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★傾向分析★
2019年 タイム 2’22”6 (良) 1FAve=11.88 3FAve=35.65
テン34.8-中盤71.9(前半35.0-後半36.9)-上がり35.9 『前傾・中弛み』
1着ロジャーバローズ・・・ディープインパクト×Liberettist=ディープインパクト×ダンチヒ 〔16-f〕 2-2
2着ダノンキングリー・・・ディープインパクト×Storm Cat=ディープインパクト×ストームバード 〔9〕 5-3
3着ヴェロックス・・・ジャスタウェイ×Monsun=サンデーサイレンス×スターリング 〔不明〕 7-8
2020年 タイム 2’24”1 (良) 1FAve=12.01 3FAve=36.03
テン36.8-中盤73.0(前半36.7-後半36.3)上がり34.3 『加速・中弛み』
1着コントレイル・・・ディープインパクト×Unbridled's Song=ディープインパクト×ミスプロ 〔1-s〕 5-4
2着サリオス・・・ハーツクライ×Lomitas=サンデーサイレンス×ニジンスキー 〔16-c〕 10-11
3着ヴェルトライゼンデ・・・ドリームジャーニー×Acatenango=サンデーサイレンス×ハンプトン 〔3-d〕 7-7
2021年 タイム 2’22”5 (良) 1FAve=11.88 3FAve=35.63
テン35.0-中盤73.9(前半37.7-後半35.9)上がり33.9 『加速・中弛み』
1着シャフリヤール・・・ディープインパクト×Essence of Dubai=サンデーサイレンス×エーピーインディ 〔2-s〕 11-9
2着エフフォーリア・・・エピファネイア×ハーツクライ=ロベルト×サンデーサイレンス 〔7-f〕 9-9
3着ステラヴェローチェ・・・バゴ×ディープインパクト=レッドゴッド×ディープインパクト 〔4-r〕 13-12
2022年 タイム 2’21”9 (良) 1FAve=11.83 3FAve=35.48
テン35.1-中盤71.6(前半35.5-後半36.1)-上がり35.2 『一貫・中弛み』
1着ドウデュース・・・ハーツクライ×Vindication=サンデーサイレンス×ボールドルーラー 〔3-d〕 14-14
2着イクイノックス・・・キタサンブラック×キングヘイロー=サンデーサイレンス×リファール 〔16-b〕 16-14
3着アスクビクターモア・・・ディープインパクト×Rainbow Quest=ディープインパクト×レッドゴッド 〔1-l〕 2-2
2023年 タイム 2’25”2 (良) 1FAve=12.10 3FAve=36.30
テン35.3-中盤74.6(前半37.5-後半37.1)-上がり35.3 『中弛み』
1着タスティエーラ・・・サトノクラウン×マンハッタンカフェ=ノーザンダンサー×サンデーサイレンス 〔9〕 4-4
2着ソールオリエンス・・・キタサンブラック×Motivator=サンデーサイレンス×サドラーズウェルズ 〔1-k〕 6-6
3着ハーツコンチェルト・・・ハーツクライ×Unbridled's Song=サンデーサイレンス×ミスプロ 〔1-o〕 6-6
先週のオークス同様に中盤が弛む『中弛み』が基本の流れ。比較的先行が強く差しも決まるが、差し馬は皐月賞で速い上がりで好走していた馬が多い。
血統の傾向は、サンデーサイレンス系の好走が多いが、その中でもスタミナ型サンデーサイレンス系が一番適性が向くと考える(=ネオユニヴァース、スペシャルウィーク、マンハッタンカフェ、ステイゴールド、ハーツクライ、ディープインパクトなどの好走から)。近年の特注はディープインパクト(=15年以降毎年最低1頭は3着内に好走)。
また母父サンデーサイレンスも好走が多い(=07年・08年・10年・11年・15年)。近走好走している勢いのある馬の時は要注意。
また欧州型スタミナ血統(=サドラーズウェルズ系、リファール系、グレイソヴリン系、ロベルト系など)も好走多し。
牝系の傾向は、No.〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔8〕〔23〕が好走馬多し。
No.〔1〕の牝系は、この時期の成長力と完成度でアドバンテージのある牝系。重賞好走歴がある馬なら能力は信頼してよいと考える。
No.〔2〕の牝系は、瞬発力勝負に強く広いコースの末脚勝負に向く。この時期の成長能力も優れた牝系。
No.〔3〕の牝系は、クラシック春シーズンに身が入る成長力を有し、直線の長いコースで能力を発揮する。
