まずは、報告として、三連複をとりました。サングレアルが来てくれると嬉しかったですが、まぁ良しとします。

　血統の話の前に位置取りの話から。後藤Ｊが番組でおっしゃっていた通り、三角までの位置取り、四角での内外の差。そこが出たかと思います。

　ヌーヴォレコルトは、新馬と未勝利を除いて1番人気になったことがない馬。さすがの岩田もそこは考えてしまったというか、外を回してしまいましたね。


　では、クラシックということで、1～5着馬まで見ていきたいと思います。


　1着：ショウナンパンドラ。

　ディープインパクトに母父フレンチデピュティ、地力系1号族。
　近親を並べると、スノードラゴン・ドリームパスポート・ステイゴールド・サッカーボーイ・バランスオブゲーム…その他諸々並ぶ名牝系にして、京都がやはり得意でしょう。
　また、ここから見る限りはまだまだ成長していくのではないでしょうか。

　また、上がりの持ちタイムも1位でしたし、やはり来るな、という感じ。

　個人的には、エルフィンＳを見て大好きになってしまった馬なので、この戴冠は嬉しい限りです。

　2着：ヌーヴォレコルト

　ハーツクライに母父スピニングワールド(ヌレイエフ系)の極軽系3号族。

　予想記事で、連軸としては…と書かせて頂きましたが、その通りになりました。

　やはり3号族は、瞬発力に富むファミナンですね。ちなみに、近親を辿ると目ぼしいのはゴッドインチーフくらい。

　この馬も次走ＪＣでも面白そうですね。

　3着：タガノエトワール

　キンカメ×サンデーのバランス系9号族。牝系はダイナフェアリーやファンシミンへつながる在来牝系。上がり持ちタイムも2位でした。こういう高速決着も合うでしょう。

　近親は、ローゼンカバリー・サマーサスピション辺り。ＧⅡまでなら勝てるか。


　4着：ブランネージュ。

　シンボリクリスエスに母父フレンチデピュティ、地力系の1号族。
　近親にはハットトリックがいて、平坦が向く牝系でしょうね。

　シンボリクリスエスらしい馬とも思いますが、持ちタイムも速めでしたし、このレースにも対応しましたから、これからも牝馬重賞なら面白い存在になりそう。


　5着：サングレアル

　ゼンノロブロイに母父カーリアン、地力系16号族。
　まぁ、母はビワハイジで、近親はジョワドヴィーヴル・ブエナビスタ・マンハッタンカフェ・アドマイヤジャパン・アドマイヤオーラ…など超良血馬。

　この馬もオークス・ローズＳみたいな瞬発力勝負よりは、フローラＳみたいなレースが合う馬。

　使った上がりは33.9で最速、外枠発走15番手から差してきて0.4差はよくやったと思います。

10/19 18:17　回顧アクセス：3057