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★傾向分析★
2012年 タイム 1’33”2 (稍重) 1FAve=11.65 3FAve=34.95
テン34.3-中盤23.2(3F換算34.80)-上がり35.7 『前傾』
1着シルポート・・・ホワイトマズル×サンデーサイレンス=リファール×サンデーサイレンス 〔3-n〕 1-1
2着ダノンシャーク・・・ディープインパクト×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔1-u〕 12-8
3着コスモセンサー・・・キングカメハメハ×リヴリア=キングマンボ×ネヴァーベンド 〔16-f〕 4-3
12年より、阪神芝1600m→京都芝1600mへとコース変更になってのマイラーズC。まだ1年だけの結果から、推察できる傾向とコース傾向から予想したいと思います。
まず京都芝1600m重賞といえば、マイルCS、京都金杯、京都牝馬S、シンザン記念、デイリー杯2歳S。
コース形態も相まって、比較的流れは『前傾』の厳しいペースになりやすく、中盤の2Fで『中弛み』『一貫』のオプションがつく感じ。位置取りは、先行馬の好走が多く、特にマイラーズCの場合は開幕週ということもあり、前は止まりにくいと考えます。そのため厳しいペースを先行して押し切れるタイプの好走も可能。
差し馬については、外を回しての好走よりも内差しで好走出来るタイプの好走が多く、内枠の馬で前走上がり上位馬なら要注目。
血統の傾向は、スタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多いこと。ディープインパクト、アグネスタキオン、マンハッタンカフェなどの好走が多い。
ホワイトマズル産駒やロベルト系などの好走も多く、スタミナ型血統という点はプラス要因となる。
ステップの傾向は、昨年の結果と過去の傾向からは、間隔が開いても東京新聞杯からのステップ馬は好走可能。特に上がり上位馬には注目。
中山記念からのステップ馬は、中山記念を先行して好走している馬は適性が合う。
★予想★
◎カレンブラックヒル・・・ダイワメジャー×Grindstone=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔25〕
前走フェブラリーS15着(=東京D1600m:2.8秒差)。京都芝コースは(2-0-0-0)、芝1600m戦は(4-0-0-0)。前走は初ダート戦でGⅠ挑戦ということを考えると、度外視でよいと思われ、得意の京都芝コース+芝1600mなら好走の条件は整ったと考え、またマイラーとしては現役最強馬と思われる点からも堅軸と考えて評価する。
ダイワメジャー産駒はサンデーサイレンス系で、力強いスピードを持ち、芝1600~2000mを得意とするマイラーや中距離型。フジキセキに近いイメージで、自身がダートを圧勝した実績もあるのでダートの得意な馬力型のタイプと、芝で鋭く斬れる脚を使うタイプと存在するはず。ダイワメジャー自身が中山芝コースで好走が多かったように、また古馬で本格化するまでは直線の長い東京芝コースや京都芝コースなどで最後につかまるレースが多かったことからも、キレよりもスピードの持続性能を活かしたレースに向くと考えますが、完成度は高い。本格化すると鋭く斬れる脚も使えるようになり(=父母父ノーザンテーストの成長能力で引き出される感じと思います)。また直線の短い中山・阪神芝コースでは1着も多いが、東京・京都芝コースになると勝ちきれずに2・3着になることが多い。母父Grindstoneはミスプロ系で、芝・ダート兼用の中長距離血統。2歳夏からいきなり走るタイプではないが、マイル・中距離戦の始まる時期には走り始め、3歳~4歳時が成長曲線の山となる。脚を溜めて直線勝負に賭けると弾けるアンブライドルド系ではある。
No.〔25〕の牝系は、活躍馬が近年では本馬だけで、やや衰退気味の牝系。特性は不明。分枝記号なしにて、やや晩成気味ながらも、平均的に能力を発揮するタイプと考える。
○クラレント・・・ダンスインザダーク×ダンシングブレーヴ=サンデーサイレンス×リファール 〔9-f〕
前走東京新聞杯1着(=東京芝1600m)。京都芝コースは(2-0-0-0)、芝1600m戦は(3-0-1-3)。前走東京新聞杯1着は上がり2位の33秒0での好走で、上がり上位を使った内枠の馬ということで、好走の可能性が高い馬と考えて期待して評価する。東京芝コースのスペシャリストと思うが、京都芝コースも崩れていないし、好走に期待する。
