ラキシス　川田　９
イメージ的には京都記念のレースに近いけど、あの時はインで前が壁の状態で出し抜かれたので、今回はその轍は踏まないつもりだったかなと。直線でもインにこだわらずナチュラルに外に回して加速をすぐにつけたのは隠れたファインプレー。出していきたいところを我慢、そして誘導もうまくいった騎乗。

ヌーヴォレコルト　岩田　８
こちらはローズＳと同じような形で、スタートがうまくいって予想以上にいい位置はとれたし、あのポジションにいる以上インを衝くのは正解。ただヴィルシーナに蓋をされるリスクはあったけどもうワンテンポ仕掛けは遅めでも良かったかなと。決め手が長く使える馬ではないので。ただペースが上がらなかった面もあるし難しかったけどね。

ディアデラマドレ　藤岡康　８
まあ末脚勝負は初めからその予定だったし、スマートレイア－を外に張りながらの騎乗プランは間違ってない。それでいて４コーナーで内のレッドリヴェール側に重心を傾けてロスを少なくしようとする工夫もあったしやりきった騎乗かなと。ここまで後半の総合力勝負に特化してしまうとどうしようもなかったので。

フーラブライド　酒井　９
やりきった騎乗だと思う。愛知杯のようにスローを掛かり気味くらいの手応えで我慢させてスッと加速する競馬は完璧にできていたし、あれで切れ負けしたのは馬場が良すぎたかなと。

キャトルフィーユ　ルメール　５
スタートは仕方ないけど、その後あっさりヌーヴォレコルトの後ろについたのが失敗で、メイショウマンボが内に切れ込む前にスペースに入るべきだったなと。結果前にヴィルシーナとメイショウマンボが入ってまともに壁になった。ルメールもそれが敗因ってわかってるけどこの馬の器用さを過信し過ぎたかなと。もう少し上には行けたと思う。

ショウナンパンドラ　浜中　９
これもやれることはやっている。スタートは仕方ない馬だし、３・４コーナーからの直線の進路取りは改めて見てみると完璧だった。脚も伸ばしているしやっぱりペースがなあ。落ちきってのヨーイドンだと厳しかった。

コウエイオトメ　北村友　９
北村友一らしい、我慢しきってのイン突き。すぐ内にアロマティコがいたけど進路は競り合ってキープしていたしこれも騎乗は完璧。枠的に序盤前につけるのは難しかったし仕方ない。

アロマティコ　三浦　４
まあ、逆に進路をキープできなかった点で良い騎乗ではないし、去年と同じペースなのに我慢しすぎたかなと。少し馬の末脚を過信し過ぎたしもう少しやれることはあったかなあと。

サンシャイン　藤岡佑　４
どう逃げるかっていうのは馬の適性にもあって、今日のサンシャインははっきり昨日のスズカデヴィアスと同じ逃げなんだけど、スズカはヨーイドンでの急加速からの持続力はある馬だけどこの馬は愛知杯２着のように出し抜きたい馬だし、あそこまで待ちすぎると普通に捕まるかなと。ヴィルシーナがいい壁になっていたし工夫はできたはず。

スマートレイア－　武豊　４
ディアデラマドレにしてやられた部分はあるけど、一番先に外から動いてあれだけ振られたら負けるわなと。エアメサイアのエリザベス女王杯のような負け方であまり評価はできない。

ヴィルシーナ　内田　２
何がしたかったのか。宝塚記念で福永がロンスパ気味の逃げで良さを見せたのを全く理解していない騎乗。状態面はあっただろうけど主戦騎手が本質を理解していないなら降りるべき。

メイショウマンボ　武幸　６
結果ペースに合った位置にはいたし、あれで伸びないのだから馬の方に問題があったかなと。京都大賞典で後方待機で結果が出ていない以上今日の競馬で仕方ない。

ブランネージュ　秋山　４
難しいところだけど、最初逃げの意識はあったし押してるんだよね。ただ内田がかなりしごいていたし下げた気持ちはわかるし、、その直後ふらついたレッドリヴェールにぶつかって下げざるを得なかった。うまくはいかなかったけど外的要因は結構あるかな。

サングレアル　戸崎　５
まあ馬の適性かなと。前走ハイラップの恩恵で５着のレベルだしこのメンツでスローなら用無しだった。

ホエールキャプチャ　蛯名　３
うーん、緩んだのは中盤からだし結果序盤前につけすぎたかなと。東京新聞杯でもそうだしこの距離ではさすがにじっくりいかないと持ち味を活かす前に潰れてしまうかなと。去年の教訓はあったかもだけど結果は裏目かな。

レッドリヴェール　福永　２
単純に騎手の技量に疑問かな。終始首が斜めになっているし無駄な力を使っている印象。戦略以前の問題。

オメガハートロック　小牧　３
まあ出負けだし仕方ないけど、クラッシャー小牧だけに捲るチャンスはあったと思うので。

グレイスフラワー　柴田善　５
まあ普通に番手をとってしっかり騎乗してきたと思う。単純に格負けかなと。

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