No.〔4〕の牝系は、スタミナ豊富で距離延長に向き、3歳春シーズンの成長力が豊富。
No.〔8〕の牝系は、オークスと相性良い馬が多く、スタミナ型の適性を有している。叩き良化型で、高速時計にも強い。
No.〔23〕の牝系は、スピードの持続性能に長けた牝系。『前傾』の流れが複合すると好走しやすい。
その中でも特注はNo.〔3-l〕。No.〔3〕の牝系は、ダービー馬でメイショウサムソンやウオッカやスペシャルウィークがいる牝系。分枝記号lはクラシックで好走が多く、クラシックでは要注意。
ステップの傾向は、
・皐月賞直行組が中心。皐月賞5着以内or敗退していても5番人気以内の馬なら反撃可能という感じで、その中で小回りコースでスピードの持続性能を問われる皐月賞で速い上がりを使った馬が、直線の長い東京コースで能力全開という感じで嵌ることが多い傾向。
・青葉賞組は1着馬がダービーでは2・3着になることが多く、同距離・同コースを使うことでのストレスのせいではないか?と考えます。対抗or連下候補が妥当。青葉賞2・3着馬は、前走にてすでに勝負付けが済んでいるような感じで、好走馬は少ない。
・京都新聞杯組も1着馬は青葉賞同様2・3着になることもあるが、好走馬は少ないステップ。ここでも2・3着馬はすでに勝負付けは済んでいるような感じです。
・NHKマイルC組はダービー馬もいるが、敗退もあり。ペースと距離適性によって好走可能と考えます。
★予想★
ダービーのポイントは、
①流れは『中弛み』が基本。先行・差しは不利な流れだが好走馬が多く、皐月賞を速い上りで好走した馬は要注目。
②スタミナ型サンデーサイレンス系が中心。ディープインパクト産駒は特注。
③欧州スタミナ型血統もポイント。
④No.〔1〕〔2〕〔3〕〔4〕〔8〕〔23〕の牝系は好走が多い。この時期の成長力に優れた、スタミナ型の牝系がポイント。
⑤前走トライアル好走ならば、分枝記号dの馬に要注意。クラシック特注の分枝記号lにも注目。
⑥皐月賞からのステップ馬は、5着以内or5番人気以内だった馬なら反撃・好走可能。ダービーでも連対圏内に据えられる。
⑦青葉賞・京都新聞杯からは、1着馬なら連対圏も狙えるが、どちらかというとダービーではやや2・3着になりやすい傾向あり。
⑧青葉賞を逃げて好走した馬は、ダービーで3着ならありうる。青葉賞・京都新聞杯好走馬(=0.2秒差以内)は掲示板内なら好走可能。
⑨皐月賞を1'58秒台の速いタイムで好走した馬は、ダービーでは苦戦しやすい(=求められる適性が異なる)。
⑩皐月賞2着馬は連下候補に最適。
⑪前々走重賞好走馬にも注意が必要。
◎シュガークン・・・ドゥラメンテ×サクラバクシンオー=キングマンボ×プリンスリーギフト 〔9-g〕
前走青葉賞1着(東京芝2400m)。東京芝コースは(1-0-0-0)。、芝2400m戦は(1-0-0-0)。
ドゥラメンテ産駒はキングマンボ系で、芝1800mの人気馬は安定している一方、芝1200mの勝ち鞍は少なく、短距離向きの速さと俊敏さはいまいち。ゆったりした流れで折り合い、末脚を使う競馬に向く。道悪での勝利も多く、いろいろな条件に融通が利く万能性がある。母父サクラバクシンオーはプリンスリーギフト系で、テンのダッシュ力に優れ、スピードという意味合いではピカイチの種牡馬。休み明けから好走可能で、使い詰めるとパフォーマンスが低下する鮮度重視の特性がある。持ち時計には限界があり、各馬の能力を示す指標にもなる。中4週~8週のローテーションが良く、それより短くても長くても成績が落ちる。レース間隔1~2ヶ月がホットスポット。
No.〔9〕の牝系は、早い時期から好走できるが本格化前までは詰め甘なところがある牝系。小回りコースは鬼門で、広いコース変わりはプラス要因。3歳秋以降は本格化が始まり、堅実に走るタイプとなるが、人気よりもやや人気が落ちて伏兵の立場のときの方が好走しやすい特性もある。分枝記号gは、パワータイプが多く雨も苦にしないが、不器用なタイプも多く厳しい流れで力を発揮する。
◯ジャスティンミラノ・・・キズナ×Exceed And Excel=ディープインパクト×ダンチヒ 〔13-c〕
前走皐月賞1着(=中山芝2000m)。東京芝コースは(2-0-0-0)。、芝2400m戦は初。
