レースレベルは「２」…人気のマルカボルトの勝因は全て内田博の腕のおかげ。したがって、次は誰が乗っても勝ち負けさせることは難しいこと必至。

■…ケニヤブラック
長いと思われた2000ｍ戦で連対できたことは次走につながる。しかも鞍上が北村宏の２走目で好走できたのだから準オープンなら今後も好走できること必至のハズ。

□…マルカボルト
後藤の無茶な逃げと嘉藤の未熟な逃げ争いとなった途端、鞍上の内田博がすかさず差のある３番手に控えて「控えた単騎逃げ状態」で上手くレースの流れに乗る。この上手さのおかげで今回勝てたことは誰が見ても分かるはず。したがって、次走はオープンになる上に次走でも岩田康クラスを起用しないととても好走など期待できないので次走危険馬に！

※予想外の逃げと未熟な逃げ技
後藤が逃げたのにはビックリさせられたが、こちらは好枠を活かして思い切って逃げただけのものなので別に目新しさはない。そもそもユキノハリケーンは距離性でもここは厳しかった馬なので後藤の大逃げは批判には当たらないだろう。
それに対して、ヤマニンエルブの嘉藤の判断には大いにガッカリさせられた。
今回は枠順の不利から中々先手を取れないのは止むを得ないとしても、ユキノハリケーンの逃げなら少なくとも向こう正面辺りではちゃんと逃げ手を取らねばならなかったはず。その大事な向こう正面で何を思ってか馬体を接して折り合いをつけて番手に控えるというボケたレースを馬にさせてしまった。おかげで馬はドン尻負け。道理で嘉藤など使ってもらえない訳だとつくづく納得させられた。
【でもこの嘉藤くんのおかげでアロマンシェス(柴山)の複勝が取れたのでありがたい所ではあるが…苦笑】
だって、ヤマニンエルブって柴山のお手馬だったのだから…嘉藤よりも柴山の方が数段上手いのは分かっていることなので！

09/15 17:31　回顧アクセス：1481