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元々東京1400はスローになりやすいコースですが、このメンバーを見るとあまり早くならないだろうと予想します。
先週の京王杯2歳Sは極端すぎるスローでしたが、基本的傾向としては同様に、外差し不利・内先行有利ではないかと。
◎ペルソナリテ
小柄な牝馬だったが、夏の間使い続けていたのに馬体も増え続けた。
今が成長期か、よっぽど調子が良いか。
1400では【2.0.1.1】と安定していて、着外に敗けたのは春のフリーウェイSの0.1秒差5着のみ。
敗因としては後ろ過ぎたことで、距離短縮によるものと思われる。
今回は前走と同距離なのでその心配はなく、ある程度の位置で競馬できるでしょう。
調教は調整程度で良し悪しがわかりませんが、フリーウェイS当時も中1週で調整程度でした。
最低でも準OPで0.1秒差5着程度に走ってくれれば、ここでは勝ち負けになるでしょう。
繰り返しになりますが半年前とは馬体が違う。
当時以上を期待しても良いでしょう。
○モズアスコット
前走は大外枠なのに内目に入り込むルメール騎手のよくやる好騎乗も光りましたが、それ以上に圧巻の競馬。
2連勝で負かした相手のトルネードアレイ、キャスパリーグ共に、そのクラスでは上位の馬だった。
実際時計も極めて優秀で、少なくともこのクラスなら距離短縮でスピード敗けすることはないでしょう。
中団前目以上の位置から33秒台でまとめられれば勝ち負け。
▲ワカコマタイヨウ
函館で勝った時は大外枠から逃げる競馬。
クラスが上がって2戦逃げられていませんが、距離延長で今回はどうでしょう。
ワイナルダムが気になる所ですが、あの馬は東京1400で4回走って3回出遅れています。
クロッカスSの時は普通だったんですけどね、何か嫌なことでもあったんですかね。
また出遅れる可能性は充分あるというか、これまでの出遅れ5回のうち3回がこの条件なわけですから、絶対に考慮するべきでしょう。
話をワカコマタイヨウに戻して、東京1400は中央転入初戦が0.6秒差8着、5月に0.3秒差4着と小差の競馬。
5月に走った時は東京1400としては珍しい前傾ラップとなり、先行勢総崩れの流れでした。
逃げでも番手でも、スローペースで先行出来れば、案外止まらないということはあると思う。
△モアナ
この条件は得意で、鉄砲も利く。
由比ヶ浜特別はロワアブソリュー相手に0.4秒差3着。
2着馬タケデンタイガーと4着馬バウトナカヤマも東京1400を何度も小差の競馬をしていた馬で、適正のある馬が軽ハンデで浮上してきたというところ。
似たような位置取りで競馬をしたバウトナカヤマを完全に負かして、内枠を利したタケデンタイガーに最後まで差を詰めていたのは、昇級戦&古馬初対戦で充分強さと適正を見せてくれたと思う。
ここも大きく負けるようなことはないだろう。
あと気になるのはブリラーレ。
ここ3戦33秒台の上がりを出していて、スロー必至で切れ味が求められる東京1400で必要な末脚を持っていると思う。
ただ、陣営が前走は騎手が我慢したことで最後の脚が使えたと言っている一方、今回はムーア騎手。
ムーア騎手に文句があるわけでは勿論絶対ないのだが、陣営が求める騎乗をしてくれるかは別な話し。
まあ、その上であっさり持ってくるのがムーア騎手ではあると思うのですが、どこかチグハグさが感じられる。。。
もう1頭ウィンドライジズの方は、五頭連峰特別を見る限りペルソナリテの下位互換というところか。
内が良かった当時の新潟で外から差されて、加齢によって斤量差も逆転、馬体重から成長度も敗けていそうとあっては出番なしか。
あと人気になりそうなバリスは、ミドル~ハイペースで結果を出しているのが気になる所。
スローペースだとどうなるでしょうね。 11/10 18:00
ロックステディ八戒
予想歴18年 回収率105% | 穴狙い。ヒモ抜け多々。 総拍手獲得数:1694 | |
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