ダンスインザダーク産駒はスタミナ型サンデーサイレンス系で、大物を輩出するしスタミナ抜群なのだが器用さに欠け、ギアが入れば迫力満点の長い末脚を使う一方で、トップギアまでに時間がかかり瞬時に反応できないという弱点を併せ持つ。また条件戦では手間取るも能力が引き出される格上挑戦は好走のプラス要因で、産駒が好走していた重賞で産駒が好走することが多いのも特徴。母父ダンシングブレーヴはリファール系で、瞬発力勝負や緩急のある競馬を苦手とするが、淀みなく流れる展開になると距離や格に関係なく、先行しても追い込んでも無類の強さを発揮する。母父としてもここ一番で凄味を見せる血統。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門だが、広いコースは好走が多い。人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
▲ファイナルフォーム・・・ディープインパクト×O'Reilly=サンデーサイレンス×ノーザンダンサー 〔11-d〕
前走阪神C3着(=阪神芝1400m:0.2秒差)。京都芝コースは(0-0-0-1)、芝1600m戦は(1-2-1-1)。全8戦(3-2-2-1)と12年マイルCS12着以外は堅実な成績で、マイルCSも出遅れて後方でかかり気味になり、また直線で不利も受けた様子。前走よりも距離延長となるし、今回約4か月の休み明けとなるが、休み明けでも12年富士S2着(=東京芝1600m:0.1秒差)と重賞好走歴もあるので、それほど苦にならないはず。好走は可能と考えて、期待して評価する。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。 母父O’Reillyはノーザンダンサー系で、33~34秒台の末脚を繰り出せるキレキレのラストタイクーン系。もちろんパンパンの良馬場での時計勝負も望むところ。距離適性は幅広く、スプリンターから中長距離馬まで出す。
No.〔11〕の牝系は、3歳春から秋にかけて成長し、古馬でもう一段階成長する。東京や京都などののびのび加速できるコースに強い牝系。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。
△ ダノンシャーク・・・ディープインパクト×Caerleon=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔1-u〕
前走京都金杯1着(=京都芝1600m)。京都芝コースは(3-4-1-2)、芝1600m戦は(2-4-1-3)。京都芝1600m重賞は、12年2着・13年1着京都金杯や12年マイラーズC2着と好走実績があり、崩れずに好走している点は評価したい。今回は約3ヶ月半の休み明けとなる点で、休み明けは(1-0-0-1)と好走歴はあるが、それでも割引は必要と考えて、連下候補と考える。
ディープインパクト産駒はサンデーサイレンス系で、広いコースで加速をつけながら全開になる末脚が武器で、スローで脚を溜めてキレキレの瞬発力を繰り出す。一瞬でトップスピードに乗れるタイプと点火に時間がかかるタイプがいて、前者は馬体重が軽い馬、後者は馬体重の重い馬が多い。それから母系がスピード型だと一瞬の反応が速く、母系がスタミナ型だとトップスピードに乗るまで時間を要する。また道中が速いペースだと脚をなし崩しに使わされて末脚が鈍るので、距離短縮の速い流れの時には過信禁物。逆に距離延長で緩い流れとなるときには狙い目。スローでしか好走歴のない馬の距離短縮時は、疑って掛かる方が良い。ゆったりローテーションに強く、間隔が詰まるのも良くない。母父Caerleonは、種牡馬の持ち味を活かしつつ持続するスピードや豊富な成長力を伝える能力に優れている。特に東京と京都外回り、阪神といった直線の長いコースの重賞には強い。2歳戦でも戦える仕上がりの早さと高齢でも侮れないしぶとい成長力も有す。
No.〔1〕の牝系は、クラシックで好走が多く3歳春にはある程度完成する、完成度が高く仕上がりの早い牝系。3歳秋以降は緩やかに成長する。分枝記号uは、時計の掛かる馬場でのみ力を発揮することが多く、また早熟傾向。 04/21 11:50
軍神マルス
予想歴15年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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