| 3連複 1-2-17番
600円的中 |
★傾向分析★
2018年 タイム 2’20”6 (良) 1FAve=11.72 3FAve=35.15
テン35.9-中盤70.3(前半35.8-後半34.5)-上がり34.4 『加速』
1着アーモンドアイ・・・ロードカナロア×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔8-f〕 2-2
2着キセキ・・・ルーラーシップ×ディープインパクト=キングマンボ×ディープインパクト 〔22-b〕 1-1
3着スワーヴリチャード・・・ハーツクライ×Unbridled's Song=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-a〕 4-4
2019年 タイム 2’25”9 (重) 1FAve=12.15 3FAve=36.48
テン36.4-中盤72.3(前半36.1-後半36.2)-上がり37.2 『一貫・前傾』
1着スワーヴリチャード・・・ハーツクライ×Unbridled's Song=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-a〕 6-5
2着カレンブーケドール・・・ディープインパクト×Scat Daddy=ディープインパクト×ストームバード 〔不明〕 3-2
3着ワグネリアン・・・ディープインパクト×キングカメハメハ=ディープインパクト×キングマンボ 〔4-r〕 6-8
2020年 タイム 2’23”0 (良) 1FAve=11.92 3FAve=35.75
テン35.3-中盤69.9(前半34.1-後半35.8)-上がり37.8 『前傾』
1着アーモンドアイ・・・ロードカナロア×サンデーサイレンス=キングマンボ×サンデーサイレンス 〔8-f〕 4-4
2着コントレイル・・・ディープインパクト×Unbridled's Song=ディープインパクト×ミスプロ 〔1-s〕 9-9
3着デアリングタクト・・・エピファネイア×キングカメハメハ=ロベルト×キングマンボ 〔1-l〕 7-7
2021年 タイム 2’24”7 (良) 1FAve=12.06 3FAve=36.18
テン37.0-中盤72.4(前半37.5-後半34.9)-上がり35.3 『加速』
1着コントレイル・・・ディープインパクト×Unbridled's Song=ディープインパクト×ミスプロ 〔1-s〕 8-8
2着オーソリティ・・・オルフェーヴル×シンボリクリスエス=サンデーサイレンス×ロベルト 〔16-a〕5-2
3着シャフリヤール・・・ディープインパクト×Essence of Dubai=サンデーサイレンス×エーピーインディ 〔2-s〕 6-5
2022年 タイム 2’23”7 (良) 1FAve=11.98 3FAve=35.93
テン36.3-中盤73.2(前半37.0-後半36.2)-上がり34.2 『加速・中弛み』
1着ヴェラアズール・・・エイシンフラッシュ×クロフネ=キングマンボ×ヴァイスリージェント 〔1-p〕 10-10
2着シャフリヤール・・・ディープインパクト×Essence of Dubai=サンデーサイレンス×エーピーインディ 〔2-s〕 14-12
3着ヴェルトライゼンデ・・・ドリームジャーニー×Acatenango=サンデーサイレンス×ハンプトン 〔3-d〕 5-4
流れは、過去5年をみると『加速』、『前傾』、『一貫』もあり様々だが、比較的『加速・中弛み』の複合ラップの流れになりやすい。そのため、前にて展開した馬の好走が多く、4コーナー5番手以内の馬の好走が多い傾向。
血統の傾向は、スタミナ型サンデーサイレンス系(=ディープインパクト、ステイゴールド、スペシャルウィーク、ネオユニヴァース、ハーツクライなど)、グレイソヴリン系(=特にジャングルポケット)、ロベルト系(=タニノギムレット、グラスワンダー、シンボリクリスエスなど)の好走が多く、東京芝2400mはスタミナとキレが重要なコースと思われ、そのため長距離で好走の多い、ややステイヤー寄りのタイプが能力を発揮しやすく、傾向として表れていると考える。
牝系の傾向は、No.〔1〕〔8〕〔9〕〔16〕が複数好走馬を輩出しています。
