(展開の考え方として)

天皇賞(春)や宝塚記念の圧勝劇から、タイトルホルダー陣営は体力面には絶対的な自信を持っているはず。
変にスローに落として加速力の勝負に持ち込むよりは、ある程度のペース気持ちよく逃げ、３コーナーで更に後続を引き離して脚を使わせに掛かるのではないか？
…と予測している(平均ペース想定)。
凱旋門賞惨敗後、以降時間を掛けてじっくり調整されているだけに、消耗なくこの有馬記念を迎えられる。
正直仕方ないかなぁ…といった感じだ。

一方他馬はというと、タイトルホルダーの競馬に付き合えば自身が体力切れを起こす。
特に古馬はエリザベス女王杯やジャパンカップを使った訳で、ある程度消耗した形での出走となる。
そんな理由から、道中無理のない競馬をさせる可能性高いと考える。
結果、タイトルホルダーの競馬が楽になりそうだ。

以下の注目馬は菊花賞馬組である。
おそらく、２番手以下は道中マイペースで競馬を進めるはずなので、３コーナでの加速力勝負になるのではないか？…と考えている。
菊花賞に着馬ボルドグフーシュやジャスティンパレスは３−４コーナーで良い加速を見せて捲っているので面白そうだ。
「距離短縮＋斤量２kg減」という体力補完もあり、レース間隔も開き疲労も癒せる。
本来は、王道とも言えるステップ。

(真っ先に除外したい馬)

✕ジェラルディーナ

蓄積疲労が深刻な状態。
牡馬相手に体力勝負はない。

✕ヴェラアズール

最後の直線では常にドン詰まりの状態。
２ハロン以上もの距離を馬群を縫い続けており、その間に受けた心身ダメージは非常に大きい。
流石に反動が出るはず。

(イクイノックスの評価)

間隔をたっぷり開けたので、体調面は悪くないは悪くないはず。
ただ、競馬っ振りは明らかに根幹距離向き。
時間を掛けてじっくりとスピードを乗せたいタイプなので、力でゴリ押しする適性や、急加速力が求められるレースで強く推せるか？となると厳しい。
終いに掛けて来るはずなので、最後きっちり着差を詰めて来るとは思うが、一歩足りない競馬になるのでは？…と考える。
12/25 10:52

夏影 予想歴39年 回収率％	予想のベースになっているのは、今井雅宏氏考案の『Ｍの法則』。　総拍手獲得数：1260 過去のベスト予想 　NHKマイルＣ2020 ◎ギルデッドミラー○ラウダシオン 38拍手 19,620円