝てないという結果でした。
実力よりファンの期待度の方が大きくのしかかった感じ、休み明け＝初の古馬重賞戦と未知の部分は確かにあったはず、いささか軽い乗りの投票が連鎖的に起こってしまった。
こういう結果を踏まえて、アンライバルド＝ドリームジャーニーと今週もまた似たような様相なので注意しましょう。

ということでそのトランセンドですが、終始内にモタレながら少し口も割り気味でモッテかれていました。
ジョッキーとしては1角で外を回るコースロスはしたくない、先団に取り付こうとして外枠だったので行き脚を付け過ぎてしまった、騎乗の焦りが馬に伝わったのでしょう。
原因のひとつは枠、前に行く馬ゆえに起きてしまった騎乗ミス。

そして古馬重賞の今回のレベルを安易に考えていた、確かにここまでは強かったですが、3歳馬同士や条件戦の古馬相手と当然格下。
冷静に見ると1000m万下を勝ち上がった1600万の身、ここは重賞云わば2クラス上がっていたことになる。
しかも古馬重賞とツワモノ揃い、もう少し取扱いには慎重になるべきだったということなのでしょうか。

期待していたクリールパッションはこの辺が一杯一杯な感じ。
ネイキッドには2000m以上の距離適性に難があっただけで、本来1800m前後に成績が集中しており巻き返しがあって然りの条件でした。
かき込みの速いピッチ走法が上がりの速いレースに合ってくる、叩き合った相手とは70kもの体重差でしたが一歩も引けを取らない内容。
首の上げ下げで下がった位置だっただけ、運がなかったです。

09/24 23:35　回顧アクセス：3318