それから一つ言えることは日本馬は一流の成績をおさめた日本最強クラスの馬しか連対していないということ。
3歳馬はGⅠ連対(=98年1着エルコンドルパサーはNHKマイルC1着、01年1着ジャングルポケットは皐月賞3着・ダービー1着、03年2着ザッツザプレンティはダービー3着・菊花賞1着、04年2着コスモバルクは皐月賞2着、06年2着ドリームパスポートは皐月賞2着・ダービー3着・菊花賞2着、08年2着ディープスカイはNHKマイルC1着・ダービー1着・天皇賞秋3着、09年3着レッドディザイアは桜花賞2着・オークス2着・秋華賞1着、10年1着ローズキングダムはダービー2着・菊花賞2着、10年3着ヴィクトワールピサは皐月賞1着・ダービー3着、12年1着ジェンティルドンナは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞1着、13年2着デニムアンドルビーはオークス3着、17年2着レイデオロはダービー1着、18年1着アーモンドアイは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞1着、19年2着カレンブーケドールはオークス2着・秋華賞2着、20年2着コントレイルは皐月賞1着・ダービー1着・菊花賞1着、3着デアリングタクトは桜花賞1着・オークス1着・秋華賞1着など)が最低条件と思われる。
古馬の好走馬は、3歳時にクラシック連対馬であれば4歳時に好走できる可能性は高いという傾向あり。特に4歳時に古馬GⅠで勝っているような馬であれば堅軸と考える(=98年2着エアグルーヴ、99年1着スペシャルウィーク、00年1着テイエムオペラオー、04年1着ゼンノロブロイ、06年1着ディープインパクト、07年3着メイショウサムソン、08年3着ウオッカ、09年2着オウケンブルースリ、10年2着ブエナビスタ、12年2着オルフェーヴル、16年1着キタサンブラックなど)。
特に宝塚記念好走馬はJC適性あり。過去の好走馬も宝塚記念とJCのどちらも好走している馬が多いので要注意(=同じ年に好走:スペシャルウィーク、テイエムオペラオー、メイショウドトウ、タップダンスシチー、ハーツクライ、ディープインパクト、アドマイヤムーン、ブエナビスタ、オルフェーヴルなど)。
またアドマイヤムーンやハーツクライはクラシック好走が少ないタイプでしたが海外GⅠ馬だったことから、海外GⅠ馬は外国馬と同じと考えて良いのではと思います(=その中で日本の芝適性は確実にあると判断すべきかも)。
クラシック不出走で好走した馬は、メイショウドトウやタップダンスシチーなどがいます。古馬になってからの好走であることと、外国産馬であった点が非常に興味深く外国馬と同じようにみなすべきではないか?と考えます。
外国産馬(外国馬も含む)の好走馬は、すでに日本で実績のある血統の系統であった馬。短距離やマイルに実績があったようなタイプの血統馬に好走が多いようです。
また2000mで2'00"前後での時計があるような馬にも要注意。欧州の時計の掛かる馬場だけの強さは日本の速い馬場には適さないため、速い時計で好走経験のある馬には人気薄でも注意が必要と考えます。
またJCも2年連続して好走した馬が多いですが、着順が前年よりも上回ったのはスペシャルウィーク(=3歳時3着→4歳時1着)とウオッカ(=4歳時3着→5歳時1着)、ブエナビスタ(=4歳時1着降着にて2着→5歳時1着)、ジェンティルドンナ(=3歳時1着→4歳時1着)、シュヴァルグラン(=4歳時3着→5歳時1着)、スワーヴリチャード(=4歳時3着→5歳時1着)。ブエナビスタについては1着降着という点から着順を下げていないと考えられ、スペシャルウィークウオッカはともに牝系はNo.〔3-l〕なのが興味深いところですが、基本は3歳時よりも4歳時に着順が上がる可能性は成長力から十分にあると考えますが、古馬に至っては前年よりも着順を下げる傾向が強く、ここでも『老馬の法則』は活きるものと思われます。
★予想★
JCのポイントは、
①流れは、『加速・中弛み』になりやすく、上がり特化の瞬発力勝負になりやすい。
②4コーナー5番手以内の先行馬の好走が多い。
③スタミナ型サンデーサイレンス系の好走が多い。