キズナ産駒はディープインパクト系で、牝馬は芝1600m、牡馬は芝2000mの勝ち鞍が多く、パワー型血統の兆候がでている産駒が多い。レース間隔は詰めた時に好走が多く、間隔を詰めてガラッと一変するのはキズナの母父ストームキャットの影響が出ているものと思われる。間隔をあけて好走する馬もいるので、産駒の変わり身を狙うなら「叩き2戦目」が買いになる。母父Exceed And Excelはダンチヒ系で、詳細は不明。Exceed And Excelの父Danehillはダンチヒ系で、優れたスピードに加え、中長距離でも勝負できるスタミナと底力を備えている。本格化すると連勝街道を走り、一気に登り詰める爆発力と勢いを持つ。ハイペースでもバテないスピード能力が売りで、マイラーは下手に溜めるよりも突っ走らせたほうが強い内容を見せ、高速決着にも強い。弱点は揉まれた時の脆さと、勢いが止まるとしぼんでしまうこと。不調期に入った馬は嫌う方が良い。
No.〔13〕の牝系は、クラスの壁をキャリアを積みながら超えていくタイプが多い牝系。叩き良化型でもある。分枝記号cは、開幕週・最終週や重馬場での持久力勝負に強い傾向。欧州的な瞬発力を秘めるがゴチャつく展開は苦手。
▲レガレイラ・・・スワーブリチャード×ハービンジャー=サンデーサイレンス×ダンチヒ 〔2-f〕
前走皐月賞6着(=中山芝2000m:0.5秒差)。東京芝コースは(0-0-1-0)、芝2400m戦は初。
スワーヴリチャード産駒はサンデーサイレンス系で、2歳の夏から走り勝ち馬が続出し、新馬戦2着〜4着馬の次走は高確率で走るので要注目。ハーツクライ産駒との違いは、軽快な先行馬 多さと操縦性の高さ。すっと好位を取って折り合い、ロスのないコース取りで伸びてくる。そのため安定感が高く、新馬戦で上位に来た馬はすぐ未勝利戦を勝ち上がる。前走の着順が良い馬を素直に買うべき血統。唯一、福島コースは不振だが、函館や札幌の好成績はむしろ小回り向きの馬も多くなりそうな気配を感じさせる。レース上手。ダートもハーツクライ産駒と同程度には走るだろう。母父ハービンジャーはダンチヒ系で、得意コースに特徴が出ていて、洋芝の札幌芝1800m、内回り急坂の中山芝2000mや阪神芝2000mと、欧州血統らしく切れ味勝負になりにくい舞台が並ぶ。上がり33〜34秒台の鋭い脚を使う馬も珍しくないため、凡庸な欧州ジリ脚血統とは違う様子。スローの新馬をあっさり勝ち上がった後、格上げ戦のペースアップや距離短縮に適応出来ず、不発に終わる馬も多数。1番人気では、芝1800m以上なら抜群に安定するが、1600m以下なら危ない。前半ゆっくりなら大丈夫、前半速いと危ないという言い方も可能。距離延長は歓迎で、多分ベストはスローの長距離。
No.〔2〕の牝系は、2歳戦から走れる仕上がりの早さとクラシックでも好走する成長能力を有した牝系。古馬での成長力も豊富。直線の長いコースでの末脚勝負に強い。分枝記号fは、休養明けは苦にしない反面、叩いて一変が少ないタイプ。前走好走だと調子は維持と考えて好走が期待できる。また不器用だが、決め手鋭く瞬発力勝負に強い特性がある。
△シンエンペラー・・・Siyouni×Galileo=ヌレイエフ×サドラーズウェルズ 〔16-h〕
前走皐月賞5着(=中山芝2000m:0.4秒差)。東京芝コースは(1-0-0-0)。、芝2400m戦は初。
Siyouni産駒はヌレイエフ系で、マイルから選手権距離まで幅広く活躍馬を送り出し、産駒はギニーで勝負になる仕上がりの早さと古馬になっての成長力を備える。ガリレオ系やドバウィが幅を利かす中で、仏共用種牡馬としてそれらに対抗できる存在。ヌレイエフ系なら日本の競馬にも対応出来そうだが、産駒はローカル短距離でお茶を濁している程度。すぐには飛びつかず、本格化を待ってから買いに出るのが正解だろう。母父Galileoはサドラーズウェルズ系で、欧州のギニー、ダービー、セントレジャー戦線では盤石の強さを誇り、毎年クラシックの有力馬を送り込んでいる。しかし日本になると重厚すぎて、逃げては差され、差しては届かずの歯がゆい競馬ばかり。ピリッとした脚を欠き、勝ち味に遅い。とはいっても同父系のオペラハウス産駒同様に、条件戦より重賞で狙ってこその血統。厳しい展開からの消耗戦や力の要る馬場だと出番がある。
No.〔16〕の牝系は、早い時期から走るのだが3歳春以降に成長を始め、距離が延びて本領発揮が多いステイヤー特性を持つ牝系。叩き良化型も多い。分枝記号hは、揉まれ弱く、基本的には広いコースがベストで、器用さには欠けるが、広いコースでの持久戦は得意。小回りコースの場合は外枠か先行策が必須。 05/26 12:48
軍神マルス
予想歴26年 回収率137% | 過去のレースからラップ・血統・ステップなどの傾向を考えて、好走しそうな馬を狙い撃つ!! 総拍手獲得数:3788 | |
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