自分の予想に用いている展開値は、レースで一番多いスローペースで、先行力であれ末脚力であれ高い値を示します。

なので、ＭやＨのレースでの値のデータを集める必要があります。

で、今回のレースですが展開を予想するに逃げ馬を考え、ペースを考える必要がありました。

で、あれば七夕賞、小倉記念をＭペースで逃げて成果を見せたメイショウナルトが同じレースをすることは明白であり、そこから展開はＭペースが予想できます。

前走Ｍペースのレースだったのが小倉記念、函館記念と福島テレビOPでした。

それぞれの展開値を見てみると
小倉記念
マーティンボロ
＝先行力５＋末脚力３＝８　上がり35秒３
メイショウナルト
＝先行力１４＋末脚力ー２＝１２　上がり36秒4

函館記念
ステラウインド
＝先行力１０＋末脚力４＝１４　上がり36秒5

福島テレビOP
アロマカフェ＝７＋１＝８　上がり35秒6

加算値の上位でステラウインドを軸にしたが、ペースを作る馬がメイショウナルトであるならば、それを追い抜いたマーティンボロを高く評価すべきだった。

また、展開値で見る場合、やはりゴールまでに抜かれている馬は評価を下げるのが正解のようだ。

※マーティンボロの審議については、確かにまっすぐ追えなかったのはプロの騎手としてどうなんだという意見はあると思う。
岩田騎手と後藤騎手の一件などもあり、生命の危険を伴う話だから、JRAの審議委員はしっかり評決してもらいたい。

しかし、そうした大前提を理解しつつも馬券を販売している競技である以上、勝ちにこだわるベストを尽くした騎乗を期待したい。

引退した安藤勝己であれ、岩田騎手であれ地方競馬出身の騎手は、４着よりは３着、２着よりは勝つことにこだわる騎乗をするという意味では、これほど頼もしい騎手はいないだろう。

そして、生命に関わるような本当に危険な騎乗ぶりであったら、それこそ厳正に降着にしてしかるべきだし、反則金は取っても降着にしなくなったのは国際レースを意識してのことだろう。

ちなみに東スポに安田記念のゴール前の写真がアップで載ったことがあったが、グランプリボス騎乗の三浦皇成がジャスタウェイの柴田善臣騎手にエルボースマッシュを当てにいっていた。

09/08 01:30　回顧アクセス：3765