強かったのはハープスターですよね。あの位置から届くとは思えませんでしたが、届きました。ただ、首の上げ下げで敗れてしまいました。あそこまで行ったのなら、勝たせてあげたかった。

ただ、逆に言うと、あのレースを勝たせてあげられないから、外国人騎手に乗り替わりになるんでしょう。社台系の馬に乗せてもらえている川田、浜中あたりの足りないところでしょう。

武、四位、池添といったあたりの騎手だったらどうなのか。ウォッカやスイープトウショウという馬で腹をくくった騎乗を見せてくれた。彼らのうちの誰かが乗っていたら、勝っていたんじゃないか・・・すべてはたらればだ。

もうひとつ残念だったのはホウライアキコ。レースを見ていると、レース前に終わっていたんだと思ってしまうほど、直線では粘りがありませんでした。レース前から発汗がすごかった。テンションが高かった。実は、この馬のレースは見ていても、レース前を見るのははじめてでした。普段からあんな馬なんでしょうか。

勝ったレッドリヴェールを否定するつもりはない。札幌２歳Sでの水田馬場でも勝った勝負根性を示してくれた。レースも上手だ。きっと、今後もハープスターやホウライアキコが隙を見せると、この馬に間隙を突かれることはあると思う。

12/09 10:09　回顧アクセス：3761