■＝ペルーサ
他に推奨すべき馬がいないので同馬を一応狙い馬とした。

※ペルーサに望んでいたこと…
今回が圧倒的格上だったことは周知の通り。そこで私が期待していたのは、ペルーサが追い込み以外の脚質で他馬を蹴散らしてくれることだった。レベルが違う今回なら、一昨年の有馬記念のように先行して完勝する・できるはずだと思っていたからだ。
ダービーでの出遅れ以後いつの間にかペルーサは追い込み馬になってしまったが、そもそも青葉賞までは先行競馬でトゥザグローリーを引き千切って見せていた。そんなペルーサの片鱗を今回は取り戻せる好機と思ったのだ。
ところがまさかの届かず２着…
だが、それも当然だろう。長い直線の東京コースといえども開幕週なのだ。レースを見た方なら分かるように、どれほどペ－スが早くてもあれだけ縦長になった展開で直線最後方追い込みで届くほどオープン級は甘くはない。まして、鞍上は何の援護も受けられない元地方騎手の安藤勝騎手なのだ。これが福永祐一や横山典のような競馬学校卒だったら、勝った後藤は余計な勝ちだったと干されるか、追うフリして見事にペルーサに捕まる競馬をしていただろう。

とても届かない位置取りで２着したペルーサの力差は見れたが、それ以上に脚質の固定化と気性の問題を露呈したことが残念でならない。
『一体誰がペルーサをこんな固定脚質にしたのか…』、関東に騎手がいないことを実感させられた気がしてならなかった…

01/29 05:35　回顧アクセス：983