④グレイソヴリン系、ロベルト系も好走が多く、欧州スタミナ型血統には注目。特注はトニービン系。
⑤牝系は、No.〔1〕〔3〕〔7〕〔8〕〔9〕〔16〕の好走が多い。
⑥基本的には1番人気の日本馬は堅軸。
⑦連対するのは日本最強クラスの馬。
⑧3歳馬はGⅠ連対が最低条件。3歳牝馬なら斤量も軽く侮れない。東京芝2400mGⅠ好走実績(=3着好走も評価)があり、ローズSを好走している馬に注目。
⑨古馬は、3歳時にクラシック連対馬であれば4歳時に好走できる可能性は高い。
⑩同年の宝塚記念好走馬。
⑪天皇賞秋で追込んで、ちょっと届かずのステイヤーの反撃に注意。
⑫外国馬は、日本ですでに好走実績のある血統馬か、芝2000mで2’00前後での好走歴のある馬。
⑬「老馬の法則」が活きる。基本的には、古馬で好走していた馬は、前年よりも着順は下げやすい。
◎リバティアイランド・・・ドゥラメンテ×All American=キングマンボ×ロベルト 〔5-h〕
前走秋華賞1着(=京都芝2000m)。東京芝コースは(1-1-0-0)。芝2400m戦も(1-0-0-0)。23年桜花賞1着、オークス1着、秋華賞1着の牝馬3冠馬。古馬との対戦の鮮度の高さと斤量差4kgのアドバンテージは、凱旋門賞での3歳牝馬の好走が多いのと同様の理由になるので好走に期待する。ペースが速くても対応可能なキングマンボ系であり、好走の可能性が最も高い馬と考える。
ドゥラメンテ産駒はキングマンボ系で、芝1800mの人気馬は安定している一方、芝1200mの勝ち鞍は少なく、短距離向きの速さと俊敏さはいまいち。ゆったりした流れで折り合い、末脚を使う競馬に向く。道悪での勝利も多く、いろいろな条件に融通が利く万能性がある。母父All Americanはロベルト系で、詳細は不明。All Americanの父Red Ransomはロベルト系で、1400m~2200mを守備範囲に、適距離は個々に異なる。素質のある馬は早くから頭角を現し、成長力も見込めるが、本格化前までは詰め甘。仕上がりも早く、2歳マイル戦ならミスプロ系とも十分に勝負になる。
No.〔5〕の牝系は、緩いペースよりも厳しいペースで真価を発揮するタイプが多く、人気よりも人気薄で好走することの多い穴タイプの馬が多い。直線の長い芝コースでの好走が多い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベスト。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。
○イクイノックス・・・キタサンブラック×キングヘイロー=サンデーサイレンス×リファール 〔16-b〕
前走天皇賞秋1着(=東京芝2000m)。東京芝コースは(3-1-0-0)、芝2400m戦は(0-1-0-0)。GⅠは22年・23年天皇賞秋1着、23年宝塚記念1着、22年有馬記念1着、ドバイシーマC1着と現役最強馬。前走天皇賞秋はレコードタイムを圧巻のパフォーマンスで圧勝したが、今回そのダメージはあると考えて、好走はするがやや割引は必要と考えて評価する。
キタサンブラック産駒はサンデーサイレンス系で、重賞好走馬がまだ少なめで、未知数の種牡馬。父ブラックタイドの特徴としては、ブラックタイド産駒はサンデーサイレンス系で、ディープインパクトの全兄でもあり同配合。現役時代もディープインパクトと比較して馬格で上回り、その傾向は産駒にも現れているようで本馬も馬体重は480kg前後。ディープインパクト産駒のイメージだと芝でキレる脚を使う中距離型のタイプなのだが、本産駒の傾向としては逃げ・先行の粘り込みだが、それほど器用とは思えない様子で、ゆったり流れる展開を前々で押し切るか、ハイペースを大外から差し切る競馬が合う。適距離は芝1600m~2200mで直線の長いコース向きだが、もっさりした馬はダートが主戦場になる可能性も高い。母父キングヘイローはリファール系で、嵌れば大物喰いも出来るが、いつ嵌るかあてにならない展開次第の大穴血統。旬の時期は格上げでも狙い、旬を過ぎた実績馬は深追いしないのがポイント。気合をつけて前々で勝負するか、後方一気に懸けるか、自分の型に徹すると高い能力を示し、逆に人気を背負って中途半端に脚を溜めると勝ちきれない。勝率や連対率が高いのは、福島・札幌・函館の芝で、小回りの方が届く差し馬も多い。ハイペースに強い反面、緩急があると勝負どころの反応が鈍かったり、馬群の外しか回れなかったり、展開に左右されるため安定感はないが、このツボの狭さが大穴の多さを生んでいる。また叩き良化型で、休み明けは不振。詰まったレース間隔で調子を上げる。
