まず、予想の結果から。サンレイレーザー本命ながら枠連で流していたので、このレースに関しては浮いた結果となった。

　では、1着のクラレントから。

　この馬が崩れたのは、右回りと道悪、そして内枠の時。

　一応血統の話をすると、ダンスインザダークにダンシングブレーヴのバランス系9号族。

　9号族といえば、クセがない見た目通りの血統で、まさにバランス系と言える。

　また、このレースはテンの持ちタイムの速い馬と、1800m以上のレース(OP特別以上）で連対経験のある馬が強い。

　今回のメンバーでは双方満たしている唯一の馬であった。

　不安材料だった馬場も、水はけのよさに助けられて、それほど悪くなかった。このレベルでは本当に安定している。

　次に2着のダノンシャーク。

　この馬はディープにカーリアンの地力系1号族である。

　1号族は道悪に強いが、今回はディープの血が活きたといえる。

　ディープインパクト産駒は乾きかけというか渇き途中の馬場にメチャクチャ強い。

　実際、大きく出遅れたエキストラエンドも上がり最速の脚は使っている。

　3着はサトノギャラント。

　予想でも書いたが、馬場が良ければ本命にする予定だった馬。北村もこのレースは非常に強いし、不安は馬場だけだっただけに驚きは特にない。

　この馬が来るほどには馬場は回復していたということか。

　そして、狙い馬の1頭目、エクセラントカーヴ。

　ダイワメジャーは重馬場も苦にしないが、この馬に関してはおそらく、夏が得意なんだろう。

　次走は、去年解消した京成杯AHらしいので、斤量次第では重い印を打ちたい。

　次に、ショウナンアチーヴ。

　3歳馬でもタガノブルグを推していたが、来たのはこちら。

　ショウナンカンプにサンデーサイレンスの1号族という血統。

　やはり、天下の1号族は見落とせないと言ったところか。出来れば次も、善臣に乗ってほしいところ。

08/17 20:28　回顧アクセス：5176