狙い…ラブリーデイを除けば、掛かっても掲示板を外さなかった同馬が勝ち馬に次ぐ能力のある所を見せた。
直線で戸崎を弾いたのも「そうしなければ見せ場も作れず終わってしまう」と鞍上が強引でも外に進路を取ろうとしたから。
何より、掛かった状況で進路を取りに行けるミルコの技量こそ褒められるもの。
今回は残念な結果になったが、武豊のお粗末な判断のために内枠が総潰れとなった中で、掛かりながらも掲示板を確保した馬の底力から次走狙い馬とする。

危険…戸崎は「弾かれたのが痛かった」と言ったが、騎乗馬を好走させる覇気で劣っている事を自ら認めたようなものであり、私は「そんな不利を強調するコメントをしているから福永のようなヤラセ勝ち星稼ぎにリーディングを獲られているんだ！」と、競馬学校の低レベルに染まりかけている戸崎の思考が見えたようでガッカリした。
何より、弾かれても２着になれたのは弾かれた事で勝てなかった訳じゃなく、「弾かれなければもう少し差が詰められた」と言うだけにすぎない。
今回は幸いにも好走できたが、鞍上の意識が福永のような「好走できれば良いだろう」という低さでは、今回の２着で人気に推されるだけに却って危なっかしいとしか思えない。

※…非難されて当然の競馬！
武豊は、一応は競馬において位置取りと馬の進め方を騎手たちに知らしめたパイオニア＝他者の手本となる仕事をしている者なので辛辣な批判はし難いのだが、さすがに今回の控え競馬はマヌケと言われても仕方ないだろう。
これが「田辺が暴走逃げを打った」のならいざ知らず、明らかに遅いペースであるのに番手追走した。
もしかしたら調教師から指示されたのかと思ったが、武豊に乗り方を指示できるような師ではないので、あきらかに武豊は意図的に控えたと言わざるを得ない。おそらく最初から控えるつもり満々だったのだろう。

すでにご承知のように、競馬学校上がりの騎手たちは世界レベルから見れば「何と甘っちょろい騎手たちなのか」と心底で思われている低レベルの集団である。
その代表が武豊であり、福永に至っては代表者のものまねを主催者の援護によって引き継いでいるただのボンクラ息子でしかない。だから馬を勝たせるよりも潰して余計な負けを付けることしか出来ないのだ。
だが、いくら何でもまさか武豊が福永のような折り合い重視の流れ任せ競馬をここでするとは誰も考えなかっただろう。
こんな競馬を近々で行ったのは、桜花賞の黛くらいなもので、それを武豊がやってしまうのだから本当にマヌケとしか言えない。
所詮は武豊も競馬学校卒＝厩舎から分離されて技術だけを教え込まれ、馬の気性を把握せずに乗るため、位置取りだけで競馬する事しかできない素人に毛が生えた程度のレベルだったという事なのだろうか。
だったら福永がリーディングにいる事も、ミルコやルメール、岩田や戸崎・内田博などが駄馬を回されたり、手抜きと見える競馬をするのが目に付く事にも理由付けできるので悪い意味で納得はできるが…？

競馬なので負けるのは仕方ないとしても、馬の気性を無視してして負けたのではあまりにもお粗末な判断としか言えず、それが騎手界の牽引役を果たしきた者である事になおさら悲痛さを感じてならない。

たしかに「今回は危ないだろう」とは思っていたが、スローでも逃げないつもりでいたとは思ってもいなかっただけに……

11/03 06:28　回顧アクセス：3961