No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号bは、鮮度と勢いが好走に重要なポイント。重賞初挑戦など鮮度の高い時は好走率高し。決め手には欠けるが自在性があり、格上げ戦に強い。
▲スターズオンアース・・・ドゥラメンテ×Smart Strike=キングマンボ×ミスプロ 〔16-c〕
前走ヴィクトリアM3着(=東京芝1600m:0.1秒差)。東京芝コースは(2-1-2-0)、芝2400m戦は(1-0-0-0)。22年桜花賞1着、22年オークス1着の2冠牝馬。23年は大阪杯2着、ヴィクトリアM3着と衰えは感じられず、天皇賞秋も出走していれば好走必至だったと思われ(レコード決着に強いキングマンボ系なので)、今回好走の可能性は高いと考えて評価する。
ドゥラメンテ産駒はキングマンボ系で、芝1800mの人気馬は安定している一方、芝1200mの勝ち鞍は少なく、短距離向きの速さと俊敏さはいまいち。ゆったりした流れで折り合い、末脚を使う競馬に向く。道悪での勝利も多く、いろいろな条件に融通が利く万能性がある。母父Smart Strikeはミスプロ系で、ミスプロ系の中ではファピアノ系と並び底力があり、大レースに強い。中距離を基本に、マイルのスピード、2000mを超えてのスタミナも備えている。
No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
△ドウデュース・・・ハーツクライ×Vindication=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔3-d〕
前走天皇賞秋7着(=東京芝2000m:1.4秒差)。東京芝コースは(2-0-0-1)、芝2400m戦は(1-0-0-2)。22年ダービー1着馬。前走天皇賞秋はレコード決着の超ハイペースのスタミナ勝負の結果から、今回距離延長とペースは前走よりも緩くなる(それでもやや速い流れになると思うが)と考えて反撃可能と考えて評価する。
ハーツクライ産駒はサンデーサイレンス系で、ハーツクライ自身はサンデーサイレンス×トニービン配合。母父トニービンの不器用さをやや受け継ぐタイプが多く、一瞬でエンジンがかかり加速できる器用さはないが、助走をつけて末脚が全開になりギアが入れば長く良い脚を繰り出す。馬群の外をのびのび走れるコース向き。サンデーサイレンス系としては、ダンスインザダーク産駒に近く、点火しづらい弱点を持ちつつ、嵌れば大仕事という“難儀なステイヤー血統”。ペースが締まるGⅠほど、大駆けが期待できる。また距離が延びて成績が良くなる馬も多く、本質は中距離~クラシックが能力を活かしやすい。牡馬は芝1800m~2600m、牝馬は芝1400m~2000mを中心に走る。後方一気型は展開に左右され、直線だけの勝負や、内しか伸びない馬場は不発多数。スローが苦手なわけではなく、前半じっくり追走して、助走付きのロングスパートが出来れば好走可能。長い直線+剛腕騎手はプラス条件になる。母父Vindicationはボールドルーラー系で、詳細は不明。Vindicationの母父Seattle Slewはボールドルーラー系で、ボールドルーラーの淡白な性格は影を潜め、変わって底力が出てきた。同時にスピードやキレ、タフさも伝えている。ダートにも強くなった。血統表のどこに入っても強い影響力を持っている。
No.〔3〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。直線の長いコースでの末脚勝負にも強く、東京や京都芝コースでの好走も多い。分枝記号dは、精神的にタフなタイプが多く、遠征や重馬場は苦にしない。また前走好走だと次走でも好走しやすい特性も持つ。 11/26 11:10
軍神マルス
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