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■=カネトシパサージュ
鞍上ピンナが惰性(何も考えず)で乗っていたのが仇になっただけ。
よって次走は誰が乗っても勝負掛かりとなるはずで狙い馬に!
□=カリスマミッキー
今回の勝利は全てデムーロの腕のおかげ。
スタートで前に行ったデムーロを「単騎逃げにさせてはマズい」と絡んでいった北村友のファビラスボーイがトバすと、デムーロは途端にがっちり手綱を引いて折り合いを付け、今度は向こう正面でペースに耐え切れずに早目先頭に立った幸のホッコーガンバに一瞬だけ馬体を合わせるとすぐにまた折り合いを付けるという見事な操作で北村友・幸に脚を使わせる“誘い”の騎乗で両馬を翻弄。
そして最後は、脚を矯めた分で幸のホッコーガンバーを捉えに行って勝たせてしまったのである。
これが本物の騎手の上手さと言わずして何をかいわんやで、他馬に無駄な脚を使わせる「誘いの操作」ができるのである。
これに比べると、やはりピンナは大したことのない騎手。何も考えずにただ流れに乗っていただけ。それなのに、この程度の外人騎手にここ一番で負けてしまう競馬学校の騎手とは一体何なのだろうか…?
厩舎が騎手を抱えていた時代の方が圧倒的に上手い騎手が多かったのは仕方ない。当時の騎手は、厩舎に賞金を搾取される厳しい立場だったので必死に稼がねばならない=勝たねばならないハングリー精神によっていやでも必死になっていた。だから、大事なところでは死んでも負けない勝つための騎乗ができたのである。
ところが今の騎手は、元々入学時点で厳選されている選民意識もあり、騎手でダメでも助手・調教師・予想会社の参与・親の商売などに道を変えることもでき、自然「馬に恵まれないと…」という諦観意識を土台に置いて騎乗している。だから、馬に恵まれた騎手=騎手を管理する主催者が押す騎手がいやでも勝星を積めるというシステムに収まってしまい、その騎手=祐一・三浦が如何に下手でも全く関係なく勝てるのである…騎手としては大変恥ずかしいことである!
外人騎手も腹の底では笑っているはず。何しろ、大した技量もない者が勝っているのが今の中央騎手界であり、実力で外人騎手の相手になるのは元地方騎手の3人(岩田康・安藤勝・内田博)しかいないのだから!
主催者一押し騎手の腕の未熟さはさておき、それを助長する主催者の公務員的思考に日本人として恥ずかしさを覚えるばかり!
【道理で福永洋一が落馬した時『代わりはいるから』と言った根性の腐った職員がいる訳だ】
祐一や三浦などを勝たせることで、如何に騎手技量で世界から侮られることに、もっと恥辱感を覚えてもらいたいものである!
騎手の実力通りに結果が反映されないと、結果馬主になりたがる人がいなくなり、引いては馬産地の停滞を生み、最後には競馬の衰退を導くことになるはずだから!
03/17 15:33 回顧アクセス:1299 |