今週先週あたりから、血統と共に各馬の持ちタイムを予想の中心に置いているのですが、如実にそれが表れたレースだったと思います。

　まず、勝ったワンアンドオンリー。

　血統面から話すと、ハーツクライに母父はタイキシャトルで、ファミナンは極軽系のA4号族。

　予想記事でも書きましたが、牝系はかなり軽いスピード型で、近親にはノーリーズンやグレイトジャーニーがいます。

　また、ハーツクライにスピード型牝馬の組み合わせはトレンドとも言えて、

　ジャスタウェイやヌーヴォレコルトがそれにあたります。さらに、ファミナンはそれぞれ極軽系の2号族と3号族。
　よって、この馬が菊花賞を勝つかというと疑問符が付きます。

　そして、ワンアンドオンリーは16頭の中で、上がりの持ちタイムが33.7で5位でした。


　2着はサウンズオブアース。

　予想ではネオユニヴァースのぶんだけ割引と書きましたが、上がりの持ちタイムは1位でしたし、それが活かされた結果となりました。

　血統はネオユニヴァースに母父はディキシーランドバンドのファミナンは極軽系の23号族。

　近親にはリーチザクラウンがいますが、この馬も菊花賞は辛いと思います。


　3着はトーホウジャッカル。

　血統は、スペシャルウィークに母父はアンブライドルズソング(ミスプロ系)でファミナンは地力系の16号族。
　Tサンデーも16号族もこのレースには合っていましたが、この馬も上がりの持ちタイムは6位と上位でした。

　ちなみに、4着のサトノアラジンは、持ちタイム2位。
　ラキシスの全弟に当たるので、今回のような外回りよりは内回りの方が良いと思うので、そういうレースに出たら。

　そして5着のヴォルシェーブ。

　この馬も隠れた良血馬ですが、上がりの持ちタイムは3位。

　ということで、結果論ですが、上がりタイム上位から6頭のボックスで当たった、掲示板を独占したような結果となりました。

　たぶん、菊花賞で激走しそうな馬はこちらではなく、セントライトの方にいたのではと思います。

09/28 20:23　回顧アクセス：3079